・・セブンスター・・
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#500 [ケまっきーx]
「私っ・・汚い・・」
凛の心の状態は
限界に達していた。
要は凛の言葉に
何も言い返さずに
頭を軽く撫でて
病室を出た。
:06/12/26 20:38
:W42SA
:☆☆☆
#501 [ケまっきーx]
先生呼びに行くと
木下先生が
走って来てくれた
凛を手当てしながら
話を聞いている様で
外に話し声が漏れる
病室の前の壁に
寄りかかり
頭を抱えた。
:06/12/26 23:53
:W42SA
:☆☆☆
#502 [ケまっきーx]
20分ぐらい経って
木下先生が
要の肩に手を置いた
「貴方の傷の手当をしましょう?」
先生は・・・
いや、医者は
下手したら
自分の母親よりも
優しいんぢゃないか
そんな錯覚を
させるほど
先生は優しく微笑んだ
:06/12/27 00:06
:W42SA
:☆☆☆
#503 [ケまっきーx]
「凛ちゃんよりも、貴方のほうが深いわね」
ガーゼを当てながら
先生は呟く。
柔らかくて
小さなくて
確かに暖かな手。
「こんな怪我あなたは慣れてるかっ?」
少しふざけた様子で
先生は微笑んだ。
要は苦笑いで
首を傾げる。
:06/12/27 00:19
:W42SA
:☆☆☆
#504 [ケまっきーx]
「凛・・自分が汚いって言うんです・・。」
手当てが済んだ手の平を摩りながら言った。
「そう・・・」
先生の伏せた目を
見つめる。
「汚いか・・・。
前もね・そうゆう子がいたんだ。凛ちゃんみたいな子。」
「その子は今・・」
言い切ろうとした時
先生の顔が曇る様子が伺えた。
:06/12/27 00:48
:W42SA
:☆☆☆
#505 [ケまっきーx]
「その子の彼氏も限界だったみたいで・・別れちゃったのよ。そしたらもっと自分を責めるようになって。」
その子は
他の大きな病院に
移動してしたらしい。
「人によって感じ方が違うから・・分からない事だらけよね。前の患者に効いた言葉がほかの患者に効くかなんて分からないし・・」
先生の言葉を聞いて
頭痛が酷くなった。
:06/12/27 00:53
:W42SA
:☆☆☆
#506 [ケまっきーx]
家に戻ると
男ものの靴が
並んでいた。
親は小さい頃離婚して父親の顔は知らない
男はこの家族で俺1人
妹の部屋から重低音の音楽が漏れてくる。
今朝の彼氏かな。
靴を綺麗に並べて
部屋の扉を閉めた。
:06/12/27 00:59
:W42SA
:☆☆☆
#507 [ケまっきーx]
扉を閉めて
煙草に火を付けた瞬間
「要ッ!!帰った?」
はあッと溜め息をつき扉を開く。
「ちっす!!!」
そこには酒の瓶が入った袋を持った波が
立っていた。
「要遅いんだもん。波先輩来たから部屋で和んでたんだ!!」
要は妹の左手を掴む
:06/12/27 01:09
:W42SA
:☆☆☆
#508 [ケまっきーx]
「お前何だよこれ」
左手には煙草が
握られていた。
「何って・・煙草」
パシンッと軽い音が
辺りを包む。
:06/12/27 01:20
:W42SA
:☆☆☆
#509 [ケまっきーx]
「痛ッ!!何すんの?!」頬を押さえて睨む。
「おい・・」
波2人をなだめる。
「餓鬼が調子こいてそんなの吸ってんな。」
「要だって中学ん時から吸ってたぢゃんか」
:06/12/27 01:25
:W42SA
:☆☆☆
#510 [ケまっきーx]
「あ?男と女一緒にすんなよ。とにかく辞めろよ?」
「女は吸って無い方が可愛いし・・ね?」
波は妹の頭を
優しく撫でた。
「要・・何か変だよ」要の部屋の灰皿で
煙草の火を消す。
「全然寝てないみたいだし・・神経質。煙草吸ってる事なんて今日知った訳ぢゃないのに・・変だよ!!」
:06/12/27 01:36
:W42SA
:☆☆☆
#511 [ケまっきーx]
妹は要を睨むと
部屋に戻った。
勢いよく閉められた
扉の音が辺りに響く
「反抗期だなっ」
波は被っていた帽子を脱ぎ苦笑いを浮かべた
「餓鬼なんだよ。悪いなあんなのに付き合ってもらっちゃって。」
「全然!!妹ちゃんと恋バナしちったから!!」波はハニかむと
ビニール袋から
酒の瓶を取り出した
:06/12/27 01:44
:W42SA
:☆☆☆
#512 [ケまっきーx]
酒の瓶を要に手渡す
「いいや。今飲む気分ぢゃねえし・・」
要は溜め息を付いて
ベットに横たわる。
「マジか!!ぢゃあ独り飲みしよ〜・・・」
波は気まづそうに
酒の瓶を開く。
しばらく部屋には
音楽だけが静かに
流れていた。
「どした?」
沈黙を破ったのは
波だった。
:06/12/27 01:49
:W42SA
:☆☆☆
#513 [ケまっきーx]
「何かあっただろ。」
波は煙草に火を付ける
「クリスマスにさ・4人で飯食おうと思ったんだよ。したらお前電話繋がんなかったから。」
「病院いたから・・」
「小林悪いの?」
「ちょっと・・入院してんだよ・・・。」
波は驚いた様子で
ベットのほうに
身体を向けた。
:06/12/27 01:56
:W42SA
:☆☆☆
#514 [ゅぃ]
メリークリスマスでした

