─ВГАСК★КΙИG…番外編�U…─
最新 最初 全 
#101 [すみれ◆angel/Groo]
それから消毒などをテキパキと済ませる麗羽…。
「多分……これで
OK!!!」
そして最後に包帯をキュッと結ぶ。
「おぉ〜っ!!
すげぇ………丁寧だなぁ─。」
紫庵は包帯の巻かれた膝や肘を見て感心した。
:07/02/19 22:26
:W42H
:HrU7HhB2
#102 [すみれ◆angel/Groo]
「まぁね!!」
麗羽は笑った…─。
その笑いを見て紫庵は微笑んだ。
:07/02/19 22:40
:W42H
:HrU7HhB2
#103 [すみれ◆angel/Groo]
「じゃあ私、教室に
戻るね。紫庵、私の事…麗羽って呼んで
いいよ。」
そう言い麗羽が保健室から出ようとした時…
:07/02/19 22:47
:W42H
:HrU7HhB2
#104 [すみれ◆angel/Groo]
トン………
紫庵が麗羽の行く手を阻むように
壁に手をつき
麗羽の耳元で囁いた
:07/02/19 22:56
:W42H
:HrU7HhB2
#105 [すみれ◆angel/Groo]
その言葉に麗羽は
「本当にっ!!!?」
と驚きの表情を見せた。
「俺に二言は無い。」
紫庵は自信満々に
そう言って先に保健室から出て行った。
:07/02/19 23:05
:W42H
:HrU7HhB2
#106 [すみれ◆angel/Groo]
そうして麗羽は教室へ帰った……─。
ウキウキ気分で…………………
:07/02/19 23:07
:W42H
:HrU7HhB2
#107 [すみれ◆angel/Groo]
麗羽が教室へ帰った時には実験は終わっており、まとめに
入っていた。
………別に大した事では無いが…─。
:07/02/19 23:09
:W42H
:HrU7HhB2
#108 [すみれ◆angel/Groo]
高神麗羽……─。
彼女の名は
聖霊界でも有名だが─…
政界でも有名だ…
:07/02/19 23:39
:W42H
:HrU7HhB2
#109 [すみれ◆angel/Groo]
彼女は日本でも
トップクラスの頭脳の持ち主だから…
別に勉強は必要ない
:07/02/19 23:46
:W42H
:HrU7HhB2
#110 [すみれ◆angel/Groo]
そんなこんなで
午前中の授業は終わった………─。
:07/02/20 00:11
:W42H
:ci8gWwNA
#111 [すみれ◆angel/Groo]
「麗羽!!!」
授業が終わってすぐに桂が麗羽のもとへ駆け寄って来た。
「何?」
麗羽は聞き返す。
:07/02/20 07:15
:W42H
:ci8gWwNA
#112 [すみれ◆angel/Groo]
「昼……一緒に食べるだろ?」
「…………えっと。。」麗羽は返答に困る
:07/02/20 18:33
:W42H
:ci8gWwNA
#113 [すみれ◆angel/Groo]
昼は紫庵との約束があるから………─。
「ダメなのか?」
桂は訊ねる。
「う……ん。
ちょっと今日は……だから裡祇さんや
梁君達と食べなよ。」麗羽はしどろもどろながら応えた。
:07/02/20 18:39
:W42H
:ci8gWwNA
#114 [すみれ◆angel/Groo]
「そうか………。
じゃあな…」
桂はそう言い
兎琳と梁を引き連れて教室を出て行った
:07/02/20 19:08
:W42H
:ci8gWwNA
#115 [すみれ◆angel/Groo]
「………」
麗羽はしばらく
桂達の出て行った
ドアを見て
数分後、、、、
教室を出た。
:07/02/20 19:29
:W42H
:ci8gWwNA
#116 [すみれ◆angel/Groo]
────────────────
─────
紫庵と約束した
屋上へ…………。
─────
───────
─────────
:07/02/20 19:46
:W42H
:ci8gWwNA
#117 [すみれ◆angel/Groo]
………。
もうすぐ麗羽が
この屋上へ
やって来る。。。
“アレ”を知るために…
:07/02/20 21:48
:W42H
:ci8gWwNA
#118 [すみれ◆angel/Groo]
もしかしたら
“アレ”はただの
口実なだけかも
しれない…………。
ただ
もう一度だけ麗羽と話しがしたいがための………
:07/02/20 21:56
:W42H
:ci8gWwNA
#119 [すみれ◆angel/Groo]
俺はいつの間にか
麗羽の事が好きになってたみたいだな。
「はぁ………。」
紫庵は深い溜め息をつく。
:07/02/20 21:58
:W42H
:ci8gWwNA
#120 [すみれ◆angel/Groo]
麗羽は本当に来てくれるだろうか?
