゚*。+-想いの行方-+。*゚
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#201 [三ッ葉]
笙『こんなの余裕で軽いっつ―のッ!!!
逆にもっと食わねーとだめだろッ!??』
梨『はぁ……;;』
私がこれ以上食べたらスーパーの豚肉として売られちゃうって;;;笑
それにしても――
笙吾先輩には自覚がないのかな……??
あなたの行動の所為で私の心臓がドキドキで
破裂しそうになってるのに………/////
天然ってある意味こわいッ!!///
:07/01/09 01:15 :N902i :☆☆☆
#202 [三ッ葉]
――――。
そんな事を考えていたら部屋についてしまっていた;;;
ベットの上に私の体が下ろされる
梨『あっ…ありがとうございましたッ///』
笙「どういたしまして♪
あんまり心配かけさすなよッ!?それじゃ………おやすみ、梨緒……。」
梨『おやすみなさい……笙吾先輩ッ////』
笙吾先輩は小さく笑みを浮かべて部屋から姿を消した―――
:07/01/09 01:27 :N902i :☆☆☆
#203 [三ッ葉]
ククッ―――
ん???
部屋に押し殺したような笑い声が響く……
龍「クッ……良かったな!!!お姫様だっこ☆笑」
龍也の笑い声だった;;
梨「―――ッ////」
バサッ
あまりにも恥ずかしくなり、私は頭まですっぽり布団をかぶった
:07/01/09 01:36 :N902i :☆☆☆
#204 [三ッ葉]
何だか今日は"波瀾万丈"の日だったけど
そのおかげで改めて実感した――…
【仲間】
の大切さを。
大きな力を。
皆がいてくれて本当に良かった――って本気で思った……。
私も皆を支える様な人になりたいな〜〜
:07/01/09 01:45 :N902i :☆☆☆
#205 [三ッ葉]
でも
心の隅っこでずっと何かが引っ掛かっていた――
"本当の笙吾先輩"
って…………何??
私は、笙吾先輩の事――何も分かっていないのかなぁ……
…………‥。
:07/01/09 01:54 :N902i :☆☆☆
#206 [三ッ葉]
次の日━━━━……‥
梨『あ〜暇だなぁ…;
もうお昼だしッ!!!』
そういって布団の上で背伸びをした……
まだ風邪が完全に治ったわけじゃないので
私は、授業は受けずに寮のベットで朝から寝ていた
学校に行かない事がこんなに暇だったなんて思ってもいなかった
もぅ大丈夫だと思うんだけどなぁ〜〜
行きたいなぁ………
:07/01/09 08:07 :N902i :☆☆☆
#207 [三ッ葉]
━━━━━━…
お腹がすいたので、おかゆを作って食べていた
〜♪
そんな時……私の携帯がピカッと光って音をだす――
……受信メール一件……
栞からだった―
――――――――――――大丈夫か
早く良くなってね
皆ょり
――――――――――――
読むとすぐに元気になった気がした……
:07/01/09 15:19 :N902i :☆☆☆
#208 [三ッ葉]
私は、返事をすぐに送った
――――――――――――ありがとう
だいぶ楽になったョ
皆様のおかげですッ
――――――――――――
〜♪
栞からメールが返ってくる
――――――――――――どういたしまして
そういえば
今日は私達が部活に行く日らしいよッ
行きたいと思うけど、ゆっくり休んでてねッ
六時ぐらいに終わるらしいからぁ〜
――――――――――――
今日が部活の日かぁ…;
:07/01/09 15:26 :N902i :☆☆☆
#209 [三ッ葉]
――――――――――――わかったあ……
昨日のお礼に何か作らせてもらうので
何も食べないで返ってきてね
――――――――――――と、メールを返す……
〜♪
数秒後にすぐ返ってきた
――――――――――――了解ッ
――――――――――――
の一言…………
:07/01/09 15:32 :N902i :☆☆☆
#210 [三ッ葉]
時間がたつのが遅く感じる
梨『はぁッ…;
初めての部活、行きたかったなぁ〜』
誰もいない部屋でため息をついた―――
私の入った部活は、入部者の人数が多すぎて、交替でやっている
なので、自分が仕事をする回数はそんなに多くはない…(らしい
良く考えると
初めての部活の日といっても…入部してから"二週間"もたってからだった……
:07/01/09 15:49 :N902i :☆☆☆
#211 [三ッ葉]
先輩の部活してる姿、近くで見たかったのにな…………////
二時間ぐらい寝ると、体の調子が良くなっていた
良かったッ!!
