゚*。+-想いの行方-+。*゚
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#711 [三ッ葉]
亜梨沙先輩からでてきた言葉によって
私の心臓は、止まりそうになった――――……
ズキンッ
普通は嬉しいはずなのに……今は心が痛いだけだった
だって今は……
笙吾先輩の隣には
ちゃんと亜梨沙先輩がいるじゃない――………
梨『………』
亜「私……それを知ってたから…それまで告白できなかった……」
:07/02/01 21:35 :N902i :☆☆☆
#712 [三ッ葉]
亜「でもッ……
気持ちは押さえられなかったの………
忘れたくても忘れなくて――――……」
亜梨沙先輩の顔が歪み始めた…………
目には溢れんばかりの涙が溜まっている
亜「そして、告白…した――――……
私が全部変えてあげるから…………
気持ちを変えてあげるから…………
って笙吾に言ったの…」
:07/02/01 21:41 :N902i :☆☆☆
#713 [三ッ葉]
梨「………」
私は、何も言うことができなかった………
ガシッ……
亜梨沙先輩の綺麗な手が私の両腕をつかんだ
亜梨沙先輩の顔は、今までに見たことがないくらい涙で濡れていて……
心の痛みを表していた
亜「でも……やっと付き合えたのにッ――…
不安で押しつぶされそうなのッ………!!!」
:07/02/01 21:45 :N902i :☆☆☆
#714 [三ッ葉]
亜「私じゃ……変えられないのっ???
笙吾は、私と付き合ってるのに………
いつだって梨緒ちゃんの事考えてるようにしか見えないのッ…」
亜梨沙先輩の目からこぼれる涙が私の服の上に無数のシミをつくっていた
亜「こんな事言うなんて最悪だッ……けど……
梨緒ちゃん……
笙吾をとらないで――…
お願い――……」
:07/02/01 21:51 :N902i :☆☆☆
#715 [三ッ葉]
……………
私は――…
いろんな人を傷つけてばかりだ………………
自分は傷ついたって構わない
もぅ……人を苦しくさせるのは嫌だよ……
だから―――――
梨『亜梨沙先輩……泣かないでください……
私が………
笙吾先輩と上手くいくように協力します……から』
私は、唇を何回か噛み締めながら擦れた声で言った
:07/02/01 21:59 :N902i :☆☆☆
#716 [三ッ葉]
亜「でも…………
梨緒ちゃんの気持ちは?
笙吾のこッ……と――」
梨『好きじゃな…いですよ』
亜梨沙先輩が話終える前に答えた――…
亜「…………ッ!!
ごッ……めんなさ、い
ごめんな………さい!!!」
亜梨沙先輩は、何回も涙を流しながら私に頭を下げて謝ってきた…………
梨『……大丈夫です!!』
:07/02/01 22:03 :N902i :☆☆☆
#717 [まあ]
失礼します
!
>>>1-100
>>>101-200
>>>201-300
>>>301-400
>>>401-500
>>>501-600
>>>601-700
>>>701-800
:07/02/01 22:14 :P701iD :☆☆☆
#718 [まあ]
:07/02/01 22:15 :P701iD :☆☆☆
#719 [三ッ葉]
:07/02/01 23:22 :N902i :☆☆☆
#720 [三ッ葉]
>>716から
……………………
………………………
私は、涙を堪えながら亜梨沙先輩の部屋からでた
パタンッ………
鍵の閉まっていない部屋に入る――…
自分の部屋ではない…
笙吾先輩と新先輩の部屋…
そこには、すやすやと眠る笙吾先輩と
ベットの上で雑誌を読んでいる新先輩がいた………
:07/02/02 01:18 :N902i :☆☆☆
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