笑
いっぱい書いてあって嬉しいです



要と凛

はどぉなってくのか心配で

しかたないっす


まきさんのペースで頑張ってください


:06/12/27 13:01
:P902iS
:☆☆☆
#515 [ゅぃ]
とりまあげときます

:06/12/28 19:47
:P902iS
:☆☆☆
#516 [ケまっきーx]
ゆいさんエイ
ありがとうI
もう年末エ
忘年会の
シーズンです笑
今から書きますy~
:06/12/28 21:12
:W42SA
:☆☆☆
#517 [我輩は匿名である]
書くんぢゃなかったの?
:06/12/29 00:24
:P902i
:☆☆☆
#518 [なつ]
:06/12/29 02:36
:D902iS
:☆☆☆
#519 [ケまっきーx]
ごめんなさい恋Y
書きながら
寝てましたソソソ
匿名さン
ごめんなさいY
なつさンありがと
:06/12/29 02:44
:W42SA
:☆☆☆
#520 [ケまっきーx]
「入院ッ!!???」
要はベットから
身体を起こした。
「ちょっといろいろ・・・・な。」
要は苦笑いを浮かべ
わざと気まづい雰囲気をかもしだした。
「そうか・・・」
心優しい波は
それ以上は聞いて
こなかった。
:06/12/29 02:48
:W42SA
:☆☆☆
#521 [ケまっきーx]
「波・・・・」
波は首を傾げた。
「スミ・・入れたいンだよね。どっかない?」
波は腕を組んで
「う〜ん・・・?」
と唸った。
:06/12/29 02:55
:W42SA
:☆☆☆
#522 [ケまっきーx]
「多分駅とかにあった気がすんだよね〜」
波は茶色く染まった
短い髪の毛をいじる。
「マジで?」
「明日行ってみる?」波は床に寝転んで
要を見つめる。
:06/12/29 03:00
:W42SA
:☆☆☆
#523 [ケまっきーx]
「お前泊まる気?」
要は呆れて
煙草に火を付けた。
「めんどいンだよ〜」
波は手を合わせて
目をつむった。
「俺由美さんにまた焼きもちやかれる〜」
要はわざとらしく呟く
:06/12/29 03:03
:W42SA
:☆☆☆
#524 [ケまっきーx]
「何でよ?」
波は笑いながら聞く。
「要君の家には入り浸るのに私の家には泊まりに来ないのねッ」
要は女声で話す。
「ははッ!しょうがないよそれはッ・・」
波は思い出したように指輪を外して
机に置いた。
「だったらあんたの親を説得してって感じ」波は苦笑いを浮かべてベットから布団を
もぎとった。
:06/12/29 03:09
:W42SA
:☆☆☆
#525 [ケまっきーx]
要は舌うちをして
波を軽く蹴飛ばす。
「痛てぇ!!ぢゃあ妹ちゃんの所で寝るわ!」
「彼氏に殺されるよ」
波は唖然とした顔で
要を見つめる。
「そっか〜・・可愛いくなったしな!」
波はうんうんと頷く
「お前は親父かッ」