それから静かに
時間がたつまでいろんな事をした――
:07/01/09 15:54 :N902i :☆☆☆
#212 [三ッ葉]
━━━…━━━……‥
五時半になった――
キュッ――――
私は、茶色のゴムで栗色の長い髪を耳よりの下の所で横に一つにくぐった
梨『よしッ!!』
意気込んで台所に立って調理を開始した――
:07/01/09 16:34 :N902i :☆☆☆
#213 [三ッ葉]
ガチャッ―――
ドアの音が聞こえたのでふりかえる
梨『あっ!!!おかえりッ……部活おつかれ☆』
龍「おッ…おぅ!!
体調良くなったみてぇだなッ。………」
龍也は私の手にもっている物に目を移した
龍『……また、オムライスかよッ;;
つか、梨緒はオムライスしかつくれないの?笑』
龍也が嫌味っぽく言う
:07/01/09 17:43 :N902i :☆☆☆
#214 [三ッ葉]
梨『まぁッ失礼ねッ;;
それ以外にも作れますわよッ!!』
それに対して大人の口調で言い返してみる…
龍也が小さく笑った―
龍「冗談だって…ッ!笑
笙吾先輩に食べてほしいんだろッ??オムライス!!」
梨『////』
龍也は、私の考えている事をいつも見抜いてしまう
それとも、私が分かりやすいのかな;;
:07/01/09 17:48 :N902i :☆☆☆
#215 [三ッ葉]
梨『それはともかくッ……///昨日は、ありがとッ☆
これ、ちゃんと食べてよねッ!!』
といって私は、龍也の前にオムライスをつきだした
龍「分かりましたッ!笑」
といって、お皿を私の手から持っていった―…
━━━━━…‥
次に、栞と亜梨沙先輩の所にもっていった
二人とも喜んでくれた嬉しかった
:07/01/09 17:53 :N902i :☆☆☆
#216 [我輩は匿名である]
はまツた
:07/01/09 17:58 :SH702iD :☆☆☆
#217 [三ッ葉]
…………191号室…………
…笙吾先輩と新先輩の部屋だ
私は、腕にある袋をぶら下げて両手に
オムライスの入ったお皿をもってドアの前に立つ
梨『梨緒ですッ!!
お届け物があるんですけど――――』
ガチャ――
私が言いおわる前にドアが開いた……
新「はーい……ってオムライス??笑
とりあえずあがって」
梨『はい…失礼しまーす……』
パタンッ―――
:07/01/09 18:05 :N902i :☆☆☆
#218 [三ッ葉]
:07/01/09 18:10 :N902i :☆☆☆
#219 [三ッ葉]
――あれッ??
部屋に入ると笙吾先輩はいなかった……
新「あっ…笙吾は風呂入ってるから〜」
梨『そうなんですか…』
サ――ッ
耳を澄ますとシャワーの音が聞こえてきた…
私の頬がピンク色に染まる
新「変な妄想すんなよッ!やらし〜。笑」
梨『新先輩ッ;;
しっしてませんって……////』
:07/01/09 18:20 :N902i :☆☆☆
#220 [三ッ葉]
新「このオムライスもらっていいの〜??」
梨「はいッ!!
昨日のお礼ということで……」
パクッ――
新先輩がスプーンで一口食べる……
新「…上手いじゃんッ!!
さんきゅ〜☆
あいつ、オムライス好きだから絶対喜ぶと思うよ!!!」
梨『お口にあって良かったです!!
