゚*。+-想いの行方-+。*゚
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#555 [三ッ葉]
最終的に取り残された
新と笙吾
寝てしまった梨緒は、新の肩に顔をもたれさせていた
そんな光景をみて、笙吾が顔を一瞬しかめた
そんな笙吾を新は見逃さなかった――…
新「お前さ……梨緒のことどうなんだよ……」
新は、静かに無表情に言った
:07/01/26 00:41 :N902i :☆☆☆
#556 [三ッ葉]
笙「別に……」
笙吾は目を反らしてから俯いた
新「それなら…俺のものにしちゃうよ…?」
その言葉で笙吾は新の方に目線をゆっくり向ける
笙「は……?」
笙吾の睨みをきかせた視線 と
新の悪魔の笑みを浮かべた視線が重なりあった…
:07/01/26 00:51 :N902i :☆☆☆
#557 [三ッ葉]
笙「俺には亜梨沙がいるんだよ…
いちいち俺に言いにくんなよ……」
新「嘘つくな馬鹿。
何年お前と親友やってきたと思ってんだよ…
お前の本当の気持ちなんか見え見えなんだよ」
笙「それじゃあ……助けてくれんのかよ??」
新「まさか。
嫌だし……」
新は即答した……
:07/01/26 01:11 :N902i :☆☆☆
#558 [三ッ葉]
笙「今回は、新は本気の恋ってわけなんだ?
応援はしねえよ??」
皮肉っぽく言う
新「それがお前の本性だろ?
応援なんていらねーし。
つーか、好きなら何で亜梨沙と付き合ったんだよ…」
新は軽く笑いとばしながら言い返す
:07/01/26 01:22 :N902i :☆☆☆
#559 [三ッ葉]
笙「梨緒から約束を裏切ったから……」
新「何の約束?」
笙「言わねぇ。」
新「あっそ…ならいいわ」
笙「お前と梨緒がくっつこうが勝手だし。」
新「あんま余裕ぶっこいてると後悔するよ?」
新は笑顔のまま言った
:07/01/26 01:32 :N902i :☆☆☆
#560 [三ッ葉]
そんな二人の止まることのない言い合いを止めたのは―――――…
梨緒だった……
目を覚ましていないが
目から一筋の涙を流している梨緒だった――…
二人は、そんな梨緒をみて黙った
:07/01/26 01:36 :N902i :☆☆☆
#561 [三ッ葉]
━━━━━━………
━━━━………
梨『ん……?』
朝になったようで、私は眠りから目を覚ます
場所は廊下……
朝早くから学園へ迎う人が何人か通っていく
その人たちは、私をみて驚いたような顔をした
その理由がわかった
:07/01/26 01:55 :N902i :☆☆☆
#562 [三ッ葉]
やけに両肩が重かった……
左肩には、
笙吾先輩
右肩には、
新先輩
の頭が寄り添っていたからだ―――…
私は、唖然として体をぴくりとも動かせなくなる……
:07/01/26 02:07 :N902i :☆☆☆
#563 [三ッ葉]
梨『……///』
私が戸惑っていると
亜「梨緒ちゃんごめんね;;
笙吾ッ!起きろ〜」
と、言って私の左肩から笙吾先輩の頭をどけた
梨『………』
:07/01/26 02:14 :N902i :☆☆☆
#564 [なな]
:07/01/26 07:14 :P901iS :☆☆☆
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