要は笑って波を叩いた
:06/12/29 03:14
:W42SA
:☆☆☆
#526 [ケまっきーx]
ごめんな波。
心配ありがとう。
まだ事情は話せない。
けど
今日お前が来てくれて良かったよ。
気持悪いけど・・
重荷が少しだけ
軽くなった気がする
でも何でかな?
眠れないんだ。
隣で子供みたいに眠る波を見つめて
深い溜め息をついた。
:06/12/29 03:18
:W42SA
:☆☆☆
#527 [我輩は匿名である]
:06/12/29 17:05
:D902iS
:☆☆☆
#528 [ケまっきーx]
匿名さンI
ありがとゔ~
今からまた少し
書きますy
:06/12/30 01:02
:W42SA
:☆☆☆
#529 [ケまっきーx]
昼ぐらいに波を起こし
バイクで駅に向かった
「小林良いのか?」
波はバイクの後ろで聞く
「今日は良いよ」
要は即答した。
会っても
どう接していいか
分かんないんだ。
:06/12/30 01:07
:W42SA
:☆☆☆
#530 [ケまっきーx]
適当な場所に
バイクを止めて
2人は
プラプラ歩いた。
世間は年末なだけに
あまり人はいなくて
スムーズに歩けた。
駅を少し抜けると
怪しげな一軒の
アパートで
波は足を止めた。
:06/12/30 01:10
:W42SA
:☆☆☆
#531 [ケまっきーx]
「確かここっ!!」
波は伸びをしながら
要を見た。
「ここか・・・」
要はアパートを
まじまじと見つめた
「先輩と来た気がするんだよね。」
「予約とか無くてここ平気なんだ!行くぞ」
波は要の背中を
ポンッと押して
先を歩いた。
:06/12/30 01:14
:W42SA
:☆☆☆
#532 [ケまっきーx]
アパートの
今にも壊れそうな
階段を上がる。
波がインターホンを
押すと
乱暴に扉が開いた。
「いらっしゃい」
ドスの聞いた声
スキンヘッドの
年齢は・・30ぐらい
いや、普通に怖い
要は内心
そんな事を思っていた
:06/12/30 01:17
:W42SA
:☆☆☆
#533 [ケまっきーx]
「スミ入れたいんです」
要が男に言った。
「一面か?
やめとけよ餓鬼が。」
「いや、ワンポイント」
要が苦笑いで言う。
「そうか!!ワリイワリイ。まあ、入れや。」
男はそう言うと
要と波に手招きをした
:06/12/30 01:20
:W42SA
:☆☆☆
#534 [ケまっきーx]
中は思ったより綺麗で広い部屋だった。
男は要の手を取る。
「手の甲なんて入れたら・つけない職が増えるぞ?いいんだな?」
ちらッと男の腕を見る
捲った袖から見えるのは二匹が交差した龍の尻尾の部分。
きっと肩まであるんだろう。
いや・一面??
「大丈夫です」
要は静かに頷いた
:06/12/30 01:24
:W42SA
:☆☆☆
#535 [ゅぃ]
忘年会かぁ…一年って早いっすね

