世界の崩壊・・・
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#200 [ひろ]
作戦会議も終わり、俺は、生徒達の様子を見に行った


すると



「……あの…さっきは、すごく失礼な事言っちゃって…ホントすみません…」

⏰:07/04/15 01:00 📱:PC 🆔:jcQ.JN/2


#201 [ひろ]
一人の生徒が謝ってきた!


ユウヤ「…あぁ…別に気にしなくていいんだよ、君達が一番不安な事はわかっているから」


すこしカッコつけてしまった……ホントは殴ってやりたかったが…

⏰:07/04/15 01:03 📱:PC 🆔:jcQ.JN/2


#202 [ひろ]
そう言って、僕は、教室内を見回してみた


見回していると、すごく、重たい空気をかまし出している子を見つけた


その子は、ものすごく、悲しそうな、寂しそうな目で窓からずっと外を眺めていた…

⏰:07/04/15 01:07 📱:PC 🆔:jcQ.JN/2


#203 [ひろ]
そういえばあの子ッ!!


ハッと思った俺は



ユウヤ「ねぇ君!!」


その子に話しかけてみた


「えッ?わ、私ですか?」


突然話しかけられて驚いたその子は、目をまん丸にして聞き返してきた

⏰:07/04/15 01:15 📱:PC 🆔:jcQ.JN/2


#204 [ひろ]
ユウヤ「そう君だよ!」


僕は指をさしてそう言った


「は、はい……なんですかぁ?」


ユウヤ「君、としきの知り合いかい?」


一度だけだが、俺はこの子ととしきが話をしている所を見かけたことがあった

⏰:07/04/15 01:18 📱:PC 🆔:jcQ.JN/2


#205 [ひろ]
「……としきって…瀬良先輩の事ですかぁ?」


そっけなく返事を返してくるこの子……なんだか可愛らしかった


ユウヤ「そうそう!瀬良と知り合いなの?」

⏰:07/04/15 01:20 📱:PC 🆔:jcQ.JN/2


#206 [ひろ]
「はいッ!瀬良先輩とは知り合いです!」


としきの話をした途端、この子が出していた重たい空気は無くなり、逆にパッと明るい空気に変わったのがわかった


ユウヤ「そっかそっか!としきとはどういった関係?」

⏰:07/04/15 01:23 📱:PC 🆔:jcQ.JN/2


#207 [ひろ]
「う〜ん…先輩とは〜……よくわかんないですけど、小学校の頃からの先輩です!」


ニコニコしながら、としきの話をしているこの子を見て僕は思った


ユウヤ「君さ、としきの事好きでしょ?」

⏰:07/04/15 01:26 📱:PC 🆔:jcQ.JN/2


#208 [ひろ]
「………」


僕がズバッと言うと、その子は突然、さっきのような重たい空気を出し始めた……


ユウヤ「…ご、ごめ……なんか、気に触る事言ったかな…」

⏰:07/04/15 01:29 📱:PC 🆔:jcQ.JN/2


#209 [ひろ]
「……いえ…全然大丈夫です……」


としきの話をしている時とは真逆に、俯いたまま、暗い声で返事をしてきた


ユウヤ「………としきと…何かあったのかい?」


「…いえ……」

⏰:07/04/15 01:34 📱:PC 🆔:jcQ.JN/2


#210 [ひろ]
きっと…俺には言えない何かを抱えているのだろう


ユウヤ「…そうですか、それでは…」


そういい残して俺はその子に背を向けて歩き出そうとした


「……あの!」

⏰:07/04/15 03:06 📱:PC 🆔:jcQ.JN/2


#211 [ひろ]
ユウヤ「……なに?」


「あの…名前…なんて言うんですか?」


ユウヤ「ああ!西山ユウヤ……としきはユウヤさんって呼んでるかな…君は?」


「あッ!すみません!私、山瀬ひろみっていいます!瀬良先輩は…山瀬さんって呼んできます……クスッ……先輩なのに…」

⏰:07/04/15 03:11 📱:PC 🆔:jcQ.JN/2


#212 [ひろ]
ユウヤ「そうですか!なら俺も山瀬さんって呼ばせてまらいますね」


山瀬「あはは、わかりました!なら私もユウヤさんって呼びます」


やっぱり、としきの話をすると、山瀬さんは笑顔を見せた!


