世界の崩壊・・・
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#401 [ひろ]
ジュンヤ「……どうしてここへ来たんだよ……としき…」
校舎の出口付近には、ハンドガンを握ったジュンヤが立っていた
としき「ジュ…ジュンヤッ!何でこんなとこに居るんだよ!」
僕の質問に、ジュンヤはギロリとこっちを睨んだ
ジュンヤ「……うるせぇよ…」
:07/06/08 01:34
:PC
:j.hL2Nlo
#402 [ひろ]
僕には、ジュンヤのその言葉は聞こえなかった
としき「…えッ?ま、まあいいや、早く皆のところへ行こう!?」
ジュンヤ「……行かせないよ…」
ジュンヤは僕を睨んだまま、そう言って、握っているハンドガンを僕に向けた…
としき「ジュンヤ?」
:07/06/08 01:38
:PC
:j.hL2Nlo
#403 [ひろ]
僕は意味が分からなかった……
としき「…な…なにやってんだよ…お前…ふざけてる場合かよ…」
ジュンヤ「……としき……すまん…」
その時……ジュンヤは…涙を流しながらそう言った
:07/06/08 01:41
:PC
:j.hL2Nlo
#404 [ひろ]
パンッ!!
僕とジュンヤの居る校舎の出口付近では…一発の銃声音が鳴り響いた……
僕の腹部から……血がドクドクと流れ出す……
:07/06/08 01:44
:PC
:j.hL2Nlo
#405 [ひろ]
としき「うぅ……ジュ……ジュンヤ?なんで…」
体の外へと流れ出す血液と共に…体温が低下していくのがわかる…
ジュンヤ「……こうするしか…こうするしかなかった……」
ジュンヤはその場に泣き崩れている……
:07/06/08 01:48
:PC
:j.hL2Nlo
#406 [我輩は匿名である]
あげ
:07/06/11 23:27
:W51P
:QQmHTzeY
#407 [ひろ]
としき「…はぁ…はぁ…」
別に疲れているわけではないのに、呼吸がしにくい…
どこを撃たれたのか……
……わからない……
……く、苦しい…
:07/06/12 22:06
:PC
:zNoK66nQ
#408 [ひろ]
ジュンヤ「……としき……ごめん……こんな事になったのも……皆が今、必死になって戦っているのも……全部……」
としき「……ぜ…全部?」
ジュンヤ「…全部、俺のせいなんだ……」
としき「…どういう事だよ」
僕はジュンヤを睨んで言った
:07/06/12 22:12
:PC
:zNoK66nQ
#409 [ひろ]
ジュンヤ「…俺達が、この学校に着いた時、すぐに本部から、連絡が入ったろ?敵にこっちの行動がバレてるって…」
としき「……ああ…」
ジュンヤ「……敵に情報をバラしたのは……俺なんだ…」
涙を流しながらジュンヤは言った……
としき「そんな……な、なんで…」
:07/06/12 22:15
:PC
:zNoK66nQ
#410 [ひろ]
ヤス「お前らそんな所でなにやってんだぁ!!」
僕の質問をかき消すかのように、ヤスが怒鳴りながらこっちに走ってきた
ジュンヤ「!!ッ!く、来るなぁーー!!!」
ジュンヤは狂った様に叫びながら、ヤスに銃口を向けた
……パァァンッ!!!!