笑
要もついにスミをいれるんだぁ

私もいれよっかな

笑 よし

要痛くても負けずにがんばだ



:06/12/30 12:41
:P902iS
:☆☆☆
#536 [ゅぃ]
あげ


:07/01/01 19:39
:P902iS
:☆☆☆
#537 [まぁこ]
:07/01/05 00:33
:D902i
:☆☆☆
#538 [ケまッきーx]
明けまして
おめでとう
ございますエx
今年もよろしく
お願いします
今年はこの話以外にも
書きたいと思いますケ
ゆいさンエx
いつもありがとy
:07/01/07 00:00
:W42SA
:☆☆☆
#539 [ケまッきーx]
まあこさン
はじめましてx
ありがとうy
今から書きますy
:07/01/07 00:01
:W42SA
:☆☆☆
#540 [ケまッきーx]
要の腕に
だんだんと蝶の形が
出来上がってきた。
要は痛みに顔を歪めた
波も顔をしかめて
目をそらしている。
:07/01/07 00:04
:W42SA
:☆☆☆
#541 [ケまッきーx]
凛と全く同じ
蝶々の刺青が
要の手に
出来上がった時には
辺りは暗くなッていた
「お疲れ。出来た」
要は愛しそうに
手を摩った。
:07/01/07 00:06
:W42SA
:☆☆☆
#542 [ケまッきーx]
「ありがとう
ございます!!!」
要は礼を言うと
男は笑って頷いた。
凛。
これを見せたら
自分の事汚いなんて
言わないか・・?
やっと
安心させる事が
できるかな・・?
:07/01/07 00:10
:W42SA
:☆☆☆
#543 [ケまッきーx]
バイクを走らせて
波の家で
バイクを止めた。
「ありがとな今日。」
「おう!俺も入れようかな〜・・・・」
波の大きな目が
空を仰いだ。
「今日お前ンち泊まっていいかな・・?」
要はうつ向きかげんに問い掛けた。
:07/01/07 00:15
:W42SA
:☆☆☆
#544 [ケまッきーx]
「何だよ。その彼氏に言うような台詞・・」
波は要の肩を叩く。
「バイク適当に
その辺止めといて。」
波は玄関へ
足を進めた。
:07/01/07 00:18
:W42SA
:☆☆☆
#545 [ケまッきーx]
波の家に泊まるのは
久しぶりだった。
波の家は
和風な感じで
波の家は代々
活け花の先生だった
玄関には毎回違う
綺麗な花がいけてある
部屋も全室和室で、
廊下を通ると
畳の独特な香りが
広がってくる。
:07/01/07 00:25
:W42SA
:☆☆☆
#546 [ケまッきーx]
部屋を開けると
たまに波の服からする
お香の匂い。
せっかくの和室なのに
カーペットをひいていて
ジャマイカの国境と
黒人のポスター
赤いシーツのベット。
「変わってないな」
要は少し笑って
呟いた。
:07/01/07 00:34
:W42SA
:☆☆☆
#547 [ケまッきーx]
波はベットに座る。
「お前から泊まるなんて久しぶりに聞いた」
要は返事をせず
壁に貼ってある写真に
手をかけた。
「懐かしいなこれ」
写真は卒業証書片手に
笑っている
波と友達の姿だった。
:07/01/07 00:39
:W42SA
:☆☆☆
#548 [ケまッきーx]
「中学の時だからね」
波は煙草を探した。
「この春休みに俺等
会ったんだっけ。」
要は懐かしそうに
微笑んだ。
「眉毛の細い坊主頭のお前が先輩の後ろから顔出してきてさ〜。」
:07/01/07 00:42
:W42SA
:☆☆☆
#549 [ケまッきーx]
「お前だって、眉無しのドキンパだった!!」
波は要の上着から
煙草を取り出す。
「最初俺、よく笑う奴だなッて思ってた。」
要は煙草を一箱
波に手渡す。
「お前の事は笑わねぇすかした奴って思ってましたー」
波は皮肉たっぷりに
言い返した。
:07/01/07 00:46
:W42SA
:☆☆☆
#550 [ケまッきーx]
無表情の要と
無邪気な笑顔の波
そんな2人の写真が
その上に飾ってある
「懐かしいな。」
横には波と彼女の写真
笑顔の波の頬に
彼女がキスをしている
要の表情が曇る。
:07/01/07 00:51
:W42SA
:☆☆☆
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