そんな思いを胸に
紫庵はもう一度
溜め息をついた。
:07/02/21 07:16
:W42H
:qlkFI80I
#121 [すみれ◆angel/Groo]
そして空を見た。
蒼い空を─…。
そうしていると
一気に目の前が暗くなった…─。
:07/02/21 13:58
:W42H
:qlkFI80I
#122 [すみれ◆angel/Groo]
「っ?」
紫庵は振り向く。
すると
そこには………
:07/02/21 14:09
:W42H
:qlkFI80I
#123 [すみれ◆angel/Groo]
「遅れてごめんね。」
息を切らした
麗羽が謝っていた。
走って、、この屋上へ来たのだろうか……
:07/02/21 14:21
:W42H
:qlkFI80I
#124 [すみれ◆angel/Groo]
そして紫庵は
麗羽が片手に何かを持っているのに気付いて
「ソレ何?」
と指を指して訊いた
:07/02/21 14:25
:W42H
:qlkFI80I
#125 [すみれ◆angel/Groo]
「あぁ……紫庵も
食べる?お弁当。」
麗羽は片手に持った物を少し持ち上げて無邪気に笑って
応えた。
「いいのか?」
そんな麗羽の問い掛けにまた問う
紫庵……。
:07/02/21 14:29
:W42H
:qlkFI80I
#126 [すみれ◆angel/Groo]
「私はいいよっ!!
紫庵が嫌じゃないなら。」
麗羽はまた笑った。
「ん。じゃあ食べながら話すわ…」
紫庵はそう言い
座った
:07/02/21 14:37
:W42H
:qlkFI80I
#127 [すみれ◆angel/Groo]
「うん!!
じゃあ食べよっか。」そう言い麗羽も
紫庵の隣に座った。
それから2人は
「「いただきます。」」
と言って弁当を食べ始めた。
:07/02/21 15:22
:W42H
:qlkFI80I
#128 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
「…………どお?」
麗羽は箸をくわえたまま紫庵に訊く。
「…………。」
:07/02/21 19:02
:W42H
:qlkFI80I
#129 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
「………。」
紫庵が何も言わず、
麗羽も黙る。
「………まいよ。」
すると徐に口を開いた。
:07/02/21 19:26
:W42H
:qlkFI80I
#130 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
「へ……?」
「っ……うまいよ!!」紫庵は顔を真っ赤にしながら応えた。
「そっか……へへ。」
麗羽は笑いながら
紫庵を見た。
:07/02/21 20:11
:W42H
:qlkFI80I
#131 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
「じゃあ……
“アレ”について
話すわ。」
食べ終わり紫庵が
本題を切り出した。
「……うん。」
麗羽は真剣な瞳で
紫庵を見つめる。
:07/02/21 20:41
:W42H
:qlkFI80I
#132 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
「じゃあ
まず“アレ”……
つまり裡祇兎琳の
能力について…。」
………そう
紫庵が麗羽の耳元で囁いた言葉とは─
:07/02/21 20:57
:W42H
:qlkFI80I
#133 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
─────────「今日の昼、屋上に
来たら…裡祇兎琳の能力…教えてやる。」─────────
………と言う
言葉だった─。
:07/02/21 21:06
:W42H
:qlkFI80I
#134 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
……………。
ねぇ、桂ちゃん。
私の事、本当に覚えて無いんだね……。
:07/02/21 22:25
:W42H
:qlkFI80I
#135 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
私は………
ずっと………
ず〜っと………
桂ちゃんの事……
大好きだったんだよ?
