裏の王子様
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#1 [恋]
「...だっだめ..憂夜」
その日、私は見てはいけないものを見てしまった。
制服のスカ-トをめくり後ろから入れているのが分かる。
「..んっ..あ」
綺麗に整った顔。サラサラな少し長めの髪の毛。
(憂夜先輩...??)
憂夜先輩、それは私の一年間片思いしてきた人。
:11/04/03 22:45
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#2 [恋]
「なんで..?」
今日私は先輩に思いを告げようと部室の近くで待っていた。
なかなか出て来ない先輩の様子を見に行った所、この状況に鉢合わせた。
「...もっと..激しくして」
:11/04/03 22:57
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#3 [恋]
相手はマネ-ジャ-の吉村先輩だ。
綺麗で有名で私とは大違い。憂夜先輩が好きになる理由も分かるが、心が痛かった。
方針状態のまま、動けずに行為を見続けてしまっていた。
憂夜「...」
一瞬目があい、私は静かにその場を去った。
:11/04/03 23:03
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#4 [恋]
恭子「彩、昨日先輩に思い告げれたの?」
彩美「昨日先輩帰っちゃってたみたいで、だめだった」
恭子「そっかあ..彩、応援してるからね!!」
昨日あのあと、私は泣きながら家に帰った。
さすがに好きな人のエッチしている所を見るのは堪えた。
昼休みの教室。
友人との会話に泣きそうになった。
:11/04/03 23:19
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#5 [恋]
恭子「彩、化粧直したいからトイレついて来てくれない?」
彩美「いいよ♪」
教室を出ると恭子が走って私を呼び出す。
彩美「ん..?どうしたの?」
そこには憂夜先輩がいた。
彩美「......」
:11/04/03 23:27
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#6 [恋]
憂夜「.....」
一瞬また目があい、私は静かに視線をそらした。
恭子「彩、行きなって!挨拶くらいしなよ」
背中を押され、私は先輩の前に押し出された。
彩美「.../////」
憂夜「何?」
冷たい眼差し。
相変わらず美形な顔立ち。
:11/04/03 23:34
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#7 [恋]
おどおどして言葉が出ない私に
先輩は見下した目で、笑った。
憂夜「放課後部室においで」
耳元で小さく囁くと
先輩は廊下を歩いていった。
恭子「彩、挨拶したー?」
彩美「う..うん」
:11/04/03 23:40
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#8 [恋]
放課後。
頭の中は昨日のことばかり。
彩美「...」
先輩はかっこよくて、王子様的存在で、モテモテで、綺麗な彼女がいて..。
そんな先輩と放課後会うなんて。
足は勝手に部室に向かう。
憂夜「...おせえょ」
:11/04/03 23:52
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#9 [恋]
腕を引っ張られ、部室に連れ込まれる。
彩美「せっ..先輩..!!」
憂夜「お前ってほんと馬鹿」
彩美「えっ..?」
憂夜「覗きが趣味なわけ?」
彩美「そんな訳..!!!っ」
部室の中は真っ暗。昨日ここで先輩は..
:11/04/03 23:58
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#10 [恋]
ピクッ
彩美「ゃっ..!」
憂夜「びたびた」
スカ-トの中に手が入る。
憂夜「昨日も濡れてたんじゃないの?」
彩美「ゃ...やだ」
憂夜「やらしい女」
:11/04/04 00:13
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:6/495ph.
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