一発の銃声が鳴り響いた……
:07/06/12 22:19
:PC
:zNoK66nQ
#411 [ひろ]
その銃声は……僕の手に持っている拳銃から鳴り響いていた…
そして、その銃口から発射された弾丸は……
ジュンヤの背中から胸を貫いていった……
ジュンヤ「ぐぅぅ……」
ヤス「…ジュンヤ…お、おい……何やってるんだよ、としき」
:07/06/12 22:25
:PC
:zNoK66nQ
#412 [あIナみ]
:07/06/13 02:30
:N903i
:pAiePrQc
#413 [ひろ]
何が起こったのか分からないと言った表情でヤスが言う
ジュンヤ「…お、俺は、としきに撃たれても仕方がない人間なんだ……」
ヤス「……だから、どういうことなんだよ!!」
ヤスは、ジュンヤを抱えたまま怒鳴った
:07/06/13 22:42
:PC
:ARYA2.Hc
#414 [ひろ]
ジュンヤ「…としき…聞いてるか?」
としき「…ああ、聞いてる…」
校舎の外では、ユウヤさん達が激しく戦っているのが分かる……
でも、何故か僕達の居る、校舎の中は、静かだった……まるで、平和な世の中のように…
:07/06/13 22:46
:PC
:ARYA2.Hc
#415 [ひろ]
ジュンヤ「…としき、さっきも言った通り、敵に情報を流したのは俺だ……でも、こうするしかなかったんだよ……」
ここまで言って、ジュンヤは涙を流し始めた…
としき「…ジュンヤ…何があったんだよ…?」
:07/06/13 22:48
:PC
:ARYA2.Hc
#416 [ひろ]
ジュンヤ「……妹が……」
としき「…妹?」
ジュンヤは泣きながら話す
ジュンヤ「…妹が…さらわれたんだ……敵に……そ、それで俺…」
:07/06/13 22:50
:PC
:ARYA2.Hc
#417 [ひろ]
としき「……それで…妹を解放して欲しかったら、情報を教えろって言われたのか?」
ジュンヤ「……ああ…でも妹は…解放されなかった…」
ヤス「……そんな…」
ジュンヤ「…そして、今度は、リーダー格の人間を殺せと命令してきた…」
:07/06/13 22:55
:PC
:ARYA2.Hc
#418 [ひろ]
ポツリポツリとジュンヤから語られる真実……あまりにも残酷だった…
ジュンヤ「…殺せば…今度こそ妹を解放すると言われた……でも俺はどうすればいいのか……分からなかった…」
天井の一点を見つめながら話すジュンヤ
ジュンヤ「……今回のこの戦いで、俺はユウヤさんの隙を狙ってた……そこへ…としき…お前が来たんだ…」
:07/06/13 23:01
:PC
:ARYA2.Hc
#419 [ひろ]
ジュンヤ「どうすればいいのか分からなくなった俺は……友達である……親友である……お前を撃ってしまった…」
この言葉を聞いたヤスは驚いた顔で僕の方を見た……
ヤス「と…としき……撃たれたのか……?」
驚きで見開いたヤスの目は……悲しみで満ち溢れていた…
としき「……ああ…で、でも大丈夫!……あんまり痛くないから…」
:07/06/13 23:06
:PC
:ARYA2.Hc
#420 [ひろ]
ヤス「………どうしてだよ……」
僕のやせ我慢のウソを聞いていないかの様に、俯いたままヤスは言う…
ヤス「……俺達…友達だろ?……どうして撃ち合わなきゃ……傷つけ合わなきゃいけないんだよ……」
そう言ったヤスの目からは、大粒の涙が流れていた…
:07/06/13 23:10
:PC
:ARYA2.Hc
#421 [ひろ]
ジュンヤ「……ご、ごめんな……全部…俺が…俺が悪いんだ……ゲホッ!!」
そう言ったジュンヤは、口から大量の血を吐き出した…
ヤス「ジュンヤッ!!しっかりしろッ!!」
ジュンヤ「……だ…大丈夫…それより…としき!…こっちに来てくれないか?」
:07/06/16 01:00
:PC
:4hQz0mzY
#422 [ひろ]
ジュンヤにそう言われた僕は、撃たれた傷口を押さえながら、ジュンヤの下へといった
としき「ジュンヤ…ご、ごめんな…俺……」
間近見るジュンヤの顔は青白く…今にも、死んでしまいそうな顔だった…
ジュンヤ「はは…いいんだよ……先に撃ったのは俺だろ?」
:07/06/16 01:16
:PC
:4hQz0mzY
#423 [ひろ]
笑顔でそう言いつつも……ジュンヤの傷口からは、ドクドクと血が溢れ出し…止まる様子はまったくなかった…
ヤス「……ジュ、ジュンヤ……本当に大丈夫か?…早く手当てした方が…」
心配になったヤスが声をかける…
