遠い昔の不思議な話。
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#21 [()。]
第4章
━ 父 ━
タッタッタッ
あなたは病院の階段を急いでのぼる。
そしてある部屋の前で立ち止まる。
あなたは泣いている。
どうしても一歩が踏み出せない。
足も手も心臓も…
なにもかもが震えて止まらない。
:06/12/11 23:55 :N702iD :fGfb/dIk
#22 [()。]
中からわ自分の母らしき人の泣き声が聞こえる。
あなたはその声に気付く。
胸が熱くなり立ッているのもやッとだ。
するとあなたはある事を思い出す。
ある人からゆわれた言葉。
それを思い出すとあなたはそッとドアのノブに手を近付ける。
:06/12/12 00:00 :N702iD :d6Drvj8.
#23 [()。]
ガチャッ
キキー‥
「……………」
ドクンッ!
目の前には顔に白い布を被せられた父の姿。
その横には…泣きぢゃくッた姿の母。
「お母さん…?」
母はあなたに気付く。
:06/12/12 00:08 :N702iD :d6Drvj8.
#24 [(´・ω・){あッ・・・とポキ]
面白そう(^∀^)
:06/12/12 00:21 :W43T :oAjGfdcM
#25 [()。]
ありがとぅゴザイマス
めッちャ嬉しいです(´艸`)+゚
これからも宜しくお願いします*゚
:06/12/12 00:32 :N702iD :d6Drvj8.
#26 [()。]
「麻子…お父さんが……」
母の顔は目が本当に腫れていてずッと泣いていたのが分かる。
あなたはゆッくりと父に近づく。
白い布を取る。
まるで別人のように顔色が青白く、触ると氷のように冷たい。
あなたの頬にゆッくりと涙が落ちる。
:06/12/12 00:36 :N702iD :d6Drvj8.
#27 [あぁや]
あなたはゆう。
「お母さん…お父さん…何があッたの?」
母はゆう。
「それが…」
:06/12/14 23:51 :N702iD :1FSvjMy.
#28 [()。]
「何があったって…分からないの…お父さんの体はキレイなんだけど…中が…」
「…?…中って?意味が分からないんだけど…」
「中身が…体の中が丸焦げなんだよ…ッ」
:06/12/16 00:47 :N702iD :.hQS7pqc
#29 [()。]
第5章
━ 謎 ━
「……」
麻子は母のゆっている事があまり理解出来なかった。
「どうゆう事!?お父さん…丸焦げってお父さん焼かれた後なんてないじゃない!」
「落ち着きなさい麻子!母さんも初めは分からなかった。…お父さんを見て…キレイでしょう?でも…体の中…内蔵とか心臓が…焦げてるらしいの。」
母は涙を流しながら続けた。
「焼かれているならもっとおかしな形をしてなきゃならないのに何も変な所がないの…」
:06/12/16 00:56 :N702iD :.hQS7pqc
#30 [()。]
麻子はおそるおそる父のお腹を少し押さえるように触った。
「――…ッ!!」
なんだか体のが何もなく空気だけが入っているような感触。
麻子は体じゅうに寒気を感じた。
:06/12/24 10:36 :N702iD :6OY5kOKg
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