*トワイライト・ゾーン*
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#412 [スピーディ]
「そうだわ。 風来ユ―タって呼んでたのよ ―あなたがハイハイしてたときからね。 なんでか知らないけど。」
ユ―タは椅子の背にもたれかかった。
何から話を切りだしたらいいのか…?
:11/04/07 13:40
:SH07B
:☆☆☆
#413 [スピーディ]
母が怪訝そうにこちらを見たのをきっかけに、彼は切りだした。
「ママ、もしぼくがしばらくいなくなったとしても、ママは大丈夫?」
:11/04/07 13:41
:SH07B
:☆☆☆
#414 [スピーディ]
「大丈夫って、どういう意味?
それに、しばらくいなくなるって、どういうことなの?」
「つまり、その ―ナオト叔父さんがうるさく言ってくるんじゃないかと思って」
:11/04/07 13:48
:SH07B
:☆☆☆
#415 [スピーディ]
「…そのことならなんとかできるわ」
硬ばった笑いをうかべた。
「当分の間は大丈夫よ。 いったいこれはなんの話なの、ユ―タ? あなたはどこにも行かないのよ」
:11/04/07 13:50
:SH07B
:☆☆☆
#416 [スピーディ]
「行かなければならないんだ」
と、ユ―タは言った。
「お願い、行かせて」
まるで小さい子が玩具をねだっているみたいな口調になった。
:11/04/07 13:51
:SH07B
:☆☆☆
#417 [スピーディ]
「行かなければならないんだよ」
ユ―タはまた言った。
母の顔には感情の動きがあったが、彼女はなにも言わなかった。
:11/04/07 13:52
:SH07B
:☆☆☆
#418 [スピーディ]
「しばらくの間は逢えなくなるよ」
ユ―タは言った。
「ぼくはママを助けたいんだ。 だから行くんだよ」
:11/04/07 13:53
:SH07B
:☆☆☆
#419 [スピーディ]
「わたしを助けたい?」
母の信じられないような表情の、たぶん7割ぐらいは本物だとユ―タは思った。
:11/04/07 13:54
:SH07B
:☆☆☆
#420 [スピーディ]
「ママの命を助けたいんだよ」
「それだけ?」
「ぼくにはできるんだ」
:11/04/07 13:55
:SH07B
:☆☆☆
#421 [スピーディ]
「ママがだめだといっても、ぼくはやるよ。
どうせ同じことだから、いいっていってよ」
「たいへんな掛け引き、なにしろこちらは、あなたがなんの話をしているのか、まるでわからないんだから」
:11/04/07 13:57
:SH07B
:☆☆☆
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