わかりやすい子だ…

⏰:07/04/15 03:14 📱:PC 🆔:jcQ.JN/2


#213 [ひろ]
山瀬「ユウヤさん……あの…」


ユウヤ「ん?なに?」


突然真剣な顔つきになる山瀬さん


山瀬「やっぱり…さっきの話、聞いて貰えないですかね……」


ユウヤ「もちろんですよ!聞かせてください!?」

⏰:07/04/15 03:17 📱:PC 🆔:jcQ.JN/2


#214 [ひろ]
山瀬「ありがとうございます!瀬良先輩の周りの人は、いい人ばっかりです!」


ユウヤ「はは、そうかもね!それで……としきの事、好きなんでしょ?」


俺は、こういう話は大好きだった

⏰:07/04/15 03:19 📱:PC 🆔:jcQ.JN/2


#215 [ひろ]
山瀬「……私…どうしたらいいのかわからないんです…」


ユウヤ「…わからないって?」


山瀬「……私、小学4年生の時に初めて先輩に会ったんです…なんか…先輩って、不思議な雰囲気じゃないです?」

⏰:07/04/15 03:24 📱:PC 🆔:jcQ.JN/2


#216 [ひろ]
ユウヤ「んん〜……そうかなぁ?」


山瀬「そうですッ!」



ユウヤ「……そうだね」


山瀬「私、小学生の頃から先輩のその雰囲気が大好きだったんです…」

⏰:07/04/15 03:28 📱:PC 🆔:jcQ.JN/2


#217 [ひろ]
ユウヤ「……簡単に言えば、小学生の時から、としきが好きだったわけだ?」


山瀬「……あの頃…男の子を好きになった事なんてなかった私は、その気持ちに気がつけなかったんです…」


ユウヤ「………そっか」

⏰:07/04/15 03:33 📱:PC 🆔:jcQ.JN/2


#218 [ひろ]
山瀬「その気持ちは、先輩が中学を卒業して学校が離れ離れになるまでは、無くなりませんでした……だけど……私がバカだったんです……私が高校1年生になった時です……ある男の子から告白されたんです……私はその人に返事を待って貰いました…その次の日です…先輩から告白されたのは……」

⏰:07/04/15 03:40 📱:PC 🆔:jcQ.JN/2


#219 [ひろ]
ユウヤ「……としきの奴、山瀬さんに告白したんだ?」


山瀬「あッ!この話!瀬良先輩には内緒ですよ?」


ユウヤ「はは、了解です!」

⏰:07/04/15 03:43 📱:PC 🆔:jcQ.JN/2


#220 [ひろ]
山瀬「先輩から告白された時、私は凄く嬉しかった……飛び跳ねたいくらいに……でも…もう一人の男の子の事が頭から離れなかったんです……私には…先輩をとって、もう一人をとらない、なんて事できませんでした…」


ユウヤ「…って事は、としきを振ってもう一人の子と付き合ったわけ?」

⏰:07/04/15 03:48 📱:PC 🆔:jcQ.JN/2


#221 [ひろ]
山瀬「……いえ……両方とも断りました……」


ユウヤ「……としきの奴、振られたのか…」


山瀬「……私…本当はその時…先輩の事が好きでした……小学生の頃に抱いた気持ちのままでした……でも…先輩にOKの返事を出して、もう一人の子を振るなんて事できませんでした…」

⏰:07/04/15 03:59 📱:PC 🆔:jcQ.JN/2


#222 [ひろ]
今日はこの辺で終わります


感想とかあったらお願いします
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/2118/

⏰:07/04/15 04:01 📱:PC 🆔:jcQ.JN/2


#223 [みか]
>>1-100

>>101-200

>>201-300

⏰:07/04/15 13:16 📱:P902iS 🆔:☆☆☆


#224 [ひろ]
みかさん!ありがとうございます!!

