世界の崩壊・・・
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#301 [ひろ]
としき「……どうしよう……ヤス道わかんないのかよ?」


ヤス「わ、わかんねぇよ…」



パンッパパパパ…


どこかから銃声が聞こえる…

⏰:07/04/25 16:07 📱:PC 🆔:97Uc88IA


#302 [ひろ]
としき「…聞こえたか?」


ヤス「ああ、どこかでやってるな!」


としき「……行こう!ヨシキさんかもしれない!」


ヨシキさんなら、学校までの道のりを知っているかもしれない、


そんな期待から僕達は走り出した

⏰:07/04/25 16:09 📱:PC 🆔:97Uc88IA


#303 [ひろ]
…ドォン!!パンッパンパン


僕達が走り出してから10分くらいで、発砲音はどんどん大きくなる……


どうやらこの辺りで打ち合っているのだろう…


ヤス「……どうする?俺達も参加するか?」


としき「……とりあえず、ヨシキさんを探すのが先だ!」

⏰:07/04/25 16:13 📱:PC 🆔:97Uc88IA


#304 [ひろ]
走るのを辞めて、ゆっくりと敵に見つからない様に音を立てずに歩く……



「右だッ!右に3人左に………」


日本語だ!どうやら僕達の近くで戦っているのは味方のようだ

⏰:07/04/25 16:16 📱:PC 🆔:97Uc88IA


#305 [ひろ]
ヤス「…味方だ!どうするとしき?」


としき「……とりあえず、彼等と合流しよう!」


そう言って僕達は声の聞こえる方へと走り出した


すると


「動くなッ!!」

⏰:07/04/25 16:19 📱:PC 🆔:97Uc88IA


#306 [ひろ]
ガレキとガレキの隙間から銃口をこっちに向けた怒鳴られた…


としき「…日本人です!あなた達の味方です!ヨシキという人を探しています!」


「……す、すまん、味方だったか、ヨシキならあそこだ!」


そう言ったその人が指さした方を見ると

⏰:07/04/25 16:24 📱:PC 🆔:97Uc88IA


#307 [ひろ]
敵に向かって発砲しているヨシキさんの姿があった


としき「ありがとうございます!」


「ああ、あまりこの辺りをうろつかない方がいい!味方であっても間違って発砲してしまう事があるからな」


そう言い残して、その人は行ってしまった…

⏰:07/04/25 16:35 📱:PC 🆔:97Uc88IA


#308 [III]
>>200-250
>>251-300

⏰:07/04/26 00:27 📱:W51P 🆔:tkEdsl5I


#309 [III]
>>150-200

⏰:07/04/26 00:28 📱:W51P 🆔:tkEdsl5I


#310 [III]
>>50-100
>>100-150

⏰:07/04/26 00:29 📱:W51P 🆔:tkEdsl5I


#311 [III]
>>150-200

⏰:07/04/26 00:30 📱:W51P 🆔:tkEdsl5I


#312 [◆ILavUZNHMc]
あげます(・∀・)

⏰:07/04/29 00:57 📱:W51P 🆔:O9AZkW2w


#313 [ひろ]
すみません、しばらくの間書けませんでした…

アンカーや上げてくださった方ありがとうございます!

今から更新します!

⏰:07/05/01 22:42 📱:PC 🆔:VGgEBPtA


#314 [ひろ]
>>306 失敗してました…

ガレキとガレキの間から銃口をこっちに向けた日本兵に怒鳴られた


です

すみません

⏰:07/05/01 22:47 📱:PC 🆔:VGgEBPtA


#315 [ひろ]
僕達は、とりあえず、身をかがめながら戦っているヨシキさんの元へと足を運んだ


としき「ヨシキさん!!」



ヨシキ「……お前ら何でここへ来たッ!!」


僕の声で振り向いたヨシキさんは目を見開いて怒鳴った

⏰:07/05/01 22:51 📱:PC 🆔:VGgEBPtA


#316 [ひろ]
パンパパパパッ!


ドォンッ!!