:07/02/21 22:32
:W42H
:qlkFI80I
#136 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
なのに桂ちゃんは─
私の事なんか
すっかり忘れちゃって…………
私が居たかった
桂ちゃんの隣を…
:07/02/21 22:36
:W42H
:qlkFI80I
#137 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
高神さんが奪ってて…………。
私の思いなんか
届かなくて……─。
昔、言ったじゃない。
:07/02/21 22:39
:W42H
:qlkFI80I
#138 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
「私が大きくなったら桂ちゃんのお嫁さんにしてね。」
………って。
だから桂ちゃんが
別の一般学校に行って…………
:07/02/21 22:42
:W42H
:qlkFI80I
#139 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
また
この学園に転入したって聞いて………
私も転入したんだよ?
それも分かってるの?
ねぇ……桂ちゃん。
:07/02/21 22:45
:W42H
:qlkFI80I
#140 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
いい加減─
私を見て……。
高神さんを見ないでよ……。
:07/02/21 22:52
:W42H
:qlkFI80I
#141 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
こっちを向いて…?
私はいつもアナタを見ているから……。
:07/02/21 22:55
:W42H
:qlkFI80I
#142 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
アナタは何でそんなにも……─
愛おしそうな瞳で…
悲しそうな瞳で……
:07/02/21 23:00
:W42H
:qlkFI80I
#143 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
高神さんを見るの?
彼女だから?
好きな人だから?
………でも私は─
:07/02/21 23:03
:W42H
:qlkFI80I
#144 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
桂ちゃんが高神さんを思うよりも……
もっともっと桂ちゃんが好きなんだよ?
:07/02/21 23:07
:W42H
:qlkFI80I
#145 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
だから桂ちゃんが
高神さんに劇でキスをした時、ものすごくショックだったんだよ………?
ズキンって………
心の中が………
痛かったんだよ。。。。
:07/02/21 23:16
:W42H
:qlkFI80I
#146 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
そしてお昼になって桂ちゃんが高神さんに、
「一緒に食べるだろ?」って訊いた時も
本当は………
訊いてなんかほしくなかった…
:07/02/21 23:19
:W42H
:qlkFI80I
#147 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
でも高神さんは
桂ちゃんの誘いを断った………。
だから私は………
:07/02/21 23:32
:W42H
:qlkFI80I
#148 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
決めたの………
昼休みに…
桂ちゃんに………
私の能力を…
:07/02/21 23:41
:W42H
:qlkFI80I
#149 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
教えるっ………て。
そうしたら……─
桂ちゃんは私の事を
思い出してくれるでしょ?
:07/02/21 23:50
:W42H
:qlkFI80I
#150 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
あの約束も………
思い出してくれるでしょ?
:07/02/21 23:53
:W42H
:qlkFI80I
#151 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
だから桂ちゃん……
こっちを向いて?
私を見て?
私は桂ちゃんが全てなの…─。
:07/02/22 07:10
:W42H
:ruOLWXug
#152 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
昼休み………
私達は裏庭で弁当を食べる事にした─。
狭殻君と桂ちゃんと一緒に……。
狭殻君はさっきからおぼつかない表情で弁当を黙々と食べていた。
:07/02/22 07:13
:W42H
:ruOLWXug
#153 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
「ねぇ…桂ちゃん。」
私は持っていた箸をギュッと握り締めた
「何?」
桂ちゃんはのんびり聞き返してくる。
:07/02/22 17:40
:W42H
:ruOLWXug
#154 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
「私の……能力を見たら…桂ちゃんは
私の事、思い出してくれる?」
言葉が震える…
私……緊張してるの?
