─ВГАСК★КΙИG…番外編�U…─
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#151 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
だから桂ちゃん……


こっちを向いて?


私を見て?


私は桂ちゃんが全てなの…─。

⏰:07/02/22 07:10 📱:W42H 🆔:ruOLWXug


#152 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
昼休み………


私達は裏庭で弁当を食べる事にした─。



狭殻君と桂ちゃんと一緒に……。


狭殻君はさっきからおぼつかない表情で弁当を黙々と食べていた。

⏰:07/02/22 07:13 📱:W42H 🆔:ruOLWXug


#153 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
「ねぇ…桂ちゃん。」
私は持っていた箸をギュッと握り締めた


「何?」
桂ちゃんはのんびり聞き返してくる。

⏰:07/02/22 17:40 📱:W42H 🆔:ruOLWXug


#154 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
「私の……能力を見たら…桂ちゃんは
私の事、思い出してくれる?」
言葉が震える…
私……緊張してるの?



「さぁ……保証は出来ない。」
桂ちゃんはそう言って応えた。

⏰:07/02/22 21:33 📱:W42H 🆔:ruOLWXug


#155 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
………………。


「そっか……。」
兎琳は少し俯いた。

「でも………
俺とお前が知り合いなら思い出せるはず。」
桂はそうボソッと
呟いた。

⏰:07/02/22 21:35 📱:W42H 🆔:ruOLWXug


#156 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
「本当っ!!?」
俯いていた兎琳が
バッと顔を上げ
笑った。


「もしかしたら…な」桂は兎琳から目をそらしつつ応えた。


その様子を梁は
ジッと見ていた。

⏰:07/02/22 21:40 📱:W42H 🆔:ruOLWXug


#157 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
………冷ややかな瞳で─。


特に兎琳を………

⏰:07/02/22 21:43 📱:W42H 🆔:ruOLWXug


#158 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
「分かった……。
少しでも思い出してくれたら…
それでいいよ。じゃあ呼ぶね。」
兎琳は一瞬だけ
胸に苦しさを感じた………。


「「呼ぶ……?」」
桂と梁が輪唱した。



「……そう。呼ぶの─おいで………
──鋼弦──」
兎琳は冷静に応え、
何者かを呼んだ。

⏰:07/02/22 21:50 📱:W42H 🆔:ruOLWXug


#159 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
すみません……
更新終了です(泣)


事情は感想板にカキコしてあります♪


そしてコメ下さい
(//艸//願)

⏰:07/02/22 21:53 📱:W42H 🆔:ruOLWXug


#160 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
その途端………



草の茂みから
黒く妖しく光る瞳の………─。

⏰:07/02/23 18:55 📱:W42H 🆔:MEUJWWI6


#161 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
クルルルルッ──…


何かが啼いた…



クルルルルッ……─

もう一度─…

⏰:07/02/23 19:07 📱:W42H 🆔:MEUJWWI6


#162 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
そうして数分後…─


─鋼弦─が姿を
現した。



「「─…ッ!!!!!」」

⏰:07/02/23 19:31 📱:W42H 🆔:MEUJWWI6


#163 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
梁と桂が
目を丸くした─


「鋼弦……
曲……要る?」
そんな桂達を
スルーして鋼弦に話し掛ける兎琳……。

⏰:07/02/23 19:37 📱:W42H 🆔:MEUJWWI6


#164 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
クルウッ……


「そっか……。
じゃあ準備するからちょっと待ってね?」
どうやら鋼弦は
喜んでいるらしい。


兎琳は笑み
何かをし始めた。

⏰:07/02/23 20:47 📱:W42H 🆔:MEUJWWI6


#165 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
…………。


鋼弦……─。


どっかで聞いた事のある名前なんだけどな…………。

⏰:07/02/23 20:50 📱:W42H 🆔:MEUJWWI6


#166 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
「……ッ。」
こめかみ辺りに激痛がはしる───。




………そのまま
桂は気を失った─。

⏰:07/02/23 20:54 📱:W42H 🆔:MEUJWWI6


#167 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
……………。


「じゃあまず
裡祇兎琳の能力に
ついて……お!!
噂をすればあれ
裡祇達だろ。」
紫庵が下を指差した


「へっ……?」
麗羽はつられて下を向く。

⏰:07/02/23 21:04 📱:W42H 🆔:MEUJWWI6


#168 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
麗羽の目に入ったのは兎琳と桂と梁が
裏庭に入ってくる
ところだった。

