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#351 [can]
亜由美『莉奈…』
亜由美は
複雑そうな顔をしている。
亜由美『つかっちゃんの事
好きだったんなら謝るよ。
ごめんね?
つかっちゃんの前で
乱パ行くって
騒いじゃって…ごめん』
:07/02/18 12:41 :SH901iC :☆☆☆
#352 [can]
莉奈『だから〜
好きじゃないの!!
謝らないでよ』
莉奈は笑った。
亜由美『…本当?』
莉奈『うん。
年上好きの私が司の事を
好きになると思う?』
亜由美『…そっか』
私が笑うと
亜由美も笑った。
:07/02/18 12:43 :SH901iC :☆☆☆
#353 [can]
私が弁解すると
亜由美は安心したように
また笑いながら
色んな話をしてくれた。
亜由美が
心配しているような事は
ないんだ。
私が司を
好きになるはずなんて
きっとないんだ。
:07/02/18 12:45 :SH901iC :☆☆☆
#354 [can]
私達は
パーティー会場に
足を早めた。
―――
♪〜…
トランス音が流れる会場。
昔来た時は
R&Bが流れていた会場
だったから
すごく印象が違って
びっくりした。
:07/02/18 12:47 :SH901iC :☆☆☆
#355 [can]
莉奈『うるさい…』
そう呟いたけど
誰も聞こえる訳がない。
ついつい
嫌な顔になってしまう。
亜由美に手を引かれて
音量がマシな所に
連れて行かれた。
:07/02/18 12:49 :SH901iC :☆☆☆
#356 [can]
亜由美『ここなら
声が聞こえるね』
そう言った亜由美は
叫ぶように話してた。
私はコクッっ頷いた。
亜由美『でもやっぱ
うるさいね〜!』
私はまた頷いた。
声を出す気にもならない。
:07/02/18 12:50 :SH901iC :☆☆☆
#357 [can]
私は鞄から携帯電話を
取り出した。
莉奈【何か雰囲気
変わったね】
そう画面に打って
亜由美に見せた。
亜由美も同じように
携帯電話に文字を
打ち始めた。
亜由美【ここ最近は
ずっとこうなんだよ】
:07/02/18 12:51 :SH901iC :☆☆☆
#358 [can]
莉奈【そっか。
昔の方が私は好きだった】
亜由美は
困ったように笑った。
亜由美【言うの
忘れてた。ごめんね】
莉奈【別にいいよ!
裕也クンは来てる?】
亜由美【まだみたい】
:07/02/18 12:54 :SH901iC :☆☆☆
#359 [can]
少しやり取りしていると
亜由美の携帯電話が
鳴った。
メールが来たらしく
亜由美は画面を
見つめて少し笑った。
そして画面を
私に向けた。
送信主は裕也からだった。
裕也【外出て来て】
:07/02/18 22:29 :SH901iC :☆☆☆
#360 [can]
亜由美に目を向けると
外に出ようと
指で示した。
私は頷き、
二人は店の外に出た。
外は寒かった。
中とは全く違う静けさ。
辺りを見渡すと
駐車場辺りに
人影が見えた。
莉奈『あれ裕也クン達?』
:07/02/18 22:33 :SH901iC :☆☆☆
#361 [can]
亜由美『あ!きっとそう。
友達と一緒だって
言ってたから
隣にいるのはたぶん
剛クンだよ』
莉奈『剛クン?
聞いた事ある名前だな』
亜由美『え?そうなの?
私も会うの初めてなんだ』
:07/02/18 22:35 :SH901iC :☆☆☆
#362 [can]
>>361訂正
×私も会うの
〇私は会うの
失礼しました〜
:07/02/18 22:37 :SH901iC :☆☆☆
#363 [can]
莉奈『わかんないけど…
とりあえず裕也クンの所に
行ってみよっか』
亜由美『うん』
さっきまでの
司へのモヤモヤした気持ちは
忘れていた。
昔からの友達に会う時の
ワクワクした気持ちに
占領されていたからかな。
:07/02/18 22:38 :SH901iC :☆☆☆
#364 [can]
裕也クンとは
寝た事はないけど
中身はいい子。
ノリもよくって
顔も整っている。
面食いの亜由美が
ハマるのも
訳ないなって思う。
亜由美『裕也クン!』
亜由美が呼ぶと
裕也クンと剛と言う男は
こっちに歩いてきた。
:07/02/18 22:41 :SH901iC :☆☆☆
#365 [can]
裕也『亜由美〜!
