゚*。+-想いの行方-+。*゚
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#777 [三ッ葉]
………
梨『私……笙吾先輩の事が―――…
好き――………』
でも……
でも―――………
…
:07/02/04 00:34 :N902i :☆☆☆
#778 [三ッ葉]
梨『凄く……
凄くッ…………
好き…………"でした"』
私は、言い直した
笙「………でした?」
笙吾先輩が擦れた声で聞いてくる
梨『はい。
好きでした………。』
ぎゅッ…………
笙吾先輩が私を抱き締めにきた――…
:07/02/04 00:40 :N902i :☆☆☆
#779 [三ッ葉]
近くにいた周りの人は皆驚いていた………
梨『笙吾先輩………
約束解除です…………』
笙「は?意味分かんねえ……ッ…」
梨『だから――…こういう事も駄目です…』
私は、笙吾先輩の体を押して離れた――
笙「梨緒……」
梨『私や他の女の子に簡単に触れちゃ駄目です!!』
:07/02/04 00:48 :N902i :☆☆☆
#780 [三ッ葉]
梨『亜梨沙先輩が不安になっちゃいます!!
自分の気持ちを大切にしてください……
亜梨沙先輩を……
大切にしてあげてください――…』
自分の気持ちを大切に…
本当の気持ちに嘘をついてる自分が言える言葉ではない――……
でも、嘘も必要な時だってある
だから――…
今はこれで良いんだよ…
:07/02/04 00:57 :N902i :☆☆☆
#781 [めーたん]
切ないね…
:07/02/04 00:58 :SH902i :☆☆☆
#782 [三ッ葉]
:07/02/04 01:05 :N902i :☆☆☆
#783 [めーたん]
謝んないで下さいょ
切ないケドすごぃイィ話だと思います
これからも頑張って下さい
無理しなぃで下さいね
:07/02/04 01:11 :SH902i :☆☆☆
#784 [三ッ葉]
梨『笙ちゃん……
本当に大好きでした!!
お幸せにッ』
とびっきりの笑顔で言った
そして
私は笙吾先輩に背を向けて足を進ませる
笙「―――ッ今はどうなんだよぉ!!」
後ろから笙吾先輩の声が私の耳にまっすぐ届く
梨『……ッ…』
私は、耳を塞いで人混みの中へと走った………
:07/02/04 01:12 :N902i :☆☆☆
#785 [三ッ葉]
めーたんサン
そう言っていただけるとホッとします
はい
自分のペースで頑張りますね
嬉しいです
:07/02/04 01:16 :N902i :☆☆☆
#786 [三ッ葉]
…………………… ……………
そんな二人のやりとりを
亜梨沙が二階の階段の隅で見ていた事に
誰も気付いていなかった
亜「梨緒ちゃん……
…………笙吾ッ」
………………
……………………
:07/02/04 01:19 :N902i :☆☆☆
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