「さぁ……保証は出来ない。」
桂ちゃんはそう言って応えた。
:07/02/22 21:33
:W42H
:ruOLWXug
#155 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
………………。
「そっか……。」
兎琳は少し俯いた。
「でも………
俺とお前が知り合いなら思い出せるはず。」
桂はそうボソッと
呟いた。
:07/02/22 21:35
:W42H
:ruOLWXug
#156 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
「本当っ!!?」
俯いていた兎琳が
バッと顔を上げ
笑った。
「もしかしたら…な」桂は兎琳から目をそらしつつ応えた。
その様子を梁は
ジッと見ていた。
:07/02/22 21:40
:W42H
:ruOLWXug
#157 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
………冷ややかな瞳で─。
特に兎琳を………
:07/02/22 21:43
:W42H
:ruOLWXug
#158 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
「分かった……。
少しでも思い出してくれたら…
それでいいよ。じゃあ呼ぶね。」
兎琳は一瞬だけ
胸に苦しさを感じた………。
「「呼ぶ……?」」
桂と梁が輪唱した。
「……そう。呼ぶの─おいで………
──鋼弦──」
兎琳は冷静に応え、
何者かを呼んだ。
:07/02/22 21:50
:W42H
:ruOLWXug
#159 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
すみません……
更新終了です(泣)
事情は感想板にカキコしてあります♪
そしてコメ下さい
(//艸//願)
:07/02/22 21:53
:W42H
:ruOLWXug
#160 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
その途端………
草の茂みから
黒く妖しく光る瞳の………─。
:07/02/23 18:55
:W42H
:MEUJWWI6
#161 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
クルルルルッ──…
何かが啼いた…
クルルルルッ……─
もう一度─…
:07/02/23 19:07
:W42H
:MEUJWWI6
#162 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
そうして数分後…─
─鋼弦─が姿を
現した。
「「─…ッ!!!!!」」
:07/02/23 19:31
:W42H
:MEUJWWI6
#163 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
梁と桂が
目を丸くした─
「鋼弦……
曲……要る?」
そんな桂達を
スルーして鋼弦に話し掛ける兎琳……。
:07/02/23 19:37
:W42H
:MEUJWWI6
#164 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
クルウッ……
「そっか……。
じゃあ準備するからちょっと待ってね?」
どうやら鋼弦は
喜んでいるらしい。
兎琳は笑み
何かをし始めた。
:07/02/23 20:47
:W42H
:MEUJWWI6
#165 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
…………。
鋼弦……─。
どっかで聞いた事のある名前なんだけどな…………。
:07/02/23 20:50
:W42H
:MEUJWWI6
#166 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
「……ッ。」
こめかみ辺りに激痛がはしる───。
………そのまま
桂は気を失った─。
:07/02/23 20:54
:W42H
:MEUJWWI6
#167 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
……………。
「じゃあまず
裡祇兎琳の能力に
ついて……お!!
