゚*。+-想いの行方-+。*゚
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#3 [三ッ葉]
始めていきたいと思います
読んでいただけると嬉しいです

⏰:07/01/04 14:46 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#4 [三ッ葉]
私が小学校5年生の時
家庭の事情で住んでいる町からでていくことになった――。

その時、私は一つ上の
笙ちゃん(有馬 笙吾)
の事が大好きだった。

離れる事は嫌だったけど、泣きながらお別れをした…。

梨『笙ちゃん……大好きだよ。』
笙「うん。俺も。」
梨『私、笙ちゃんのお嫁さんに絶対なるから!!』
笙「うん。まってるよ。笑ばいばい、梨緒。」


笙ちゃんは私の頭を撫で、少し涙を浮かべた笑顔でいう。




それがお別れの時に話したこと――――。

⏰:07/01/04 15:00 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#5 [三ッ葉]
私は離れて逢えなくなってからもその事を胸に頑張って過ごしてきた。






そして――――

⏰:07/01/04 15:02 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#6 [三ッ葉]
梨『よっこいしょっ…と。』

私は、たくさん荷物の入ったダンボールを、あるドアの前でおろしてドアのナンバープレートをみつめる………。

 ………189号室………


私は、もう高校一年生になった!!
そして水菜月学園の寮の一階にいる。

私は、ようやく元の町に戻ってきた。


笙ちゃんのいる所に―――。

⏰:07/01/04 15:09 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#7 [三ッ葉]
私が立っていると……

「楠未 梨緒さんっ。ここにいましたか……あなたに言いたい事がありまして………。」

少しポッチャリとした優しそうな男性="校長先生"が申し訳なさそうな顔をして声をかけてきた―。

梨『何ですか??』

校「実は……あなたの入学手続きが周りより急だったために、部屋がちょっと………;;」

なんだか嫌な予感がする――。

⏰:07/01/04 15:20 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#8 [三ッ葉]
…………。
聞きたくないけど、聞くしかないっ!!!!!

梨『ちょっと……??』
問い掛けてみる。

校「ここは二人一部屋で使ってもらっていますが、女子の部屋にあまりがないので………」

梨『ので………??』
また問い掛ける。

校「申し訳ないですが…」
ガチャッ―――

校長が話している途中に私の前のドアが開く…。

⏰:07/01/04 15:27 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#9 [三ッ葉]
?「梨緒……???」


急に男子生徒が顔をだして私の名を呼ぶ……。

なんで私の名前をしってんの!??
心の中は驚きでいっぱいだった。

私は、その男子生徒の顔に見覚えがある……。

?「誰か覚えてねぇの?」


その声と同時に思いだした!!!!!

梨『――和佐 龍也ッ!!??』
私は思わず指をさして大声をだしてしまった!!

⏰:07/01/04 15:33 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#10 [三ッ葉]
龍「あったりぃ〜♪」

龍也は笑顔でそう言う………

龍也は私の小さい時の友達だ



何で私の部屋に龍也がッ―――!???

すっかり混乱しきった頭の中を整理させて考えていく―……。


まさかッ!!!

⏰:07/01/04 15:38 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#11 [三ッ葉]
梨『…校長先生ッ!!
どういう事で……ッ!!…』
あわてて振りかえるとそこには校長先生はいなかった…………。



あんの"ハゲッ"!!!


今度は怒りでいっぱいになった。

⏰:07/01/04 15:41 📱:N902i 🆔:☆☆☆


#12 [三ッ葉]
でも、よく考えると私の入学手続きだすの本当に急だったし……………こっちが悪いかぁ…。


仕方ない…

私は深呼吸を大きくしてから荷物をもって部屋に入ろうとした。……ら、

龍「荷物、もう中にいれたからぁ〜」

部屋の中からそう言う龍也の声が聞こえた。

私は渋々部屋のなかへ足を一歩ずつ踏み入れた―――

⏰:07/01/04 15:46 📱:N902i 🆔:☆☆☆


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