ジュンヤ「…いや……そ…それよりも……手当てよりも……お前達と…一緒に……居たいんだ……」
そのジュンヤの一言を聞いたとき……僕は…涙が突然…滝の様に溢れ出したんだ…
:07/06/16 01:31
:PC
:4hQz0mzY
#424 [ひろ]
としき「……ジュ…ンヤ……一緒に…居よう!……あの……あの頃みたいに……学校…サボっては、3人で一緒に居た……あの頃みたいに……ジュンヤァァ〜」
もう……ジュンヤは助からないだろう……死んでいった人間を何人も見てきた……だから…わかるんだ…
ジュンヤ「……としき?……ヤス?…」
としき、ヤス「…どうした?」
僕とヤスは、ジュンヤの手を握ったまま答えた
:07/06/16 01:38
:PC
:4hQz0mzY
#425 [ひろ]
ジュンヤの手から、徐々に体温が低下していくのがわかる……
ジュンヤ「……こ…これ……お守りだった……」
そう言って、ジュンヤは胸ポケットから、クシャクシャになった紙切れのようなものを出した
ジュンヤはゆっくりと、クシャクシャになったその紙切れを開く……
すると……
:07/06/16 01:43
:PC
:4hQz0mzY
#426 [ひろ]
その紙切れは……一枚の写真だった……
僕…ヤス…ジュンヤの3人が写った写真…
ジュンヤ「……寂しいとき……苦しい時…辛い時は……いつもこの写真を見てた……」
としき「……いやだ…ジュンヤ嫌だよ……死んだら嫌だよぉ〜…」
:07/06/16 01:47
:PC
:4hQz0mzY
#427 [ひろ]
ジュンヤ「……さぁ…お前ら…そろそろ行け……」
ヤス「ば…バカやろぉ!お前置いて行けるかよ!!」
としき「………」
ジュンヤ「…頼む……俺の分まで……戦ってきてくれ…」
としき「……でも…」
:07/06/16 01:51
:PC
:4hQz0mzY
#428 [ひろ]
ジュンヤ「……お願いだ……死ぬ姿まで……お前達に見せたくない……」
ジュンヤの放ったこの一言は…僕達の心に突き刺さった……
ヤス「……わかった……行こう…としき…」
涙をグッと拭ったヤスは僕の手を引いて立ち上がった
としき「……ジュンヤ…」
:07/06/16 01:55
:PC
:4hQz0mzY
#429 [ひろ]
ジュンヤ「……としき……ヤス…………生きろ……」
その言葉を聞いて、僕達は歩き出した……皆が戦っている所へと…
……校舎を出る瞬間…僕は後ろを振り返った
そこには………息絶えた…ジュンヤの亡骸だけが……静かに眠っていた……
:07/06/16 02:00
:PC
:4hQz0mzY
#430 [ひろ]
:07/06/16 02:02
:PC
:4hQz0mzY
#431 [ひろ]
外に出た僕達の目に飛び込んできた光景は……
まるで…映画の中の別世界のような光景だった……
ユウヤ「みんなッ!!頑張れッ!頑張れッ!!」
ユウヤさんが皆に必死で喝を入れる
早く行かないと!!
:07/06/16 17:57
:PC
:4hQz0mzY
#432 [ひろ]
僕とヤスはそう思い、急いでユウヤさんの下へ行った……
しかし……身体が思うように動かなかった……
……あれ?ち、力が入らない……
…ドサッ……
僕はその場に倒れこんだ……
ヤス「……としき?…おいどうしたんだよ…?」
:07/06/16 18:00
:PC
:4hQz0mzY
#433 [ひろ]
ヤスが僕の身体を揺すっているのが分かる……
でも……感覚がない……
ああ……そうだ…撃たれたんだ……
このまま皆の所に行っても……僕は足を引っ張るだけだ……
そう思った僕はヤスに言った……
:07/06/16 18:04
:PC
:4hQz0mzY
#434 [ひろ]
としき「や…ヤス…先に……行ってくれ…」
ヤス「な、何言ってんだ!もう目の前じゃないか!一緒に行くぞ!?」
僕の言葉に、不安な顔を見せてヤスが言う
としき「……お願いだ…さ…先に行ってくれ…」
:07/06/19 14:59
:PC
:1MvgChuM
#435 [ひろ]
自然と涙が溢れてくる……
ヤス「……わ、わかった…でも…すぐに戻ってきて…手当てしてやるからな!!」
ヤスも涙を流していた…
としき「……ああ……頼む…」
僕の言葉を聞いた途端、ヤスは走り出した…
:07/06/19 15:02
:PC
:1MvgChuM
#436 [ひろ]
ユウヤ「ヤスッッ!!何してたんだッ!右方に敵の団体が見える!お前はそこを狙って撃て!!」
パーーンッッ!!!ドドドドドドドッ!!