⏰:07/02/23 21:13 📱:W42H 🆔:MEUJWWI6


#169 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
ズキッ………。



胸が締め付けられる………


それを我慢して麗羽は…

⏰:07/02/23 21:26 📱:W42H 🆔:MEUJWWI6


#170 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
3人の様子をうかがいながら、
紫庵の話しを聞いた


「でな…裡祇兎琳も
麗羽と同じように
能力で楽器を使う。」

⏰:07/02/23 23:04 📱:W42H 🆔:MEUJWWI6


#171 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
紫庵が話し始めた。



「えっ………
て事は私の同じような曲で何かを操る能力なの?」
麗羽はただ、紫庵の話しを目を丸くして聞くしかなかった。

⏰:07/02/23 23:10 📱:W42H 🆔:MEUJWWI6


#172 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
「そう言う事になる。ほら…見てみろ。
何かを呼んだぞ」
また紫庵は下の方の3人を指差した。


「あ……れは。」
麗羽は口を金魚のようにパクパクさせた……─。

⏰:07/02/23 23:13 📱:W42H 🆔:MEUJWWI6


#173 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
そこには─………


黒く妖しく光る瞳をした………










獣が居た………─。


それも、、、瞳と同じ
真っ黒の─…

⏰:07/02/23 23:17 📱:W42H 🆔:MEUJWWI6


#174 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
黒ヒョウ………
いや、、、大きすぎる─。


体長───
約2m少しくらいだろうか──…。

⏰:07/02/23 23:25 📱:W42H 🆔:MEUJWWI6


#175 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
「裡祇兎琳………彼女の能力は楽曲支援による獣使い…─。」そんな麗羽に物静かな声で紫庵が言った。



「獣……使い。」
麗羽の心臓はまだ
驚きで高鳴っていた

⏰:07/02/23 23:28 📱:W42H 🆔:MEUJWWI6


#176 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
「桂っ!?」
麗羽の心臓がまだ高鳴っている時に
下…つまり3人のいる裏庭で兎琳が桂の名を叫んだ。

⏰:07/02/23 23:30 📱:W42H 🆔:MEUJWWI6


#177 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
バッ!!


麗羽はまだ驚きを隠せないまま、手すりに駆け寄り
下を見た。



「桂………。」
桂が倒れていた……。
でも…

⏰:07/02/24 07:18 📱:W42H 🆔:YAt7V.QQ


#178 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
そこには兎琳が居る………。



ソレを考えると…
何故だか前に進む気になれなかった…─


足に力が入らない…桂の所へ行きたいのに…………





何故だか




……………行けない

⏰:07/02/24 07:24 📱:W42H 🆔:YAt7V.QQ


#179 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
その間にも……
桂は多分─保健室に運ばれた。



「─…っ。」
麗羽はただ
それを見守る事しか出来なかった……。

⏰:07/02/24 07:28 📱:W42H 🆔:YAt7V.QQ


#180 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
一瞬だけ……



兎琳が麗羽達に気付いたのか……



キッと麗羽を睨み付け、口を動かした─



「役立たず。」

………と。

⏰:07/02/24 08:44 📱:W42H 🆔:YAt7V.QQ


#181 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
それから兎琳は
桂に続き校舎の中へ入って行った…─。





「…………」
麗羽はペタンと
尻を屋上のコンクリートにつけた。

⏰:07/02/24 12:38 📱:W42H 🆔:YAt7V.QQ


#182 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
「………。」
屋上に沈黙が流れる…………─。



そしてその静寂を破ったのは……




麗羽でも、紫庵でも朱夏でも無かった。



屋上のドアが開き
その人物がやって来たのだ。

⏰:07/02/24 12:42 📱:W42H 🆔:YAt7V.QQ


#183 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
「麗羽っ!!!」
その人物は息をきらしながら麗羽の名を呼んだ。



ビクッ……!!!


