*トワイライト・ゾーン*
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#71 [スピーディー]
(じゃ、遊んでらっしゃい、か。
だれと遊ぶの? ママ、 どうしてここに来たの? なんでぼくたちはここにいるの?
ママは病気なの? なんでお爺ちゃんの話を避けたがるの?
ナオト叔父さんの狙いは何なの? いったい― )
:11/02/22 01:53
:SH07B
:☆☆☆
#72 [スピーディー]
疑問、疑問―わからないことばかり。
それに答えてくれる人がだれもいないのだから、どうしようもない。
:11/02/22 01:54
:SH07B
:☆☆☆
#73 [スピーディー]
(もしかして、トニ―が― )
いや、そんなことはバカげている。
知り合ったばかりの黒人の老人が、どうしてユ―タの疑問に答えてくれるというのか。
それでもユ―タは遊歩道を渡り、海岸のほうへ下りていきながら、トニ―のことを考えずにはいられなかった。
:11/02/22 01:57
:SH07B
:☆☆☆
#74 [スピーディー]
夕方、母と言っていたレストランで食事をとった。
料理がきて、ユ―タは貪るようにして食べた。
:11/02/22 02:04
:SH07B
:☆☆☆
#75 [スピーディー]
「こっちの学校は2週間前から始まってるんだよ」
と、食事の途中で、ユ―タは言った。
母が物問いたげな目でユ―タを見た。
彼女はすでにワイン二杯目を飲みおえ、ウェイターが3杯目を運んできたところだった。
:11/02/22 02:07
:SH07B
:☆☆☆
#76 [スピーディー]
ユ―タは肩をすくめた。
「ちょっと言ってみただけだよ」
「学校に行きたいの?」
「え? いやだよ、ここの学校はいやだ」
「それならよかったわ」
と、母は言う。
:11/02/22 02:09
:SH07B
:☆☆☆
#77 [スピーディー]
「あなたの出生証明とか持ってきてないのよ。それがなければ、学校にはいれてくれないのよ」
(坊主、どうして学校に行かないんだい?)
まるで現実に声が聞こえたような気がして、ユ―タは目をぱちくりさせた。
:11/02/22 02:12
:SH07B
:☆☆☆
#78 [スピーディー]
「どうかしたの?」
と、母が訊いた。
「べつに。ただ…遊園地の人が…管理人かなにかしてる黒人なんだけど、その人から、どうして学校へ行かないんだいって訊かれたから」
:11/02/22 02:14
:SH07B
:☆☆☆
#79 [スピーディー]
母は上体をのりだしてきた。その顔はもう笑っていなかった。
「その人になんて話したの?」
ユ―タはまた肩をすくめて、
「モノもらいで休んでるんだって言ったよ。」
:11/02/22 02:16
:SH07B
:☆☆☆
#80 [スピーディー]
母はいくぶんほっとしたらしい。
「知らない人と気安く口をきいちゃだめよ、ユ―タ」
「でも、その人は―」
「それがどんな人でもだめ。知らない人と話をするのはやめなさいね」
:11/02/22 02:19
:SH07B
:☆☆☆
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