拝啓、中二の僕へ。
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#119 [だーいし]
『真也氏〜!今日は待ちに待った修学旅行だねぇ。』
教室に入るやいなや、真壁が肩を組ながら話してきた。
『あぁ。』
『憧れの美緒ちゃんと一緒になれるなんて…くぅ〜。』
『あの真壁、ま』
『おっはよーさーん!ちょっと真壁!うちの真ちゃんに馴れ馴れしく触らんといてくれる!』
2人を強引に引き離したのは美沙だ。
:12/06/12 18:28
:S003
:fpNBqx1o
#120 [だーいし]
美沙と真壁がやり取りをしている間に、真也は自分の席にリュックを置き席についた。
『多田木君…。』
ふと横を見る。
美緒だ。
『修学旅行…楽しもうね!』
『おっおう。。楽しもう、楽しもう!』
(こりゃ幸先いいぞ〜!)
:12/06/12 18:42
:S003
:fpNBqx1o
#121 [だーいし]
空港に向かうバスの中。
車内は盛り上がっていた。
真壁はもちろん真也の隣にいた。
『いや〜みんなテンション上がってるな〜!なぁ、真也。』
『まぁ修学旅行だしな。』
『お前は相変わらずクールだな。こんな日にもクールか。』
『うっせ。俺にも色々あんだよ。』
真也は流れる窓の景色を眺め始めた。
:12/06/12 22:35
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#122 [だーいし]
『出た出た!修学旅行なのに空気読まない行動第1位!窓の外を1人で見る!』
それでも真也は景色を眺めている。
『かっ!いいよ、いいさ!せっかくの美緒ちゃんとの修学旅行だぜ?いいのかよ。』
真也はパッと真壁の方を見た。
『うわっ!ビックリしたぁ。な、なんだよ。』
『お前さ、本当は…うわわわぁ!』
:12/06/12 22:41
:S003
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#123 [だーいし]
真也の前の座席がいきなり倒れてきた。
『よっ!』
『ったく美沙!いきなり座席のリクライニングMAXにしてんじゃねえよ!』
『えっ?アカンかった?』
『恐いからそのまま喋るな。』
『あっミサミサ!』
真壁は美沙に大きく手を振るが美沙は華麗にスルーした。
:12/06/12 22:46
:S003
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#124 [だーいし]
『ミサミサってばメッシ並みのスルー。』
『真壁に付き合ってる暇ないわ!』
ふと真也は横に目をやった。
(美緒ちゃんだ。)
美緒と目が合いお互いに会釈をした。
『君たちってそんな仲良かったんだ!』
まるで真也の気持ちを代弁するかのように真壁が言った。
『仲良しやで!ねぇー美緒ちゃん!』
『ねぇー、美沙ちゃん。』
:12/06/13 01:34
:S003
:M86m.2eQ
#125 [だーいし]
美緒と美沙が楽しそうに話している光景を見て、真也も次第に笑顔がこぼれた。
真壁はそれに気付き、同じく笑った。
そして、空港に到着。
一路「関西」へ。
『街並み全然変わってねぇな。』
『いや、知らねぇだろ。』
真也と真壁の八ツ橋を食べながらのやり取り。
『きか…金閣寺も変わってねぇ。』
『噛んでんじゃん。「きか」って言ってるし!てか変わらねぇもんだから。』
:12/06/14 07:19
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:9o5eH4yk
#126 [だーいし]
『今日はまた一段とツッコミが冴えるね〜真也氏〜。』
『何を言うかと思えば…』
2人は目の前にそびえる金閣寺を眺めていた。
『おい!真也!あれ見てみろ!』
真也は真壁が指差す方向を見る。
『あぁ隣のクラスの長塚と美濃部じゃん。あれっ?』
『手ぇ繋いでるぞ…アイツら付き合ってたんだ…』
『みたいだな。』
2人は金閣寺そっちのけで手を繋いでいる2人をしばらく見ていた。
:12/06/14 07:30
:S003
:9o5eH4yk
#127 [だーいし]
『いいなぁぁぁ!!!』
真壁がいきなり立ち上がり叫んだ。
『俺はいつまでお前と八ツ橋なんか食べてないといけねぇんだ。』
『うるせぇよ。』
『はーモテたいなー!ちと小便行ってくる。』
真壁は股間を押さえつつトイレに向かって。
(俺も…3日目にはそうなるのかな。)
思い出した手紙の一文。
【告白のチャンス@…修学旅行2日目の夕方】
:12/06/16 22:56
:S003
:1.mj.RU2
#128 [だーいし]
『では、手を合わせて下さい。いただきます。』
『いただきます!』
京都観光が終わり、みなホテルで夕食を食べていた。
『げっ!デザートに普通に八ツ橋出てる!買ってまで食ったのに!』
『ぶはは。真壁は日頃の行いが悪いんだよ。』
:12/06/16 23:03
:S003
:1.mj.RU2
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