麗羽は体をビクつかせる─

⏰:07/02/24 12:45 📱:W42H 🆔:YAt7V.QQ


#184 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
「柚輝………。」
体をビクつかせて
動かない麗羽の代わりなのか…
紫庵がその人物の名を呼んだ。


「紫庵……。
麗羽、借りていい?」麗羽の方をチラッと見てから柚輝は紫庵に言った。

⏰:07/02/24 12:49 📱:W42H 🆔:YAt7V.QQ


#185 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
「…………。」
紫庵は黙ったままだ

その代わりにまた…

「麗羽は物ではない。……どこに連れて行くつもりだ?」
朱夏が姿を現し
そう言った。

⏰:07/02/24 12:53 📱:W42H 🆔:YAt7V.QQ


#186 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
そして朱夏は麗羽を包む……。


「どこって……
桂の所……。
桂が会いたがってるんだよ!!!」
柚輝は応えた。



「そうか………。」
静かに朱夏は
呟いた。

⏰:07/02/24 12:56 📱:W42H 🆔:YAt7V.QQ


#187 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
ホッと胸をなで下ろした柚輝…


しかし朱夏はその
ホッ…を嘲笑うかのような怒声で叫んだ。

⏰:07/02/24 12:58 📱:W42H 🆔:YAt7V.QQ


#188 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
「麗羽がこうなっているのは桂が原因だと知っていて
お前は桂の元へ
連れていかせるのかっ!!!!」


その怒声は
周りにある空気が
震えるほどに屋上で響いた。

⏰:07/02/24 13:04 📱:W42H 🆔:YAt7V.QQ


#189 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
「「………。」」
柚輝と紫庵…
どちらもが
その空気の震えを
感じた。



「…だから麗羽は
連れて行かせない。
麗羽を守るのは私の役目…それだけは
良く覚えておく事だ。麗羽、行くぞ。」


朱夏はそう言い
麗羽を包んだまま
屋上から姿を消した

⏰:07/02/24 13:46 📱:W42H 🆔:YAt7V.QQ


#190 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
屋上には
柚輝と紫庵が
ただ呆然と立っていた………。

⏰:07/02/24 17:00 📱:W42H 🆔:YAt7V.QQ


#191 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
…………。


「ん………。」
桂は目を覚ました。

まだこめかみの辺りが少し痛い……。


………ここはドコだ?

⏰:07/02/24 18:00 📱:W42H 🆔:YAt7V.QQ


#192 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
「桂…っ!!!」


俺を呼ぶ声がする…

何回も聞いた
この声………

⏰:07/02/24 19:09 📱:W42H 🆔:YAt7V.QQ


#193 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
優しい声………。


甘く漂うこの香り…

俺の額に触れる手─

──…麗羽。

⏰:07/02/24 19:13 📱:W42H 🆔:YAt7V.QQ


#194 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
「ん……麗羽。」
意識がハッキリしてくる。



額に触れる手が離れ扉が開いた。



そして………。



「しばらく………
さようなら─。」
………と言われた。

⏰:07/02/24 19:16 📱:W42H 🆔:YAt7V.QQ


#195 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
「麗羽ッ!!!!」
桂はバッと起き上がる。



「ッ………。」
起き上がった瞬間
にこめかみにまた
激痛がはしった。

⏰:07/02/24 19:24 📱:W42H 🆔:YAt7V.QQ


#196 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
こめかみを抑える。


「桂ちゃん……?」
心配して兎琳が桂の顔を覗き込む。


梁は………


部屋を見渡す限り…



居ない………─。

⏰:07/02/24 19:28 📱:W42H 🆔:YAt7V.QQ


#197 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
「兎琳……。
思い出した。」
桂が顔を覗き込む兎琳にそう言った。



「本当にっ!!?」
兎琳は驚きを隠せない…と言うように
声を発した。

⏰:07/02/24 19:40 📱:W42H 🆔:YAt7V.QQ


#198 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
「本当だ………。」
桂は笑む─。


「じゃあ……
約束も……?」



「あぁ…けど─」


「けど─…!???」


……と
言いかけた時に…
寮長に呼ばれた。

⏰:07/02/24 19:44 📱:W42H 🆔:YAt7V.QQ


#199 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
「あっ………今日は
歓迎会だって!!!
先に行くね。」
兎琳はそう言い
ドアを開け
出て行った。



「あっ…あぁ。」
桂は曖昧な返事を返した。

⏰:07/02/24 19:49 📱:W42H 🆔:YAt7V.QQ


#200 [壁|艸`){すみれ◆angel/Groo]
───………───

兎琳……思い出したんだ─。



でも、あの約束は
果たせない─…。



兎琳を俺の嫁にする事は出来ない……。

⏰:07/02/24 19:55 📱:W42H 🆔:YAt7V.QQ


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