腹減った〜』
亜由美『は?いきなり?』
裕也『焼肉おごって』
亜由美『厚かましいな〜』
二人は笑い合いながら
楽しそうに話してる。
:07/02/18 22:44 :SH901iC :☆☆☆
#366 [can]
剛の方をチラッと見た。
剛は亜由美と裕也の
やり取りを
見て笑っていた。
裕也とは正反対。
落ち着いた雰囲気で
乱パなんて
参加しそうじゃないのに…
:07/02/18 22:44 :SH901iC :☆☆☆
#367 [can]
裕也『つーか!
莉奈チャン久しぶり〜』
莉奈『え?あ!
久しぶりだね』
裕也『珍しいね!』
莉奈『そういう気分
だったの〜』
裕也『アハハッ!
莉奈チャンみたいな奴
ここにもいるよ』
そう言って剛を指さした。
:07/02/18 22:49 :SH901iC :☆☆☆
#368 [can]
裕也『亜由美には
メールで言っただろ?』
亜由美『うん。
剛クンだよね!?』
剛『うん。よろしくね』
亜由美『よろしく〜』
莉奈『よろしくね』
紹介やちょっとした話が
終わって裕也クンが
店に戻ろうと言った。
:07/02/18 22:51 :SH901iC :☆☆☆
#369 [can]
そしてまた
あのうるさい店に入った。
急に
また機嫌が悪くなるのが
自分でもわかった。
…うるさい。
そんな時
手に持っていた
携帯電話が震えた。
画面を見ると
【司】の文字があった。
:07/02/18 22:53 :SH901iC :☆☆☆
#370 [can]
…何だろ?
亜由美と裕也クンは
ホールに立って踊っている。
亜由美には何も言わず
少し複雑な気持ちで
私は店の外に出た。
また外の静けさに
驚かされる。
フゥと溜め息をつき、
私は電話に出た。
:07/02/18 22:56 :SH901iC :☆☆☆
#371 [can]
莉奈『はい』
司『パーティー中
ごめんなさい。
今、大丈夫ですか?』
莉奈『うん。店の外に
出て来たから』
司『すみません。
…どうですか?
楽しんでます?』
莉奈『トランスがうるさくて
疲れちゃうよ』
:07/02/18 22:57 :SH901iC :☆☆☆
#372 [can]
司『そうなんですか』
莉奈『うん。
…で、どうしたの?』
司『え!?あの…
えーっとですね』
…わかりやすいな。
焦りすぎだよ。
莉奈『まさか…
心配してくれてんの?』
:07/02/18 22:59 :SH901iC :☆☆☆
#373 [can]
自意識過剰な言葉を
無意識に言ってしまった。
司『え?』
司も驚いていたみたい。
莉奈『あ…別に』
撤回しようとしたけど
司は私の言葉を遮った。
司『そうです。
何か…すごく心配で』
:07/02/18 23:01 :SH901iC :☆☆☆
#374 [can]
莉奈『そっか…
ありがとね。
でも大丈夫だよ』
司『何かテンション低いし
笑顔引きつってたし…
体調悪いなら無理しないで
帰って下さいね!?』
莉奈『アハッ…うん』
司『それだけです。
じゃあまた…』
:07/02/18 23:03 :SH901iC :☆☆☆
#375 [can]
莉奈『ありがとね』
そして電話を切った。
司の言葉が嬉しかった。
一人でも
私の事を心配してくれる
男がいたなんて…
司の優しさが
すごく嬉しかった。
:07/02/18 23:04 :SH901iC :☆☆☆
#376 [can]
静かな店の外は
少し寒かった。
シーンっとした外に
急に低い声が響いた。
『電話終わった?』
びっくりして振り返ると
剛クンが地面に
腰を降ろしていた。
莉奈『剛クン…
びっくりした〜!』
:07/02/18 23:06 :SH901iC :☆☆☆
#377 [can]
剛『俺もトランス苦手なんだ』
莉奈『…盗み聞き?』
私は怒ったフリをした。
剛『アハハッ。ごめんね』
だけど剛には
笑って交わされた。
莉奈『別にいいけど…
剛クンも苦手なんだね』
:07/02/18 23:08 :SH901iC :☆☆☆
#378 [can]
剛『剛でいいよ。
莉奈って呼ぶからね』
莉奈『うん…わかった』
剛『隣座りなよ。
見下ろされてると
何か嫌だから』
莉奈『…自己中!』
そう言いながらも
私は剛の隣に座った。
:07/02/18 23:10 :SH901iC :☆☆☆
#379 [can]
剛『俺さぁ
普段こんな所に
滅多に来ないんだよ。
何かめんどくさいじゃん』
莉奈『私もだよ!?