あの…笙吾先輩に前に借りたジャージ、返すの忘れてたんですけど……』
私は、腕にかけていた袋を新先輩にみせた
:07/01/09 18:30 :N902i :☆☆☆
#221 [我輩は匿名である]
:07/01/09 19:22 :N902iS :☆☆☆
#222 [三ッ葉]
:07/01/09 20:53 :N902i :☆☆☆
#223 [リオ☆]
読んでますょ〜ト
更新楽しみにしてます
:07/01/09 20:57 :W32T :☆☆☆
#224 [☆]
読ンでるよ!!
面白いですx
がんばれ★
:07/01/09 20:58 :W41CA :☆☆☆
#225 [まぃ]
読んでます
ブックマーク登録もしました
:07/01/09 21:09 :SO702i :☆☆☆
#226 [三ッ葉]
:07/01/09 22:30 :N902i :☆☆☆
#227 [三ッ葉]
新先輩は一つ勉強机の方を指差して
新「そこらへんに置いとけば??」
とだけ言ってオムライスを食べていく――
梨『分かりましたッ』
私は、指の差された方へと向かって歩いた……
そして、その勉強机の上にそっと手をあててみた
―――これが笙吾先輩が使ってる机かぁ
:07/01/09 23:19 :N902i :☆☆☆
#228 [三ッ葉]
少しばかりその机を拝見していた――
あっ………!
ある引き出しがちゃんとしまっていないのを見つけた
私は、それを直そうと思って手を伸ばした……
梨『!!!
これって―……』
引き出しの中に入っていたある物に目がいく
思わず手にとった
それは―――
:07/01/09 23:26 :N902i :☆☆☆
#229 [三ッ葉]
それとは
"中学校二年生の時に撮った私の写真"
だった―――…
これは、私が引っ越した家の隣の家の男の子――
"水城 潤"-ミズキ ジュン-
と一緒に中二の時に撮った写真で、笙吾先輩に送ったもの…………
懐かしいなぁ〜
とついつい昔の記憶に浸ってしまう
:07/01/09 23:43 :N902i :☆☆☆
#230 [ゅぅ]
:07/01/09 23:46 :N702iD :☆☆☆
#231 [三ッ葉]
:07/01/09 23:52 :N902i :☆☆☆
#232 [三ッ葉]
確かこの写真を撮ったときは――…
━━━━━……‥
中二のある日…
私は急に笙吾先輩に写真を送りたいと思ったんだっけ???
"私は元気だよ"
"友達もいてるよ"
って事を表したくて……
その日は休みの日だったから、一番近くて隣に住んでる仲の良い友達の
潤の家まで上がり込んじゃって………
写真をとってもらえる様に頼んで、私の家の前で撮ったんだ――…
記憶が鮮明に浮かび上がる
:07/01/10 00:14 :N902i :☆☆☆
#233 [あゅ]
ガンバレーーー
:07/01/10 00:15 :SH902i :☆☆☆
#234 [姫]
:07/01/10 00:21 :SH700i :☆☆☆
#235 [三ッ葉]
それで…………笙吾先輩に手紙を書いて
"私と潤が幸せそうに笑顔でピース☆"
をしている写真を添えて送ったんだ――
でも………
手紙と写真についての返事は来なかった………
それにそれからは、連絡をとる回数も減ったんだ――――
連絡とっても少し態度が冷たかったような気がしたし……
:07/01/10 00:25 :N902i :☆☆☆
#236 [三ッ葉]
それがすごく気になって、私は両親に頼んだんだ―――…‥
"高校は水菜月学園に行きたいッ"
って―――。
最初は反対されたけど、私は何回も負けずに頼んだら……ここは寮制だったのもあって、許してくれた
両親の元を離れて一人でここに戻ってきた時には――つまり今では、笙吾先輩は普通に椄してくれた
だから本当は、笙吾先輩が何を考えてるのか…………よく分からない――
:07/01/10 00:38 :N902i :☆☆☆
#237 [三ッ葉]
━━━━━━……‥
━━━━……‥
と、まぁそんな事があって、この写真をまだ笙吾先輩が持ってるとは思ってなかった……;;
ガララッ―
笙吾先輩がでてきた…
笙「あれッ??梨緒ちゃーんじゃ――…ッ!」
