裏の王子様
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#1 [恋]


「...だっだめ..憂夜」

その日、私は見てはいけないものを見てしまった。

制服のスカ-トをめくり後ろから入れているのが分かる。

「..んっ..あ」

綺麗に整った顔。サラサラな少し長めの髪の毛。
(憂夜先輩...??)

憂夜先輩、それは私の一年間片思いしてきた人。

⏰:11/04/03 22:45 📱:933SH 🆔:5fLb7SQo


#2 [恋]

「なんで..?」

今日私は先輩に思いを告げようと部室の近くで待っていた。

なかなか出て来ない先輩の様子を見に行った所、この状況に鉢合わせた。

「...もっと..激しくして」

⏰:11/04/03 22:57 📱:933SH 🆔:5fLb7SQo


#3 [恋]


相手はマネ-ジャ-の吉村先輩だ。
綺麗で有名で私とは大違い。憂夜先輩が好きになる理由も分かるが、心が痛かった。

方針状態のまま、動けずに行為を見続けてしまっていた。

憂夜「...」

一瞬目があい、私は静かにその場を去った。


⏰:11/04/03 23:03 📱:933SH 🆔:5fLb7SQo


#4 [恋]

恭子「彩、昨日先輩に思い告げれたの?」

彩美「昨日先輩帰っちゃってたみたいで、だめだった」

恭子「そっかあ..彩、応援してるからね!!」

昨日あのあと、私は泣きながら家に帰った。

さすがに好きな人のエッチしている所を見るのは堪えた。

昼休みの教室。
友人との会話に泣きそうになった。

⏰:11/04/03 23:19 📱:933SH 🆔:5fLb7SQo


#5 [恋]

恭子「彩、化粧直したいからトイレついて来てくれない?」

彩美「いいよ♪」

教室を出ると恭子が走って私を呼び出す。

彩美「ん..?どうしたの?」

そこには憂夜先輩がいた。

彩美「......」

⏰:11/04/03 23:27 📱:933SH 🆔:5fLb7SQo


#6 [恋]

憂夜「.....」

一瞬また目があい、私は静かに視線をそらした。



恭子「彩、行きなって!挨拶くらいしなよ」

背中を押され、私は先輩の前に押し出された。

彩美「.../////」

憂夜「何?」

冷たい眼差し。
相変わらず美形な顔立ち。

⏰:11/04/03 23:34 📱:933SH 🆔:5fLb7SQo


#7 [恋]

おどおどして言葉が出ない私に
先輩は見下した目で、笑った。



憂夜「放課後部室においで」

耳元で小さく囁くと
先輩は廊下を歩いていった。


恭子「彩、挨拶したー?」

彩美「う..うん」

⏰:11/04/03 23:40 📱:933SH 🆔:5fLb7SQo


#8 [恋]

放課後。
頭の中は昨日のことばかり。


彩美「...」

先輩はかっこよくて、王子様的存在で、モテモテで、綺麗な彼女がいて..。


そんな先輩と放課後会うなんて。

足は勝手に部室に向かう。


憂夜「...おせえょ」

⏰:11/04/03 23:52 📱:933SH 🆔:5fLb7SQo


#9 [恋]

腕を引っ張られ、部室に連れ込まれる。

彩美「せっ..先輩..!!」

憂夜「お前ってほんと馬鹿」

彩美「えっ..?」

憂夜「覗きが趣味なわけ?」

彩美「そんな訳..!!!っ」

部室の中は真っ暗。昨日ここで先輩は..

⏰:11/04/03 23:58 📱:933SH 🆔:5fLb7SQo


#10 [恋]

ピクッ

彩美「ゃっ..!」

憂夜「びたびた」

スカ-トの中に手が入る。

憂夜「昨日も濡れてたんじゃないの?」

彩美「ゃ...やだ」

憂夜「やらしい女」


⏰:11/04/04 00:13 📱:933SH 🆔:6/495ph.


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