今日はたまたま…
亜由美と裕也クンは
しょっちゅうらしいけど』
:07/02/18 23:11 :SH901iC :☆☆☆
#380 [can]
それからしばらく
話に華が咲いて
夢中に話した。
剛は一つ年上で
彼女はいないらしい。
私の仕事に対しては
偉いねって褒めてくれた。
剛はいい人だった。
:07/02/18 23:13 :SH901iC :☆☆☆
#381 [can]
♪〜…
携帯電話が鳴った。
亜由美からのメールだった。
亜由美【どこにいるの?】
莉奈『亜由美からだ。
そろそろ中戻ろう』
苦笑いすると剛も
苦笑いしながら頷いた。
:07/02/18 23:15 :SH901iC :☆☆☆
#382 [can]
私は立ち上がり
店に入ろうとした。
剛『待って!』
莉奈『ん?』
剛が私を呼び止めた。
剛『連絡先教えて?』
莉奈『あ…うん』
剛『今度二人で
会わない?』
莉奈『…いいよ』
:07/02/18 23:16 :SH901iC :☆☆☆
#383 [can]
そして
連絡先を交換した。
莉奈『入ろっか』
扉を開けようとする私に
剛は眉を下げて
笑いながらこう言った。
剛『帰るわ…
もうトランス無理だし…』
莉奈『え!?マジ?』
剛『悪いけど裕也に
言っといてくんない?』
:07/02/18 23:18 :SH901iC :☆☆☆
#384 [can]
莉奈『…うん』
剛『じゃあまたな!』
そう言って剛は
駐車場の方に
歩き去って行った。
私は仲間がいなくなった
気分で仕方なかった。
扉を開けて店に入る。
トランスに耳を壊されながら
亜由美のいる所に
戻った。
:07/02/18 23:19 :SH901iC :☆☆☆
#385 [can]
莉奈【ごめん。
外にいた。剛は帰った。
裕也クンに伝えて】
また携帯電話の画面での
会話が始まった。
亜由美【了解】
―――
しばらくして
亜由美が画面を
見せてきた。
:07/02/18 23:29 :SH901iC :☆☆☆
#386 [can]
亜由美【酒が回って
きたみたいだから
私と裕也クンは
部屋に向かうね】
部屋とはSEXをする為に
設けられている所。
莉奈【うん】
亜由美と裕也クンは
カップルみたいに
仲良く手を繋ぎながら
行ってしまった。
:07/02/18 23:31 :SH901iC :☆☆☆
#387 [can]
一人ぼっちになると
すぐに男が
近寄って来た。
ヤろう。
口の動きで
そう言ったのが
わかった。
首を横に振ると
男はすぐに
どこかに行った。
乱パなんて
そんなもんだよね。
:07/02/18 23:33 :SH901iC :☆☆☆
#388 [can]
…やっぱ無理だ。
耐え切れなくなって
私はまた店の外に
飛び出した。
この静けさには
心癒される。
…もう帰ろうかな。
亜由美には
悪いと思ったけど
先に帰る事にした。
:07/02/18 23:34 :SH901iC :☆☆☆
#389 [can]
そしてタクシーを拾い
寮に帰った。
莉奈『ハァ…』
ついつい溜め息が出た。
…亜由美はすごいよ。
あんな場所
やっぱり私には
合わなかった。
:07/02/18 23:36 :SH901iC :☆☆☆
#390 [can]
その日は
司と言う優しい年下と
剛と言う同じタイプの年上
二人に
胸が締め付けられた。
…恋?
