漆黒の夜に君と。V[BL]
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#192 [ちか]
*
少し休憩( ´`〃) 。。
読んでくれてる方いるのかな( ´`;)


*

⏰:11/10/21 19:41 📱:Android 🆔:jLFXF6R2


#193 [☆☆☆]
読んでます
かなり面白いです

⏰:11/10/21 21:26 📱:F05C 🆔:ngvLqfP2


#194 [ちか]
>>193 ☆☆☆さま.

わー( ´`〃)
ありがとうございます!///
そう言ってもらえるとすっごくやる気が出ます( *´`* )がんばろっと!

⏰:11/10/22 12:11 📱:Android 🆔:FmyfOmCg


#195 [ちか]
>>191続き

― 陽平side.―




「触んな。」



それは自分でも驚くほど、

冷たくて突き刺さるような声だった。

⏰:11/10/22 12:24 📱:Android 🆔:FmyfOmCg


#196 [ちか]
衝動的に振り払った自分の腕がジンと痺れる。
どれほど強く握られていたのだろう。
一瞬のことに記憶はついていかず、代わりに痛みばかりが腕に残った。

チラリと横目で見ると、
優里は驚いたように自分の手を擦り俺を見上げている。

その顔は酷く怯えていて、
まるで俺が俺じゃなくなっていくみたいだった。

⏰:11/10/22 12:35 📱:Android 🆔:FmyfOmCg


#197 [ちか]
そんな優里を見てられずに目線を外した俺はその場を立ち去った。


ある程度離れた場所まで来て、振り返ってみる。
追いかけてくる気配はない。


「〜…っ、なんなんだよ…ッ」

力任せに壁を殴る。
拳に鈍い痛みが走るが、そんなことをしたところで胸の中で蠢く感情は消えない。

⏰:11/10/22 12:43 📱:Android 🆔:FmyfOmCg


#198 [ちか]
優里があの場所に入り浸っていることは、同僚からの噂で聞いていた。

大きな大学病院内とは言え、噂話なんて広まるのはあっという間。
同僚や仲間内の中で、俺への優里の特攻ぶりはすっかり有名になっていた。

─────────………
─────……

「先生、聞きました?優里くんのこと」

「え?いや…」

ふいに優里、という単語を聞かされてドクンと心臓が跳ねる。

あの日二人のキス現場を見てから苛立ちは募るばかりで、俺はその名前を執拗に避るようになったからだ。

できる限り会うことも避けたくて向こうの病棟も行く回数をめっきりと減らした。

なのに、

⏰:11/10/22 13:04 📱:Android 🆔:FmyfOmCg


#199 [ちか]
「最近、先生のところに来ないと思ったら、偶然装って会うために共同区画のスペース入り浸ってるみたいですよー」

どうしても、その名前を聞くタイミングは必ずあって、俺の苛立ちと動揺を浚(サラ)う。


同僚は面白半分といった調子でそんな話をしてくるが、俺にとってそれは良い迷惑でしかない。

しかし仕事の関係上、そんな噂に振り回されるわけにもいかず隣の病棟に行くことになったのだ。

⏰:11/10/22 13:10 📱:Android 🆔:FmyfOmCg


#200 [ちか]
そしたら案の定アイツに会って、
見れば見るほど苛立ちが抑えられなくなって。



結果、あんな態度をとってしまった。

「…気安く触ってきやがって」

壁を背に、俺は握られていた腕を思い出したように擦る。

頭の中では何度もあの日の二人の重なった影が浮かぶ。


散々俺を振り回しておきながら、どこぞの男とキスだのなんだの盛りやがって…

「ちょっとはヒトの気持ちも考えろよ。」


ため息のような台詞が口をついた。

⏰:11/10/22 13:16 📱:Android 🆔:FmyfOmCg


#201 [ちか]
って!!!!!

ヒトの気持ち?

んなもん、ねーよ!!
端からあるわけないだろうが!!!

「あー、俺はまた何を口走ってるんだ…」

思わず自分の混乱ぶりに頭を抱えた。


女でもあるまいし、こんなのただの嫉妬じゃねえか。
俺がそんな感情持つわけがない。

履き違えるな、神崎。
お前は研究を散々妨げられ遊ばれていたことに苛立ってるんだ。
そうだ、そうに違いないんだ。
だから、

「落ち着け、俺…」

言い聞かせるようにそう呟いて、すっかり疲れはてたようにズルズルと壁を伝い座り込んだ。

⏰:11/10/22 13:21 📱:Android 🆔:FmyfOmCg


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