「右に6人…左に8人……どんどん増えてきているぞッ!」


敵の状況を知らせる兵士が声を荒ただせて告げる…


ヨシキ「……クソッ!…マズイな」


報告を聞いたヨシキさんは顔を歪ませてそう言う

⏰:07/05/01 22:56 📱:PC 🆔:VGgEBPtA


#317 [ひろ]
としき「……僕達も手伝います!!」


僕はそういいながら、敵の居る方向へと銃口を向けた


ヨシキ「……無理はするなよ!!」


ドォン…パンパンパンッ!!

⏰:07/05/01 22:58 📱:PC 🆔:VGgEBPtA


#318 [ひろ]
「……ま、マズイ!!せ、戦車……」


ッッドォォォンッッッ!!!!


轟音と共に大爆発が起こった…





ああ……意識が…遠くなる…

⏰:07/05/01 23:03 📱:PC 🆔:VGgEBPtA


#319 [ひろ]
爆発に巻き込まれた僕とヤスは、吹き飛ばされた……







何もかもを滅茶苦茶に破壊された……


ヨシキ「しっかりしろ……ま……し……めだ…」

うすれゆく意識の中で最後に目にしたのは必死に叫ぶヨシキさんの姿だった……

⏰:07/05/01 23:08 📱:PC 🆔:VGgEBPtA


#320 [ひろ]
「……とし君…と〜し君!!」


としき「………ミキ?」


そこに居たのは、確かにミキだった…


ミキ「……えへッ…来ちゃった!」


としき「な、何いってんだよ…来ちゃったって?……あれ?ここどこ?ヤスは?」


状況が把握できていない僕にミキは淋しそうに言った…

⏰:07/05/01 23:14 📱:PC 🆔:VGgEBPtA


#321 [ひろ]
ミキ「…とし君は……とし君は、まだこっちに来てはいけないの!ここに来てはいけない人なの!」


としき「な、なにがだよ!俺…ミキの傍に居ちゃいけないのか?」



ミキ「……そう……だよ…」


俯きながら呟いたミキの頬には、涙が伝っていた…

⏰:07/05/01 23:21 📱:PC 🆔:VGgEBPtA


#322 [ひろ]
としき「……何がなんだかわかんないよ…」


精神崩壊しそうになるのを必死でこらえる


ミキ「……とし君!!守ってあげて!あなたの助けを必要としている人は沢山いるでしょ!」

俯いていた顔をあげてそう言うミキの顔はヒマワリのような笑顔だった…

⏰:07/05/01 23:25 📱:PC 🆔:VGgEBPtA


#323 [ひろ]
…懐かしい…ミキのこの笑顔も…とし君って呼ばれるのも…


としき「……ミキ……」


寂しくないか?…その言葉が出せなかった…


ミキ「大丈夫!ミキは寂しくなんかないよ!」


としき「………」

⏰:07/05/01 23:31 📱:PC 🆔:VGgEBPtA


#324 [ひろ]
ミキ「……生きて……生き続けて……私は……私は…死んでしまったけど……あなたは生きて……あなたさえ…とし君さえ、生きていてくれれば…私は生まれ変わってでも、あなたに会いに行きます」



としき「………絶対に、会いに来いよな…」



ミキ「…えへッ…うん!きっと行くよ!…だからとし君、生きてね!あなたの助けを待っている人、あなたが助けたいと思う人、あなたを助けてくれる人、いろんな人の力を借りて生きてください」