違う。
ただ私と言う人間を
認めてくれついるような
嬉しさだと思う。
私は…
もう恋なんてしない。
:07/02/18 23:37 :SH901iC :☆☆☆
#391 [can]
翌朝に亜由美は
帰って来た。
先に帰った事については
少し怒られたけど
無理矢理だったかな?
ごめんね。
…と心配してくれた。
:07/02/19 08:54 :SH901iC :☆☆☆
#392 [我輩は匿名である]
:07/02/19 21:53 :SH902i :☆☆☆
#393 [can]
>>392ありがとう
ちょっと今日は
更新できません
明日も夜頃でないと
書けないかも
ごめんなさいね
また良ければ
感想とか下さい
:07/02/19 23:03 :SH901iC :☆☆☆
#394 [ナツ]
:07/02/20 16:09 :SH903i :☆☆☆
#395 [can]
:07/02/21 10:55 :SH901iC :☆☆☆
#396 [can]
―――
あの日から
また月日が流れた。
剛とは
たまに電話が来て
他愛もない会話をする。
遊びたいねって
剛は言うけど
お互い時間が合わない。
だからまだ
二人っきりで
会った事がなくて
微妙な距離なまま。
:07/02/21 10:57 :SH901iC :☆☆☆
#397 [can]
司は
乱パの次の日からも
普通に接してくれた。
だけど
私が少し意識して
最初はぎこちなかった。
でも司が和ませてくれて
今は前みたいに
意識する事もなく
接する事ができている。
やっぱりこれは
恋じゃないんだ。
:07/02/21 10:59 :SH901iC :☆☆☆
#398 [can]
そして
もう一人…
乱パの翌日、
電話を
かけてきた男がいた。
…晃だ。
キスマークを付けられて
怒りの電話をしようと
思ったら
訳のわからない対応されて
…あれっきりだった。
そんな晃から
電話があった。
:07/02/21 11:08 :SH901iC :☆☆☆
#399 [can]
晃『この前はごめんな』
莉奈『一体、何の
悪ふざけだったの?』
晃『近くに…
彼女がいたんだ』
莉奈『…あ!彼女!』
そう言えば
彼女が帰って来るって
言ってたっけ…
:07/02/21 11:10 :SH901iC :☆☆☆
#400 [can]
晃『一応バレないように
頑張ったんだけど…』
莉奈『…バレたの?』
晃『うん。
フラれちゃった〜』
莉奈『…そっか。
何かゴメンね』
晃『アハハッ!
何で謝ってんの?』
晃は明るい声だった。
:07/02/21 11:12 :SH901iC :☆☆☆
#401 [can]
莉奈『私があの時
電話しちゃったから…
彼女来てるって事
忘れてたの。ごめん』
晃『莉奈のせいじゃ
ないよ!?言ったじゃん。
マンネリっぽいって…
あっちも浮気してた
っぽいんだよね〜』
莉奈『え?そうなの?』
:07/02/21 11:13 :SH901iC :☆☆☆
#402 [can]
晃『うん。
締まり悪かった』
晃は微笑した。
莉奈『…変態』
私も笑ってしまった。
晃『…慰めてよ』
その声は悲しい声だった。
莉奈『…いいよ』
約束を交わしたものの
やっぱり忙しくて
会えずにいた。
:07/02/21 11:17 :SH901iC :☆☆☆
#403 [can]
仕事は楽しいけど
やっぱり疲れる。
今月は忙しいから
連勤が続く。
司に癒してもらい
剛に暇を潰してもらい
晃にドキドキ感をもらい
内藤に金をもらい
仕事に充実感をもらう。
:07/02/21 11:23 :SH901iC :☆☆☆
#404 [can]
どれか一つでも
欠けちゃうと
きっと私はダメになる。
人並みの人生じゃない
って事はわかってる。
だけど
自分が納得できてるから
それでいいんだよね。
:07/02/21 11:27 :SH901iC :☆☆☆
#405 [can]
―――
そんなある日
店が臨時休業になり
休みをもらった。
久しぶりに遊べる!
