゚*。+-想いの行方-+。*゚
最新 最初 全
#673 [三ッ葉]
女子はきょとんとした表情をして、にやりと笑みを浮かべた――…
女子「言わないであげよっか???」
コツコツ……
私の前へ足音をたてながら近づいてきた
私は、さっきの質問に目をそらして首をたてにふった………
女子「………そっか………でも――――!!」
突然女子が私の絆創膏に手をかけた――…!!
梨『――いやッ…』
―――ビリッ―――
:07/01/31 08:19 :N902i :☆☆☆
#674 [我輩は匿名である]
:07/01/31 11:09 :SH901iS :☆☆☆
#675 [我輩は匿名である]
:07/01/31 11:11 :SH901iS :☆☆☆
#676 [三ッ葉]
:07/01/31 15:38 :N902i :☆☆☆
#677 [三ッ葉]
剥がれた絆創膏がヒラヒラと宙を舞って床に落ちる
梨『あ………』
私は、片手で噛み跡を隠そうとした
ガシッ
女子「隠そうとしたって無駄よ!!」
その腕は、頑丈に掴まれ身動きできなくなった…
「あれ…キスマーク……よ…ね??」
まわりにいた人が口を押さえながら言った
:07/01/31 15:47 :N902i :☆☆☆
#678 [三ッ葉]
梨『………』
私は、目をキツくつむった
こんな行為で周りから逃げられるわけじゃないのに――……
フッ
私の腕が突然自由になった
新「放せよ」
目を開けると新先輩が女子の腕を掴んでいた
新「梨緒……行くぞ」
グイッ……
:07/01/31 15:51 :N902i :☆☆☆
#679 [三ッ葉]
私は、周りの視線と声の飛び交う食堂から新先輩によって逃げ出した――…
━━━━━━…………
…………………
来たのは2-Aのクラス
新先輩と笙吾先輩のクラスだった――…
何の音もしない教室
誰もいないからだ……
私は、新先輩がだしてきた椅子に腰を降ろした……
:07/01/31 15:56 :N902i :☆☆☆
#680 [三ッ葉]
新「やっぱ笙吾だったんだな…………」
梨『分かってたんですね…………??』
新「このマークは……笙吾が無理矢理か??」
新先輩は膝に置いた手をグーにしていた
その手には力が入っていて、震えている
新先輩の目から怒りがみえていた
梨『ち……がいま…す』
:07/01/31 16:03 :N902i :☆☆☆
#681 [三ッ葉]
新「………まじかよ…」
梨『………』
"そうです"
の一言が言えなかった…
言ってしまったら
新先輩が笙吾先輩に何かしてしまいそうな気がしたから――――……
二人の仲が悪いところなんてみたくなかったから
新先輩は、辛そうな表情をしていた――…
ガタッ
梨『私……自分のクラスに行きますね……』
:07/01/31 16:06 :N902i :☆☆☆
#682 [三ッ葉]
新「………」
新(まじでキタ……
俺……勝ち目ねぇじゃん
…………
辛そうな新先輩を見ていられなくて
私は、教室から素早く立ち去った
いつのまにか
嫌な事から目をそらすことに慣れてしまっていた―――……………
――――誰よりも最低な人間だ……
:07/01/31 16:10 :N902i :☆☆☆
★コメント★
←次 | 前→
トピック
C-BoX E194.194