クソガキジジイと少年」
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#266 [ザセツポンジュ]
エノシタさんが通らないかなと、チラチラ横目で外を見ながらきーさんは口を開いた。
『エノシタさん大改造の件だが…』
『大成功に終わってよかったではないか。』
『いや、もちろんそうだ。』
『…でも、その辺のブスでも簡単にできそうな気がするけどな。』
『すーさん、それは間違っているぞ。』
:06/06/17 16:34 :P701iD :10FaedBg
#267 [ザセツポンジュ]
きーさんは行き交う女子中学生を指差しながら語った『あの子は細すぎだ。栄養失調並み、あの子は、がっちりしている。将来レスリングにでもなるのだろう。そしてあの子は、スタイルはいいのに顔はめっぽう味気ない。あの子は姿勢が悪い。わかるか!!?女なんてみんなダメなところはあるものだ。生まれもって完璧なルックスを持つ人の方が、極めて少ない。』
:06/06/17 16:38 :P701iD :10FaedBg
#268 [ザセツポンジュ]
『なぜ、女は変わりたいのか。それは、好きな男ができたから。ただ雑誌をペラペラめくり、痩せたい痩せたいというやつは世間の波に流されている。まわりの女と見栄のはりあいをしているだけだ。変わりたい、勇気が欲しい、キレイになりたい、ふりむいてほしい…これら全ては甘い恋心を抱いた相手がいたからだ。何が言いたいかって、自分一人のためだけに、痩せたりかわいくなろうとしたりするのは、とっても難しいものだ。恋をしたエノシタさんだからこそできた話なのだ』
:06/06/17 16:45 :P701iD :10FaedBg
#269 [Й]
:06/06/18 00:37 :SH900i :CG7Twt86
#270 [我輩は匿名である]
:06/06/18 00:38 :SH900i :CG7Twt86
#271 [Й]
:06/06/18 00:39 :SH900i :CG7Twt86
#272 [ザセツポンジュ]
『おまたせしました。小夜子ストロベリーです。』
きーさん達の前に甘い甘い苺が顔をだした。
すーさんは窓にはりつき、女子中学生を物色していた。
『あ!!エノシタさんじゃ!!かわいいのう。』
『すーさんそれはエノモト……いや、エノシタさんだな!!今日は笑っているな』
いつもうつむき加減で登校するエノシタさんだったが今日は違った。友達と一緒に登校する姿に笑顔がみられた。
:06/06/18 00:48 :P701iD :JAs9bvV6
#273 [ザセツポンジュ]
『天狗にならなければいいのだが…』
『後のことはどうでもいいよ。きーさん、ワシは満足だ。』
エノシタさんを見送った後、きーさんはスプーンを持った。
そして一口、小夜子を口へ運んだ。
『甘い。ワシはこんなにも甘い恋心を何度抱いたことがあるのだろうか…』
:06/06/18 01:06 :P701iD :JAs9bvV6
#274 [ザセツポンジュ]
きーさんとすーさんは次なるターゲットを探すのであった。
:06/06/18 01:07 :P701iD :JAs9bvV6
#275 [ザセツポンジュ]
Й
サン、ぶっちゃけ正直心底嬉しいです
これからもよろしくお願いします
いつもありがとう
:06/06/18 01:10 :P701iD :JAs9bvV6
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