⏰:07/05/01 23:43 📱:PC 🆔:VGgEBPtA


#325 [ひろ]
ミキ「……私は、あなたの幸せを…心から願っています…」





ミキの最後の言葉を聞き終えた瞬間、意識が戻った…

⏰:07/05/01 23:45 📱:PC 🆔:VGgEBPtA


#326 [ひろ]
今日はここまでにします。

感想よろしくお願いします。


bbs1.ryne.jp/r.php/novel/2118/

⏰:07/05/01 23:47 📱:PC 🆔:VGgEBPtA


#327 [ひろ]
ヨシキ「やっと目が覚めたか!」


目を覚ますと目の前には心配そうな顔をしているヨシキさんが居た


隣にはヤスが寝転んでいる……ヤスも気を失っているのだろう…


としき「……ここは?…どこですか?」

⏰:07/05/04 02:34 📱:PC 🆔:VI0vp0qo


#328 [ひろ]
僕は戦車から大砲が打ち込まれた瞬間からの記憶がなかった


ヨシキ「ここは、黒耀高校から5キロぼど離れた所だ、君達は黒耀高校に行きたかったんだろ?」


としき「…そうですかぁ!ここまで運んでくれたんですか?」


ヨシキ「…ッく………」


としき「……ヨシキさん?」

⏰:07/05/04 02:39 📱:PC 🆔:VI0vp0qo


#329 [ひろ]
よく見てみるとヨシキさんの表情は真っ青だった…


としき「…ヨシキさん、どうしたんです?……うッ!」


体を起こそうとしたが、頭がズキンズキンして起き上がれない…

どうやら意識を失う前、頭を強打したようだ…


しかしヨシキさんの顔色を見ると、そんな事は言ってられない…


それほどヨシキさんの顔色は悪かった…

⏰:07/05/04 02:44 📱:PC 🆔:VI0vp0qo


#330 [ひろ]
ヨシキ「……としきくん、そのままでいいから……今から俺の言う事をよく聞いてくれ!」


ヨシキさんの声はかすかに震えていた……明らかに苦しそうな声だった…


としき「……はい」


ヨシキ「…も、もうすぐこの町に大軍団が攻め寄せてくる……この町を乗っ取るために……」


としき「そ、そんな!!」

⏰:07/05/04 13:53 📱:PC 🆔:VI0vp0qo


#331 [ひろ]
ヨシキ「敵は、黒耀高校を……本部拠点とするみたいなんだ………き、君はどうする?」


としき「…どうするって…すぐに帰って皆にその事を知らせないと…」


ヨシキ「………ゲホッ…」


ヨシキさんは口から血を吐き出し、その場にうつ伏せに倒れこんだ…

⏰:07/05/04 13:59 📱:PC 🆔:VI0vp0qo


#332 [ひろ]
としき「ヨシキさん!!」


僕は頭の痛みをこらえて倒れているヨシキさんを抱え込んだ


すると


ヨシキさんのお腹の部分からおびただしい量の血液が流れ出していた…


としき「…そんな…ヨシキさん、しっかりしてください!!」

⏰:07/05/04 14:02 📱:PC 🆔:VI0vp0qo


#333 [ひろ]
ヨシキ「……はは…肝臓をやられちまってなぁ……どうも、そろそろヤバイみたいだ…」


としき「……そんな、あなたが居なくなったら…俺はどうすれば……」


もう誰も失いたくないという気持ちが、僕に自然と涙を流させていた…

⏰:07/05/04 14:05 📱:PC 🆔:VI0vp0qo


#334 [ひろ]
ヨシキ「……どうすればって…君はもうやるべき事は分かっているじゃないか……」


としき「でも……でも、俺はヨシキさんと一緒に生き残りたいんです!」


泣きながら必死に訴える僕の顔を見てヨシキさんはニコッと笑った


ヨシキ「はは……そろそろ、俺も娘のもとへ……家族のもとへ行かせてくれ……」

⏰:07/05/04 14:10 📱:PC 🆔:VI0vp0qo


#335 [ひろ]
そう言ったヨシキさんは、うっすらと涙を流していた


としき「……でも…」


ヨシキ「…娘の人生は短かった……だがその短い人生でも、精一杯の幸せを感じてくれていた……ありがとう…としき君!」



としき「……え?」



ヨシキ「まだ私のフルネームを言ってなかったね……俺の名前は…平山ヨシキ……ミキの父だ…」

⏰:07/05/04 14:17 📱:PC 🆔:VI0vp0qo


#336 [ひろ]
としき「……ミキの…ミキのお父さん…」


そういえば、あの火事が鎮火された後、発見された遺体は3人…ミキとミキの母、ミキの弟だけだった……



ヨシキ「……君の話はミキから、たくさん聞かされていてね……君の話をしている時のミキの顔はすごく嬉しそうで…」



