漆黒の夜に君と。V[BL]
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#276 [ちか]
「あんたは俺に諦めてほしいんだろ?」

「ああ。」

何を今さら。
そんなことを思いながら頷くと、
優里は再び話を繋げた。

「じゃあ、俺とヤれよ。」

「は?」

こいつ、本物の馬鹿だ。
今までの何を見て、そんなことが言えるのか。

俺はため息をついて掴んでいた手を離した。

「話になんねえな。お前には無理だ、やめとけ。」

そう言って、ポケットの中からタバコの箱を出す。

⏰:11/10/28 01:02 📱:Android 🆔:k6d6Lilg


#277 [ちか]
すると、先程とは逆に今度はタバコを持っていた俺の手を優里が掴んだ。

「一回ヤってみれば、俺だってあんたのこと嫌いになれるかもしれないだろ?!」

「俺達は男同士だぞ。そんなことしなくても、結果は分かる。」

いい加減にしてくれ。
なんでそうなるんだ。

こいつは、いつも俺の読みとは違う方にばかり走っていく。
傷つく道にばかり。
かつての俺が進んだ道のように。

「そんなの、やってみなきゃ分かんねえじゃん!!!!!」

いい加減に、

「最後にするから…っ!!!!それで、諦めてやるから…!!!!!」

気づけよ。

⏰:11/10/28 01:10 📱:Android 🆔:k6d6Lilg


#278 [ちか]
ドサッ…

重なりあうようにソファに鈍い音が響いた。
二人分の重みがソファに沈んでいく。

タバコの箱が床に落ちる音がすると、それっきり研究室は静まり返った。



俺が自分の下に倒れこむ優里の両手首を掴み、自由を奪うと、
一瞬、時が止まったように俺たちの間を張り詰めた空気が流れる。



「なら、お望み通りにしてやる。」

そして俺は優里のシャツに手をかけた。

⏰:11/10/28 01:19 📱:Android 🆔:k6d6Lilg


#279 [ちか]
吐き捨てるようにそう呟いた俺は、優里の上半身から衣類を剥ぎ取った。

そのまま何度も首筋に吸いつく。
吸い付くたびに優里からは甘い吐息が漏れた。

散らばめた赤い痕を見つめ、時折撫でるとくすぐったいようで優里の身体はピクピクと反応する。

「あッ……ハァッ…///つ…ッう///」

優里の全神経を支配しているようだった。

ふいに膝を下半身に擦り付けると、思わぬ刺激だったのか無防備な声が部屋に響いた。

⏰:11/10/28 15:37 📱:Android 🆔:k6d6Lilg


#280 [ちか]
「若いねえ。」

「うっ…せ…ッんあっ///」

煽るような目で見下ろすと、甘い声とは対称に反抗的な目が苦しそうにこちらを睨む。

「ちゃっかり反応してるクセになにがうるさいんだか。」

呆れたように言い放って、俺はズボンの中に右手を忍ばせた。

すでに優里のソレにはトロトロと蜜がまとわりついている。

「ちょ…っ、や…んんッ///神崎、待っ…////」

裏筋を擦り、先端を引っ掻くと身体はさらに強く反応を示した。

限界は近そうだ。

⏰:11/10/28 15:47 📱:Android 🆔:k6d6Lilg


#281 [ちか]
優里の喘ぎ声に合わせて俺は右手を加速させる。

「や…ッ、ふ…んぁっ///神崎…っ、も…無理……っ」

優里は俺にしがみつくと背中に爪を立てた。
そして、身体を震わせて吐き出された白濁。


「ハァ…っ、ハァ…ッハァ///」

俺に絡みつく腕が、力が抜けたようにスルリとソファに垂れた。

俺はこれ見よがしに絡めとった白濁を優里の目の前でちらつかせる。

それと同時に、優里の火照った頬が一層紅潮するのが一瞬で見てとれた。

「これで満足か?」

投げやりにそう言い捨てると、一瞬微睡んでいた瞳に反抗的な色に染まり始める。

⏰:11/10/29 22:51 📱:Android 🆔:34CuKAt6


#282 [ちか]
「誰が…っ!!!!こっ、これくらいで調子…乗んなっ!!!///」

そう怒鳴って優里はソファの隣のテーブルから適当に紙束を掴みとり、俺に投げつけた。

避けようと思わず優里に覆い被さっていた体が後ろに反る。

目の前をいくつもの薄っぺらい紙が舞う。
視界が遮られ鬱陶しさ極まりない。


こいつに手加減は要らなそうだな。

そう確信するようにもう一度、離してしまったその両手首を一掴みして拘束する。


「調子乗ってんのはお前だ。」

「ひ……ぁっ」

言葉と共に下半身にまとわる衣類を脱がせると、俺は秘部に指をあてがった。

⏰:11/10/29 23:03 📱:Android 🆔:34CuKAt6


#283 [ちか]
そしてそのまま強引に指を一本、その中に沈ませていく。

「つッ……、や…ぁっ」

痛々しく、悲鳴にも近いソレが耳を掠めた。

その瞬間、頭の中で糸がピンと張るように沈めていた指の動きが止まった。


ああ、俺は何をしているんだろうか。
こんなことをして一体何になるんだろうか。

「ふ…ぅ、神崎ッ!!ちょっ…待って…!!」


苦しむ表情を見るうちに、
頭に上っていた血がだんだん冷静を取り戻していく。

「ひぁっ、い…ッ…つ…はぁ…はッ…ハァ」

そして、優里の目尻から涙が零れた時、その動きは完全に止まった。

⏰:11/10/29 23:13 📱:Android 🆔:34CuKAt6


#284 [ちか]
「…やめた。」


独り言に近いような声量で呟くと、スルリと指を抜き取った。

そしてそのまま立ち上がり、落としてしまっていたタバコの箱を拾い上げる。

ついでに先程剥ぎ取り適当に床に放った衣類を優里に投げた。


「着ろ。」

それだけ言って、箱からタバコを一本抜き出すとライターで火をつける。
くわえると白煙が目の前を霞めた。

⏰:11/10/29 23:19 📱:Android 🆔:34CuKAt6


#285 [ちか]
優里はなげられた服を羽織ると上半身を起こした。

「勝手にやめんなよ!!!!俺は…っ!!!」

「呼吸、乱れてる。」

肺に含んだ煙を吐き出し、目線少し下で上体を起こした優里に有無を言わさぬ口調で指をさす。


「そ、そりゃあんなことされれば誰だって呼吸くらい乱れるだろ?!」

「それに脈も不規則。」

突っかかる口調とは正反対の覚めきった声。

⏰:11/10/29 23:28 📱:Android 🆔:34CuKAt6


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