⏰:07/04/16 00:36 📱:PC 🆔:b2mmgIDM


#225 [ひろ]
ユウヤ「……そんな…それじゃ山瀬さんは、としきの事好きなのに、振ったって事?」


山瀬「…はい…先輩は、私にとって、初恋の人ですから…」


その時僕は、山瀬という女の子は優しすぎると思った……優しすぎるがゆえに損をしていると…

⏰:07/04/16 00:40 📱:PC 🆔:b2mmgIDM


#226 [ひろ]
ユウヤ「……それで…俺たちがここの学校に防衛に来た時に、久々に再会したってわけか…」


山瀬「…そうです…ところが、この前先輩とお話をしたんです!私は先輩の懐かしい雰囲気を感じる事ができて嬉しかった……でも…」

⏰:07/04/16 00:43 📱:PC 🆔:b2mmgIDM


#227 [ひろ]
ユウヤ「……でも?」


山瀬「……先輩には、新しい彼女が出来ていて……この戦争で死んでしまったという話を聞きました……」


ユウヤ「……としき…」


アイツにそんな過去があったなんて、知らなかった

⏰:07/04/16 00:46 📱:PC 🆔:b2mmgIDM


#228 [ひろ]
山瀬「…私…この話を聞いたとき……先輩の事…好きになっちゃいけないと思ったんです……」


ユウヤ「……どうして?」


山瀬「だって……先輩が、死んでしまった彼女さんの事を思う気持ちを大切にしてもらいたいから…」


ユウヤ「……」

⏰:07/04/16 00:50 📱:PC 🆔:b2mmgIDM


#229 [ひろ]
ユウヤ「……でも、山瀬さんは、としきが好きなんですよね?」


山瀬「……はい…」


ユウヤ「それなら、山瀬さんは感情のままにした方がいいと思いますよ?」


山瀬「……でも…」


ユウヤ「君は自分の感情を押し殺して一回失敗してるじゃないですか!今度は、思うままにやってみたら?」


山瀬「………」

⏰:07/04/16 00:55 📱:PC 🆔:b2mmgIDM


#230 [ひろ]
俺の言葉に黙りこんでしまった山瀬さん……


ユウヤ「…君は、優しすぎなんだよ!少しは、自分のわがままを押し通してみたら?」


俺はそう言い残して山瀬さんの元を離れた


もっと相談にのってあげたかったが、今は他にやるべき事がある

⏰:07/04/16 01:00 📱:PC 🆔:b2mmgIDM


#231 [ひろ]
今日はこの辺にします。
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/2118/

⏰:07/04/16 01:02 📱:PC 🆔:b2mmgIDM


#232 [ひろ]
山瀬さんとの話を終え、俺は屋上へと向かった


屋上へと着くと、引きつづき見張りをしているゴダイとショウタがいた


ゴダイ「ユウヤさん!!どうしたんですか?」


ユウヤ「イヤ、ただ様子を身に来ただけだよ、何か変わった事は?」


ゴダイ「はは、なんだ、変わった事は特にないですね」


ゴダイがそう言ったその瞬間ッ!!

⏰:07/04/17 21:27 📱:PC 🆔:DBNQxcKk


#233 [ひろ]
ドーーーンッ!!


突然の爆発音と共に学校から5`くらい離れたところにある、ビルが崩れ落ちた!!


ユウヤ「な、なんだ!?……全員!戦闘態勢をとれ!」


俺は、何が起こっているのか分からなかったが、敵が来るかもしれないと思いとりあえず戦闘態勢をとった

⏰:07/04/17 21:40 📱:PC 🆔:DBNQxcKk


#234 [ひろ]
しかし、時間が経っても敵が来る気配はまったくなかった


ショウタ「……なんだったんですかね…あの爆発…」


ユウヤ「……わからない…」


ゴダイ「……もしかして…としきとヤス達じゃないっすよね?」


ユウヤ「……わからない」

⏰:07/04/17 21:44 📱:PC 🆔:DBNQxcKk


#235 [ひろ]
いったい町では何が起こっているのか…としきとヤスは無事なのか…不安は募るばかりだ……



幸いな事に爆発が起こってから3日間が経ったが敵からの攻撃はまったくなかった……

しかし、としき達は未だに帰ってこない…

⏰:07/04/17 21:54 📱:PC 🆔:DBNQxcKk


#236 [ひろ]
それから約4日目の深夜の事だ!!