としき「……こんな…こんな偶然って…」

⏰:07/05/04 14:23 📱:PC 🆔:VI0vp0qo


#337 [ひろ]
今日は一旦ここまでにしときます


感想よろしくです。


bbs1.ryne.jp/r.php/novel/2118/

⏰:07/05/04 14:28 📱:PC 🆔:VI0vp0qo


#338 [かなやは]
あげま

⏰:07/05/07 23:28 📱:W51P 🆔:pxmQZ9IY


#339 [ひろ]
読んでくれている皆さん、しばらく更新できなくてすみませんでした…パソコンが壊れてしまい……しばらく携帯から書かせて頂きます
今から更新します

⏰:07/05/11 01:35 📱:D902iS 🆔:qdX3a.Gc


#340 [ひろ]
ヨシキ「あの火事の時…必死でミキを助けようとしている君の姿を見て……俺は…」


そこまで言うとヨシキさんは溢れんばかりの涙を拭う事で必死だった


としき「…ヨシキさん…イヤですよ俺…もう、目の前で誰かが死ぬのを見るのはもう嫌です…」

⏰:07/05/11 01:44 📱:D902iS 🆔:qdX3a.Gc


#341 [ひろ]
ヨシキ「君は本当に優しい子だ…ゲホッ……」


口からおびただしい程の血を吐き出したヨシキさんの目は徐々に虚ろになっていく



としき「ヨシキさん!しっかり」



もはや僕の声も届いていないのかヨシキさんはボーっと空を一点に眺めている

⏰:07/05/11 01:52 📱:D902iS 🆔:qdX3a.Gc


#342 [ひろ]
ヨシキ「……ミキ…き、来てくれたのか!」


何かに取り付かれた様に突然ヨシキさんが空に向かって語りかける


としき「ヨシキさん?」


ヨシキ「……」


なにも言わずにこちらを振り向くヨシキさん

⏰:07/05/11 02:01 📱:D902iS 🆔:qdX3a.Gc


#343 [ひろ]
その顔は、暖かくて、懐かしくて……何ともいえない笑顔だった


ヨシキ「…としきくん、ミキが…ミキが迎えに来てくれたよ…やっと…やっと俺は家族の元に帰ることを許されたんだよ」


としき「ミキが…そこに居るんですか?」



ヨシキ「ああ…」

⏰:07/05/11 02:07 📱:D902iS 🆔:qdX3a.Gc


#344 [ひろ]
ヨシキ「としきくん…ありがとう…」



としき「……どうしてですか?」


俯いてそう言う僕からはポタポタと涙が滴り落ちる



ヨシキ「なにがだい?」


真っ青な顔のまま笑顔で聞き返すヨシキさん

⏰:07/05/11 02:16 📱:D902iS 🆔:qdX3a.Gc


#345 [ひろ]
としき「どうして…ミキといい…ヨシキさんといい…自分が死にそうなのに、笑顔でありがとうなんて言えるんですか?」


ミキもそうだった……メールで「ありがとう」と送ってきたんだ……



ヨシキ「………」

⏰:07/05/12 23:36 📱:D902iS 🆔:JZPZRfmw


#346 [ひろ]
ヨシキさんからの返事は…返って来なかった……


僕の腕の中でヨシキさんは…まるで眠っているかのように…気持ちよさそうに


静かに息絶えていった…

⏰:07/05/12 23:39 📱:D902iS 🆔:JZPZRfmw


#347 [ひろ]
としき「……ヨシキさん…もうこんな戦い…大切な人が死んでばっかの戦い……イヤです…」



ヨシキさんからの返事が返ってこないとわかっていても


僕は話しかける事を辞めなかった……

⏰:07/05/12 23:43 📱:D902iS 🆔:JZPZRfmw


#348 [ひろ]
「生きろ」



「生きるために戦え」



「大切な人を守るために戦え」




ヨシキさんの声だった…僕の頭の中に響いていてきたんだ…

⏰:07/05/12 23:46 📱:D902iS 🆔:JZPZRfmw


#349 [ひろ]
としき「ヨシキさん?ヨシキさんなんですか?」


僕は、頭の中に響いてきたその言葉に必死に応えた





しかし、それっきりヨシキさんの声が聞こえることはなかった……

⏰:07/05/14 17:11 📱:D902iS 🆔:1bY0aUsE


#350 [ひろ]
ユウヤ「大変な思いをしてきたんだな…としき」



ユウヤさんの言葉で僕はハッと我に返った

周りを見渡すと皆涙していた…


としき「…す、すみません…辛い話をしちゃって…」

⏰:07/05/14 17:14 📱:D902iS 🆔:1bY0aUsE


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