『異常』━『先輩』
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#239 [我輩は匿名である]
>>1-100

⏰:06/08/06 01:28 📱:auKC36 🆔:maJeSGC6


#240 [我輩は匿名である]
>>101-201

⏰:06/08/06 01:41 📱:auKC36 🆔:maJeSGC6


#241 [我輩は匿名である]
>>202-236

⏰:06/08/06 01:53 📱:auKC36 🆔:maJeSGC6


#242 [正常]
ナナさん、チャキさん、ご声援ありがとうございます。非常に励みになります。

MIKUさん、いつもスミマセン。これからも出来る限りお願いします。

匿名さん、アンカーありがとうございます。

かなり更新遅れました。もはやこの小説もどきのスレは、皆さんから忘れ去られているのもしれません。
それでも気にせず更新したいと思います。

⏰:06/08/08 18:58 📱:N901iS 🆔:sURmISAM


#243 [正常]
「ところで…、先輩は部活をサボって何処で何をしていたんですか?」

僕はゆっくりと立ち上がった後、先輩に質問をした。立ちくらみが起きて、一瞬ふらついた。

「サボったのではなく無断で休んだだけだよ。」

「それを世間では『サボり』というんです。そんなことより早く教えて下さい。」

⏰:06/08/08 18:59 📱:N901iS 🆔:sURmISAM


#244 [正常]
じれている僕を見てクスッと笑った後、先輩は言葉を発した。

「まず、昨日のことを話そう。」

「昨日のこと?」

僕は聞き返した。

「そっ。昨日、君と別れた後、足早に歩くあの白い少女をたまたま見掛けてね。バイクをそこいらに停めて、少女に気付かれないよう跡を追うことにしたんだよ。」

先輩は既に少女を尾行済みだった。よくそんなことを平気で実行するよなと、感心すると同時に少し先輩を引いた。

⏰:06/08/08 19:00 📱:N901iS 🆔:sURmISAM


#245 [正常]
先輩の話は続いた。

「跡を追うにつれ、彼女は山道を登り始めた。途中まではコンクリートでできた道に従って歩き続けていたけど、半ばくらいまで進むと山道から逸れて林に入って行ったのさ。」

「先輩もその林の中へ入って行ったんですか?」

僕は先輩の話を割って尋ねた。

「もちろん。けど、しばらく時間を置いてからにしたよ。小枝を踏む音や、身体と草が擦れる音で、少女に気付かれるかもしれないからね。」

⏰:06/08/08 19:04 📱:N901iS 🆔:sURmISAM


#246 [正常]
「でもそれでは、少女の姿を見失ってしまうのでは?」

僕はまた問いただした。

「その心配はなかった。彼女が何回もそこを通っているからなのか、草が倒され一本の道が造られていたんだ。だから焦らなくても、その道を辿れば彼女の行方もすぐに掴める。」

「なるほど。」

僕は納得した。

⏰:06/08/08 19:06 📱:N901iS 🆔:sURmISAM


#247 [正常]
「で、俺は林に入らず少し待機していたんだけど、林の奥から妙な物音がしてね。その音が気になり、林にあるその道を進んで行ったのさ。」

僕は真剣に先輩の話を聴いていた。その道の先に何があったのか気になった。

「そしていくらか歩き進むと、草が倒されているところはなくなり、道が途絶えていたんだ。少女の姿もなかった。」

「行き止まりなのに少女が消えたんですか!?」

僕は驚いた。先輩の言うことが本当なら、そんなことは有り得ない。

⏰:06/08/08 19:09 📱:N901iS 🆔:sURmISAM


#248 [正常]
「けどね、道が途絶えているその場所こそが、到達地点であることを意味していたんだ。」

先輩は楽しげに笑った。しかしその笑みには冷たいものを感じた。

僕は混乱した。行き止まりなのに到達地点?それはハズレなのにアタリと言っているのと同じだ。

先輩は口を開き、こう言った。

「下に扉があったのさ。60p四方の、古錆びた金属でできた扉がね。」

⏰:06/08/08 19:15 📱:N901iS 🆔:sURmISAM


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