ショウタ「……んん〜…今日も平和だぁ〜…」


あまりの退屈にショウタが伸びをしていると


ショウタ「……ん?……あれは…」

⏰:07/04/17 21:57 📱:PC 🆔:DBNQxcKk


#237 [ひろ]
ユウヤ「………よし!皆寝ているな!」


俺は生徒達がちゃんと睡眠をとっているか確認をしていた


すると


ピピ…ピピ…


「しょ、ショウタです!!応答願います!!」


慌てたショウタから無線が入った…

⏰:07/04/17 22:01 📱:PC 🆔:DBNQxcKk


#238 [ひろ]
ユウヤ「ユウヤだ!どうした?」


ショウタ「ユウヤさん!!……としきです!!としきがヤスを連れて帰ってきました!!」


ユウヤ「ッ!!ホントかッ!…わかった!それじゃ教室に皆を集めてくれ!!」

⏰:07/04/17 22:12 📱:PC 🆔:DBNQxcKk


#239 [ひろ]
俺はこの知らせを聞いたとき、嬉しくて飛び上がりそうになった


とりあえず、校門まで行って出迎えてやろうと思った!


すると


山瀬「…先輩…」

⏰:07/04/17 22:14 📱:PC 🆔:DBNQxcKk


#240 [ひろ]
後ろを振り向くと寝ていたはずの山瀬さんが立っていた、山瀬さんは、うっすらと涙を浮かべていた


ユウヤ「……一緒に行きますか?としきの所に!」


山瀬「…はい!」


パッと明るくなった、この子の顔は、戦場を照らす太陽のように明るく、愛おしかった

⏰:07/04/17 22:18 📱:PC 🆔:DBNQxcKk


#241 [ひろ]
俺は山瀬さんを連れて急いで校門へと走った


ユウヤ「寝てたんじゃないんですか?」


山瀬「先輩が居なくなってからは……一度も寝てないんです」


ユウヤ「えッ?いつも確認行ってましたよ?」


山瀬「いつもウソ寝でした!」

⏰:07/04/17 22:21 📱:PC 🆔:DBNQxcKk


#242 [ひろ]
そんな事を話しながら校門に着くと……


としきがヤスを抱えて必死にこっちへ歩いて来ていた!……一歩一歩に力強さが感じられなかった……


そして、俺と山瀬さんの目の前まで来て立ち止まった……

⏰:07/04/17 22:25 📱:PC 🆔:DBNQxcKk


#243 [ひろ]
としき「………」


ユウヤ「……としき…」


久々に見るとしきは酷かった……服はボロボロになっていて、わりとガッチリしていた体は痩せ細り、顔はゲッソリしていて傷だらけ……そして何より、目の輝きが…


前は、生きる希望をそのまま写し出しているかのように輝いていた目が……今はまったくといっていいほど、輝きを失っていた

⏰:07/04/17 22:37 📱:PC 🆔:DBNQxcKk


#244 [ひろ]
としき「……ユウヤさん……」


弱々しい声……完全に衰弱しているのがわかった…



ユウヤ「……久しぶりだな!」


としき「……ユウヤさん…ヤスを…」


としきはそう言って抱えていたヤスを下ろした、どうやらヤスは気を失っているようだ

⏰:07/04/17 22:41 📱:PC 🆔:DBNQxcKk


#245 [我輩は匿名である]
>>1-50
>>51-100
>>101-150
>>151-200
>>251-300
>>301-350

⏰:07/04/17 22:41 📱:W51S 🆔:Oh40mrGE


#246 [我輩は匿名である]
>>201-250

⏰:07/04/17 22:42 📱:W51S 🆔:Oh40mrGE


#247 [ひろ]
ヤスもまた、酷い状態だった……太ももには包帯を巻いていて、血が滲んでいた…銃弾を受けたのだろう…そして、としきと同様傷だらけであった…


山瀬「……先輩…」


俺がヤスを抱えると、山瀬さんは目に涙を溜めて、必死に泣くのこらえていた


としき「……山瀬さん…」

⏰:07/04/17 22:52 📱:PC 🆔:DBNQxcKk


#248 [ひろ]
匿名さんありがとうございます!!

⏰:07/04/17 22:52 📱:PC 🆔:DBNQxcKk


#249 [我輩は匿名である]
ぃぃえ
頑張ってください!!!!

⏰:07/04/17 23:00 📱:W51S 🆔:Oh40mrGE


#250 [ひろ]
山瀬「…おかえりなさい」


ポツリと言った山瀬さんのこの一言で、としきは大粒の涙を流しはしめた……


としき「……ただいま……帰って…きました…」


そう言いながら、としきは山瀬さんを抱きしめた

⏰:07/04/18 00:42 📱:PC 🆔:hh5U5wK6


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