噂をすればあれ
裡祇達だろ。」
紫庵が下を指差した
「へっ……?」
麗羽はつられて下を向く。
:07/02/23 21:04
:W42H
:MEUJWWI6
#168 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
麗羽の目に入ったのは兎琳と桂と梁が
裏庭に入ってくる
ところだった。
:07/02/23 21:13
:W42H
:MEUJWWI6
#169 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
ズキッ………。
胸が締め付けられる………
それを我慢して麗羽は…
:07/02/23 21:26
:W42H
:MEUJWWI6
#170 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
3人の様子をうかがいながら、
紫庵の話しを聞いた
「でな…裡祇兎琳も
麗羽と同じように
能力で楽器を使う。」
:07/02/23 23:04
:W42H
:MEUJWWI6
#171 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
紫庵が話し始めた。
「えっ………
て事は私の同じような曲で何かを操る能力なの?」
麗羽はただ、紫庵の話しを目を丸くして聞くしかなかった。
:07/02/23 23:10
:W42H
:MEUJWWI6
#172 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
「そう言う事になる。ほら…見てみろ。
何かを呼んだぞ」
また紫庵は下の方の3人を指差した。
「あ……れは。」
麗羽は口を金魚のようにパクパクさせた……─。
:07/02/23 23:13
:W42H
:MEUJWWI6
#173 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
そこには─………
黒く妖しく光る瞳をした………
獣が居た………─。
それも、、、瞳と同じ
真っ黒の─…
:07/02/23 23:17
:W42H
:MEUJWWI6
#174 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
黒ヒョウ………
いや、、、大きすぎる─。
体長───
約2m少しくらいだろうか──…。
:07/02/23 23:25
:W42H
:MEUJWWI6
#175 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
「裡祇兎琳………彼女の能力は楽曲支援による獣使い…─。」そんな麗羽に物静かな声で紫庵が言った。
「獣……使い。」
麗羽の心臓はまだ
驚きで高鳴っていた
:07/02/23 23:28
:W42H
:MEUJWWI6
#176 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
「桂っ!?」
麗羽の心臓がまだ高鳴っている時に
下…つまり3人のいる裏庭で兎琳が桂の名を叫んだ。
:07/02/23 23:30
:W42H
:MEUJWWI6
#177 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
バッ!!
麗羽はまだ驚きを隠せないまま、手すりに駆け寄り
下を見た。
「桂………。」
桂が倒れていた……。
でも…
:07/02/24 07:18
:W42H
:YAt7V.QQ
#178 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
そこには兎琳が居る………。
ソレを考えると…
何故だか前に進む気になれなかった…─
足に力が入らない…桂の所へ行きたいのに…………
何故だか
……………行けない
:07/02/24 07:24
:W42H
:YAt7V.QQ
#179 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
その間にも……
桂は多分─保健室に運ばれた。
「─…っ。」
麗羽はただ
それを見守る事しか出来なかった……。
:07/02/24 07:28
:W42H
:YAt7V.QQ
#180 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
一瞬だけ……
兎琳が麗羽達に気付いたのか……
キッと麗羽を睨み付け、口を動かした─
「役立たず。」
………と。
:07/02/24 08:44
:W42H
:YAt7V.QQ
#181 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
それから兎琳は
桂に続き校舎の中へ入って行った…─。
「…………」
麗羽はペタンと
尻を屋上のコンクリートにつけた。
:07/02/24 12:38
:W42H
:YAt7V.QQ
#182 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
「………。」
屋上に沈黙が流れる…………─。
そしてその静寂を破ったのは……
麗羽でも、紫庵でも朱夏でも無かった。
屋上のドアが開き
その人物がやって来たのだ。
:07/02/24 12:42
:W42H
:YAt7V.QQ
#183 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
「麗羽っ!!!」
その人物は息をきらしながら麗羽の名を呼んだ。
ビクッ……!!!