ふざけた様な口調で話てくる笙吾先輩の声が途中で止まった―――
:07/01/10 00:48 :N902i :☆☆☆
#238 [三ッ葉]
:07/01/10 00:58 :N902i :☆☆☆
#239 [三ッ葉]
そして私の方を見ている――――
いや、正確に言うと
笙吾先輩は私のもっていた"写真"を見ていた…
梨『………先輩?;;』
私の声と同時に笙吾先輩の目付きがキツクなった
そして私に向かって急いで近づいてくる――
先輩が恐いッ…
:07/01/10 01:09 :N902i :☆☆☆
#240 [三ッ葉]
笙「な…んで、その写真……お前が‥もってんだよ……ッ!!」
梨『……ッ!!』
私はびっくりして顔をうずくめて、写真を両手で胸の辺りでぎゅっと持った
バッ―――ッ
でも、笙吾先輩が私の手から力づくで写真を取り上げた
新「おいっ!笙吾ッ…!!」
私は、新先輩の大きな声に反応して顔をあげた―――――
:07/01/10 01:30 :N902i :☆☆☆
#241 [三ッ葉]
梨『――ッ!!!!』
私は、息をのんだ
ビリッ――
ビリビリッ―ビッ……
笙「こんなもんいらねーよ………」
先輩は写真をビリビリに破いて床に捨てた
梨『……ッ!!何してるんですか、先輩ッ……。
いくらなんでもひどいですよッ!!!!』
バタバタッ……バタンッ!!
私は、笙吾先輩を一睨みしてから部屋出た
:07/01/10 01:53 :N902i :☆☆☆
#242 [三ッ葉]
バフッ――
私は自分の部屋に帰ってきたなり、ベットに俯せになった
龍「…………どうかしたのか??」
梨『何でもないよ………』
グイッ―――
右腕を引っ張られて体を起こされる――…
梨「だから龍也ッ!!!何でも――――」
私は、声を張り上げた
すると
そこには新先輩がいた
新先輩が私の右腕を掴んでいたのだ――
:07/01/10 08:12 :N902i :☆☆☆
#243 [三ッ葉]
:07/01/10 08:14 :N902i :☆☆☆
#244 [リオ☆]
朝から更新ご苦労様です☆
夕方また見に来ますね〜
楽しみにしてますP
:07/01/10 08:47 :W32T :☆☆☆
#245 [妃芽]
めっちゃ楽しみにしてます($*b'凵`)b
:07/01/10 13:55 :W43T :☆☆☆
#246 [三ッ葉]
:07/01/10 15:43 :N902i :☆☆☆
#247 [三ッ葉]
>>242から
梨『あ……;;
新先輩……………』
新「ちょっと来て」
私は、言われるまま新先輩についていった―――……‥
━━━━━━━━……
ガチャリ
新先輩は鍵を差し込み、あるドアを開けた
私が来た場所は、寮の屋上―――――――
:07/01/10 15:49 :N902i :☆☆☆
#248 [三ッ葉]
ひんやりとした風が私の肌を震わせる――…‥
新「上みて。」
ゆっくりと顔をあげてみた
梨『―うっ…わあ…凄く綺麗〜〜』
夜空に無数の星がキラキラと輝いていた―――
寒さも忘れてしまいそうなほどだった
そのまま見とれながら数分たつ
新「落ち着いた??」
え……
:07/01/10 16:02 :N902i :☆☆☆
#249 [三ッ葉]
心配してくれてるのかな………?
梨『あっはいッ!!
有難うございます!!!
それにしても………どうやって屋上の鍵を??』
この学校は、屋上の鍵は生徒には使わせるのは禁止されているのに――
新「年老いたジジイ教師から勝手にぱちった…。笑」
新先輩は軽く笑いながら言う
さすが新先輩だな;;
:07/01/10 16:12 :N902i :☆☆☆
#250 [三ッ葉]
私は、聞きたいことがあった―――…
でも、人の事を探るのは良くないし
でも…………
梨『……笙吾先輩って女と遊ぶような人……なんですか?;;』
思い切ってきいてみた
しばらく沈黙が続いて新先輩が口を開けた――
新「……そうだけど??」
――――。
:07/01/10 16:18 :N902i :☆☆☆
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