砂糖が甘い理由
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#270 [花◆AV8KevAYKk]
学校から本町までは歩いてS分くらい。
優とたわいのない話をしながら歩いた。
花屋の前の服屋は,いつものように開いてるのか,閉まってるのかわからない。

俺らの町は小さいしド田舎。コンビニだって,町の端と端に@軒づつと,紗弥が働いてる@軒で合計B軒だし。。。
若者向けの服屋なんかここを合わせてA軒しかない。
いつも大体 町を出て都会へ行くけど,今日は紗弥のために臨時。

でもこの店,俺的にジャストな趣味なんだよな。
夏はだいたい洋服中心。雪が降る季節になると,スノーボードを売ってる。ストリートっぽいけど,どっかクールでカジュアル。
店内の雰囲気も定員サンも大好きなんだ。

⏰:06/08/16 21:48 📱:F700iS 🆔:m6U/cvr2


#271 [花◆AV8KevAYKk]
優と服を物色していると,裏側の棚に小さなサイズを見つけた。
【レディース始めました☆】
カラフルな手書きで棚に張り付けてある。

女ものも,カッコ可愛くて俺好み。強めなプリントやダメージ,でも袖にはさりげなくフリルがついてるTシャツ。

頭のはしっこに紗弥を思い浮かべる。

[何ニヤけてんの???
達也きもいよ]

優は引き気味で言葉を刺してくる。

[何でもね〜よ]

俺達はおどけながら,一緒に服を何着か選んでコーディネートしたのを店員のお兄サンに見せた。

⏰:06/08/16 21:52 📱:F700iS 🆔:m6U/cvr2


#272 [花◆AV8KevAYKk]
[おっ…A人ともいい感じじゃん。
俺,こうゆーの好きだよ]
と,店員のお兄サンは俺の合わせたTシャツとベルトを取った。
そしてそこに優が持ってきたキャップをのせた。

[これいいんじゃね???]
優も絶賛。

調子に乗った俺はB点全部買った。
これで日曜は完璧だ…って思ってさ


満足げに優と服屋を出て,近くのカフェに入って一息つくことにした。

⏰:06/08/16 21:59 📱:F700iS 🆔:m6U/cvr2


#273 [花◆AV8KevAYKk]
席につくとA人同時に,ウエートレスに向かって

[アイスミルクティー]

ウエートレスの女の子は笑いを堪えて,相槌で俺らの席をあとにした。

[な〜達也]

[あぁ〜?]

[城谷と日曜どこ行くんだよー!]

おッ…珍しく優が真面目に直球の質問してきたな。

[紗弥の弟がいる病院。
お前も知ってるだろ?アルバム貸してくれたとき言ってたじゃん]

そういえば返そうと思ってアルバムを今日鞄に入れてきた事を思い出した。

⏰:06/08/16 22:06 📱:F700iS 🆔:m6U/cvr2


#274 [花◆AV8KevAYKk]
[え!?城谷の弟入院してんの?
ん…ッてお前今城谷の事「紗弥」ッて呼んだな!]

さっきのウエートレスがミルクティーを運んできた。
優はそれを一気に半分飲んだ。

[紗弥も俺の事達也ッて呼ぶから…
それよりほら。アルバム持ってきたぜ]

俺はグラスに浮かぶ氷をもてあそびながら,アルバムを優に渡した。

⏰:06/08/16 22:11 📱:F700iS 🆔:m6U/cvr2


#275 [花◆AV8KevAYKk]
優はアルバムを鞄にしまいながら愚痴みたいに呟く。

[何だよ…仲良しじゃん]

[なんだよ優君,俺にやきもちか?]

優は笑って俺を叩いた。

[城谷ッて,やっぱり謎だな〜
弟ッて何歳?病状は?]

あんまり優が興味深く聞くので,俺は紗弥から聞いた,少しの情報を細かく優に教えた。

弟は裕也って名前でAで心臓が弱いこと。

紗弥のサボりは裕也君のためだということ…

⏰:06/08/16 22:16 📱:F700iS 🆔:m6U/cvr2


#276 [我輩は匿名である]
はいッ一番この小説が好きデス(* ´艸`)   頑張ってくださぃ

⏰:06/08/16 22:51 📱:N901iC 🆔:☆☆☆


#277 [あや]
あげ

⏰:06/08/17 19:24 📱:P901iS 🆔:OwAC.Jzc


#278 [あや]
あげ        主サンがんばって

⏰:06/08/17 21:43 📱:P901iS 🆔:OwAC.Jzc


#279 [花◆AV8KevAYKk]
匿名サン
ほんと-に ァリガト

あやサン
ぁげァリガトござぃます
夜中に更新するンで
もぅ少々
お待ちさぃ
スミマセン

⏰:06/08/17 21:47 📱:F700iS 🆔:vmJ21Yl6


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