゜*消せない・゜
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#122 [xまきケたまx]
   
「諒っ!!!!!!」

診療所の扉が
荒々しく開く。

充は右足を引きずり
しかめた顔をしている

「おう司…。充!!
平気…な訳無いか」

「わりぃな…
忙しいのに……」

充の顔は脂汗で
にじんでいる。

⏰:07/02/21 00:52 📱:W42SA 🆔:1BplveZE


#123 [xまきケたまx]
  
「いやっ忙しく見える?
とにかく入れって」

司に代わり充を支える

「司。お前どうする?
充待つか?」


司は下を向いて
走り去ってしまった

⏰:07/02/21 00:54 📱:W42SA 🆔:1BplveZE


#124 [xまきケたまx]
  
「つかさっ!!!!!」

諒は叫ぶ。

「未来お前病室…」

未来はその場に
立ち尽くしていた。

「未来?どした?」

未来の目から
涙が溢れる。

⏰:07/02/21 00:56 📱:W42SA 🆔:1BplveZE


#125 [xまきケたまx]
  
「何?どした?
病室戻ってろな?」

そう言って
充と診察室に入った

扉が閉まった瞬間

未来はへなへなと
しゃがみこんでしまった


大粒の涙から未来の
頬を濡らす。

⏰:07/02/21 00:59 📱:W42SA 🆔:1BplveZE


#126 [xまきケたまx]
   

息が荒い。
心臓の鼓動も早い。

診療所の坂道なんて
めったに来ないから

いや…行こうと
しなかったから。


大丈夫。
病室にいると思ってた
動揺を隠せなかった。
あの驚いた顔
涙で濡れた瞳。

やっぱり会っちゃ
いけなかったんだ。

「馬鹿ぢゃん…」

小さく呟いた。

⏰:07/02/21 01:55 📱:W42SA 🆔:1BplveZE


#127 [xまきケたまx]
  

「あ〜ぁ…
パックリやったねー…」

苦笑いで諒は呟く。

「ちょっとミスった…」

充は顔をしかめる。

「充がミス?珍しい」

諒は消毒液を
ガーゼに染み込ませた

⏰:07/02/21 01:58 📱:W42SA 🆔:1BplveZE


#128 [xまきケたまx]
   
「…妊娠…してさ」

諒の動きが止まる。

「…へっ?お前が?」

充は睨んだ。

「おちょくってんのか?医者のくせに…」

「嘘だよ。翠がか?」

翠ってゆうのは
充の嫁さん。
俺等と同い年。

⏰:07/02/21 02:01 📱:W42SA 🆔:1BplveZE


#129 [xまきケたまx]
  
「やったぢゃん!!」

諒はにっこり笑った

「翠の体が気がかり
すぎてさー……
もうすぐ市内の病院
に入院すんだけど」


「うちじゃ見れない
しな…産婦人科は
また違うから。」

諒は申し訳無さそう
にうつむいた。

⏰:07/02/21 02:03 📱:W42SA 🆔:1BplveZE


#130 [xまきケたまx]
  
「俺が稼がねぇとっ
て焦っちまった。」

充の顔は
立派な父親だった。

「とりあえず!
無理は禁物だよ!!
塗り薬出すから。
毎日塗ること!!!」

「翠も母親かあ…」

諒は遠い目をする。

「結婚して2年。
やっとだぜ?」

⏰:07/02/21 02:06 📱:W42SA 🆔:1BplveZE


#131 [xまきケたまx]
  
「もうそんなか!!
去年中学校で皆で
飲んだもんな。」

「お前もそろそろ?」

充はニヤニヤ笑う。

「いやー……
どうだかな……
いつ東京に移動か
分かんねぇし。」

諒は寂しく微笑む。

⏰:07/02/21 02:09 📱:W42SA 🆔:1BplveZE


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