*トワイライト・ゾーン*
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#637 [スピーディ]
「おまえに息子がいたとは知らなかったよ、ファ―レン隊長」

オズモンドが言った。

⏰:11/04/16 12:50 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


#638 [スピーディ]
隊長に話しかけながらも、目はユ―タに向けたままだ。

(ルイスだぞ)

と、ユ―タは自分に言い聞かせた。

(ぼくはルイスだぞ、忘れるな―)

⏰:11/04/16 12:52 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


#639 [スピーディ]
「よせばよかったのですが」

と、隊長はユ―タを見ながら応じた。

「勿体なくも、宮殿に連れてきてやったのに、こいつめは犬みたいにこそこそ逃げ出しおって、遊んでおるところを―」

⏰:11/04/16 12:53 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


#640 [スピーディ]
「そうか、そうか」

オズモンドはよそよそしい笑みを浮べた。

(彼は信じてないんだ)

そう思うと、ユ―タはまたも理性を失いそうになった。

⏰:11/04/16 12:55 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


#641 [スピーディ]
(ただの一言も信じていないんだ!)

「男のガキは性悪なのだ。
みんな性悪だ。 自明のことだよ」

牛追い鞭の柄で軽くユ―タの手首をたたいた。

⏰:11/04/16 12:56 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


#642 [スピーディ]
ぎりぎりまで神経を張りつめていたユ―タは、思わず悲鳴をあげてしまって、すぐに、恥ずかしさで顔を熱くほてらせた。

オズモンドが忍び笑いをもらした。

⏰:11/04/16 12:58 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


#643 [スピーディ]
「性悪なのは、自明のことだ。

ガキはみんな悪い。

このおれもワルだった。おまえもワルだったんだろう、ファ―レン隊長、え? え? そうだろ?」

「そうです、オズモンドさま」

⏰:11/04/16 12:59 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


#644 [スピーディ]
オズモンドは華奢ともいえる体つきだったが、この男にホモの感じはない。

たとえ言葉遣いにそれらしいものがあったとしても、それがうわべだけのものだということは明らかだった。

⏰:11/04/16 13:02 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


#645 [スピーディ]
それより、はっきりと現れているのは、この男のはげしい敵意と…それと狂気だった。

「相当悪かったんだろう? どうしようもないワルだったんだろう?」

⏰:11/04/16 13:03 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


#646 [スピーディ]
「その通りです、オズモンドさま」

ファ―レン隊長がこわばった声音で答えた。

顔の傷痕が午後の光に映えて、ピンクというより赤に近い色に輝いている。

⏰:11/04/16 13:05 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


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