ユウヤ「ゴダイ!!何やってる!!休むなッ!」
ゴダイ「弾がないッ!!誰か弾をーーッ!!」
ショウタ「こっちもだ!!弾切れです!!」
:07/06/19 15:06
:PC
:1MvgChuM
#437 [ひろ]
ああ…
みんな……
必死に戦ってるなぁ……
最後まで……
みんなと一緒に戦いたかったなぁ……
:07/06/19 15:08
:PC
:1MvgChuM
#438 [ひろ]
ユウヤ「弾がないーー?ちくしょうッ!!どうすりゃいいんだよぉ!!!」
僕達…味方の弾はすべて無くなってしまったようだ……
その間も…敵は攻撃しながらジリジリと間をつめてくる……
つまり……絶対絶命……
:07/06/19 15:12
:PC
:1MvgChuM
#439 [ひろ]
ユウヤ「……もう……無理か…」
ユウヤさんが肩を落としてその場に膝をついているのが見える…
あ…諦めちゃダメだ…
心の中でそう思っていても…声が出ない……
敵の攻撃はより一層激しくなる…
その時だッ!!
:07/06/19 15:17
:PC
:1MvgChuM
#440 [ひろ]
ワァァァァァーーーーー!!!
突然敵の軍団の最後方の辺りが騒ぎ出した!!
ユウヤさん達も何が起こったのかと、身を乗り出して敵の方を見ている
すると……敵は慌てたように退却していく…
:07/06/19 15:21
:PC
:1MvgChuM
#441 [ひろ]
何が起こっている?
ユウヤ「な…何が起こってんだ??」
僕と同じ疑問をユウヤさんが口にする……
戸惑いを隠せないで居る僕達に向かって…一人の兵士がこちらに向かって歩いてくる…
ユウヤさんたちはその兵士に気がつくと、慌てて銃を向ける
:07/06/19 15:24
:PC
:1MvgChuM
#442 [ひろ]
しかし、銃を向けられたその兵士は、両手を上げて、
こちらには戦意はないと示している……
その兵士の顔を見ると……
その兵士は……アメリカ人だった…
そしてその兵士の後に続いて、数え切れないくらいのアメリカ人が歩いてくる…
:07/06/19 15:28
:PC
:1MvgChuM
#443 [ひろ]
そのアメリカ人達は、何やら、ユウヤさん達に向かって話しかけている……
しかし、僕達の中に英語を理解できる人間は一人も居らず……
ただ…ぼーぜんと…何が起こったのか、理解できないで居た…
すると……
たくさんのアメリカ人の中から……
:07/06/20 21:08
:PC
:BPRWGmJk
#444 [ひろ]
一人の日本人が出てきた……
その日本人は言った……
「始めまして、私は日本代表陸軍総司令官 瀬良ひさお と申します…」
瀬良…ひさお
その場にいた皆が目をまん丸にしていた…
:07/06/20 21:12
:PC
:BPRWGmJk
#445 [ひろ]
ユウヤ「……せ…瀬良…って…」
辺りの沈黙を破ったのはユウヤさんだった…
瀬良「……君が今思っている通り…ここの部隊には私の息子がいる……私の息子はどこに?」
瀬良の質問に反応したヤスは、僕の方に顔を向ける…
瀬良「……と…としき…」
:07/06/20 21:18
:PC
:BPRWGmJk
#446 [ひろ]
腹部に銃弾をあびて、ぐったりとしている僕を見るなり、瀬良は、何かに取り付かれたように僕の方に向かってくる…
僕の前まで来て瀬良は言う……
瀬良「…と、としき…父さんだ…ぞ…」
…父さんだ……この声は……間違いなく…父さんだ……
だけど父さんの声は……なんだか…震えていて……泣いているようだった…
:07/06/20 21:24
:PC
:BPRWGmJk
#447 [ひろ]
としき「……とお……さん…?」
もはや…僕は……声を出すのも精一杯だった…
瀬良「ああ!…としき……良く頑張ったなぁ!!ホントに良く頑張った……」
としき「……とぉ…さん……どこ…に…居る…の…?」
そう言って、手探りで父を探す僕の姿を見て父は目を見開いた…
:07/06/20 21:29
:PC
:BPRWGmJk
#448 [ひろ]
そう……
僕にはもう……
何も見えないんだ……
言葉を喋るのが精一杯で……
目を開けていても……真っ暗なんだ…
:07/06/20 21:31
:PC
:BPRWGmJk
#449 [ひろ]
瀬良「……父さんは…父さんはここ…だぞ……ちゃんと…としきの傍に居るぞ……」
そう言って僕の手を握る父さん……
父さんの手は震えていた……
でも……暖かかった……
本当に本当に暖かかった…
:07/06/20 21:35
:PC
:BPRWGmJk
#450 [ひろ]
としき「……とぉ…さん……?」
僕は……最後の力を振り絞って……喋る…
瀬良「どうした……?」
としき「これ…から……さき…は……みんなの……事…………………守ってね…?」
:07/06/20 21:39
:PC
:BPRWGmJk
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