…だけど誰を誘う?
司?剛?晃?内藤?
悩めば悩むほど
どうでもよくなる。
結局、亜由美と
遊ぶ事にした。
:07/02/21 11:30 :SH901iC :☆☆☆
#406 [can]
化粧して服を着て髪を飾り
私達は出掛けた。
たくさん笑って
たくさん驚いて
たくさん歩いた。
夜もふけ寮に帰った。
充実した一日は
あっという間に
終わろうとしていた。
:07/02/21 11:33 :SH901iC :☆☆☆
#407 [can]
…お風呂行こっかな。
そう思った時
電話が鳴った。
画面には【剛】。
莉奈『もしもし』
剛『莉奈〜今平気?』
莉奈『うん。どしたの?』
剛『今から会おう』
莉奈『今から?』
:07/02/21 11:36 :SH901iC :☆☆☆
#408 [もゆ]
:07/02/21 11:50 :SH902iS :☆☆☆
#409 []
:07/02/21 11:53 :D902iS :☆☆☆
#410 [can]
:07/02/21 15:53 :SH901iC :☆☆☆
#411 [can]
剛『…すっげー
会いたいんだけど』
いつもと様子が違う。
莉奈『…少しだけなら。
明日も仕事なの』
剛『わかった…』
莉奈『どこに
行けばいいの?』
剛『今からコンビニに来て』
莉奈『わかった』
:07/02/21 15:54 :SH901iC :☆☆☆
#412 [can]
電話を切って
コンビニに急いだ。
コンビニが見えて来た。
駐車場には
車が一台止まっていた。
剛に電話をかける。
剛『はい』
莉奈『あの黒い車?』
剛『うん。今どこ?』
莉奈『後ろ』
:07/02/21 15:56 :SH901iC :☆☆☆
#413 [can]
すると
電話が切れて
運転席のドアが開き、
剛が降りて来た。
莉奈『剛!こっち』
剛は振り返り
私に気付いて手を振った。
私は小走りで駆け寄った。
剛『ごめんな…
急に呼び出しちゃって』
:07/02/21 15:58 :SH901iC :☆☆☆
#414 [can]
莉奈『…どうしたの?』
剛『とりあえず
車に乗ってよ。
中で話そう』
莉奈『え…うん』
剛『クスッ…何もしないから
大丈夫だよ』
鼻で笑った剛の笑顔には
安心させられた。
だから助手席に
乗り込んだ。
:07/02/21 16:00 :SH901iC :☆☆☆
#415 [can]
バタンッ―――
車の中は
静かな洋楽が流れていた。
莉奈『いい曲だね』
剛『だろ?こっち派だから
トランスとかマジ苦手』
莉奈『うん。わかる…』
剛『この曲の歌詞
和訳すると
悲しい子供の歌らしい』
:07/02/21 16:03 :SH901iC :☆☆☆
#416 [ゆうき]
こんにちは。
:07/02/21 16:04 :W41SA :☆☆☆
#417 [can]
そう言った剛の顔は
泣きそうな顔だった。
莉奈『悲しい子供?』
剛『親の愛ってものを
知らない子供が
やがて大きくなり
恋人に、
人を愛するって事を
初めて教えてもらった
って言う歌なんだよ』
莉奈『…』
:07/02/21 16:08 :SH901iC :☆☆☆
#418 [can]
:07/02/21 16:09 :SH901iC :☆☆☆
#419 [ゆうき]
きゃんすごいなあ
:07/02/21 16:10 :W41SA :☆☆☆
#420 [can]
剛『莉奈も
そうなれるといいな』
莉奈『…え?』
剛『ごめん。
俺さぁ初めて会った日から
莉奈の事知ってたんだ』
莉奈『…どういう事?』
剛の顔が見れない。
何で知ってるの?
心臓が早く波打つ。
:07/02/21 16:11 :SH901iC :☆☆☆
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