麗羽は体をビクつかせる─
:07/02/24 12:45
:W42H
:YAt7V.QQ
#184 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
「柚輝………。」
体をビクつかせて
動かない麗羽の代わりなのか…
紫庵がその人物の名を呼んだ。
「紫庵……。
麗羽、借りていい?」麗羽の方をチラッと見てから柚輝は紫庵に言った。
:07/02/24 12:49
:W42H
:YAt7V.QQ
#185 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
「…………。」
紫庵は黙ったままだ
その代わりにまた…
「麗羽は物ではない。……どこに連れて行くつもりだ?」
朱夏が姿を現し
そう言った。
:07/02/24 12:53
:W42H
:YAt7V.QQ
#186 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
そして朱夏は麗羽を包む……。
「どこって……
桂の所……。
桂が会いたがってるんだよ!!!」
柚輝は応えた。
「そうか………。」
静かに朱夏は
呟いた。
:07/02/24 12:56
:W42H
:YAt7V.QQ
#187 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
ホッと胸をなで下ろした柚輝…
しかし朱夏はその
ホッ…を嘲笑うかのような怒声で叫んだ。
:07/02/24 12:58
:W42H
:YAt7V.QQ
#188 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
「麗羽がこうなっているのは桂が原因だと知っていて
お前は桂の元へ
連れていかせるのかっ!!!!」
その怒声は
周りにある空気が
震えるほどに屋上で響いた。
:07/02/24 13:04
:W42H
:YAt7V.QQ
#189 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
「「………。」」
柚輝と紫庵…
どちらもが
その空気の震えを
感じた。
「…だから麗羽は
連れて行かせない。
麗羽を守るのは私の役目…それだけは
良く覚えておく事だ。麗羽、行くぞ。」
朱夏はそう言い
麗羽を包んだまま
屋上から姿を消した
:07/02/24 13:46
:W42H
:YAt7V.QQ
#190 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
屋上には
柚輝と紫庵が
ただ呆然と立っていた………。
:07/02/24 17:00
:W42H
:YAt7V.QQ
#191 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
…………。
「ん………。」
桂は目を覚ました。
まだこめかみの辺りが少し痛い……。
………ここはドコだ?
:07/02/24 18:00
:W42H
:YAt7V.QQ
#192 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
「桂…っ!!!」
俺を呼ぶ声がする…
何回も聞いた
この声………
:07/02/24 19:09
:W42H
:YAt7V.QQ
#193 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
優しい声………。
甘く漂うこの香り…
俺の額に触れる手─
──…麗羽。
:07/02/24 19:13
:W42H
:YAt7V.QQ
#194 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
「ん……麗羽。」
意識がハッキリしてくる。
額に触れる手が離れ扉が開いた。
そして………。
「しばらく………
さようなら─。」
………と言われた。
:07/02/24 19:16
:W42H
:YAt7V.QQ
#195 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
「麗羽ッ!!!!」
桂はバッと起き上がる。
「ッ………。」
起き上がった瞬間
にこめかみにまた
激痛がはしった。
:07/02/24 19:24
:W42H
:YAt7V.QQ
#196 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
こめかみを抑える。
「桂ちゃん……?」
心配して兎琳が桂の顔を覗き込む。
梁は………
部屋を見渡す限り…
居ない………─。
:07/02/24 19:28
:W42H
:YAt7V.QQ
#197 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
「兎琳……。
思い出した。」
桂が顔を覗き込む兎琳にそう言った。
「本当にっ!!?」
兎琳は驚きを隠せない…と言うように
声を発した。
:07/02/24 19:40
:W42H
:YAt7V.QQ
#198 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
「本当だ………。」
桂は笑む─。
「じゃあ……
約束も……?」
「あぁ…けど─」
「けど─…!???」
……と
言いかけた時に…
寮長に呼ばれた。
:07/02/24 19:44
:W42H
:YAt7V.QQ
#199 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
「あっ………今日は
歓迎会だって!!!
先に行くね。」
兎琳はそう言い
ドアを開け
出て行った。
「あっ…あぁ。」
桂は曖昧な返事を返した。
:07/02/24 19:49
:W42H
:YAt7V.QQ
#200 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
───………───
兎琳……思い出したんだ─。
でも、あの約束は
果たせない─…。
兎琳を俺の嫁にする事は出来ない……。
:07/02/24 19:55
:W42H
:YAt7V.QQ
#201 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
俺は麗羽が好きだから………─。
俺は麗羽を愛しているから…
:07/02/24 20:08
:W42H
:YAt7V.QQ
★コメント★
←次 | 前→
トピック
C-BoX E194.194