クソガキジジイと少年」
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#287 [ザセツポンジュ]
:06/06/18 23:21 :P701iD :JAs9bvV6
#288 [ザセツポンジュ]
──朝8時前
観光港へ到着した男四人。
最初に口を開いたのは、次期生徒会長を狙う、中学校限定スーパースター2年2組5番、木田トミオだった。
『ぅえ──!!船かよ!!俺、かっこよく飛行機が良かったよぉ。誰だよ船にしたの。』
そして申し訳なさそうに、女がいれば生きていける62歳のエロジジイ鈴木ひとしが頭を下げた。
『…トミオちゃん。すまない。飛行機は、坂本九が墜落事故で亡くなっている…スーパースターでも飛行機の墜落には勝てん!!!!』
トミーはゴクリとツバを飲み込んだ。
:06/06/19 01:06 :P701iD :pe2kktV2
#289 [ザセツポンジュ]
(スーパースターですらわけなく殺されるのか…もしもオレが死んだら誰が生徒会長に…)
『すーさん、君の選択は正しかったようだ。』
トミーは落ち着きを取り戻した。
『きーさん、福岡にはどんくらいでつくんだい!!?』学校を四日も休める喜びをひしひしと感じている学級委員長、2年2組9番鈴木ジョウジロウ。
『2年と3ヵ月くらいだ。』
平然な顔で、朝から冴えたことを言う悪巧みのプロ、木田シゲル62歳。ただ現実人助けをしてしまっているのがかわいいところだ。
:06/06/19 01:13 :P701iD :pe2kktV2
#290 [Й]
:06/06/19 01:13 :SH900i :S5Eb1R/I
#291 [ザセツポンジュ]
了解なまこん
ありがとう
:06/06/19 03:00 :P701iD :pe2kktV2
#292 [ザセツポンジュ]
高速船に乗る男4人の姿はすがすがしかった。
しかし、波の関係で激しく船は揺れ、すがすがしさはカケラもなくなった状態で福岡へたどりついた。
:06/06/19 03:03 :P701iD :pe2kktV2
#293 [ザセツポンジュ]
『なんだよぉ、オレらの地元と変わらないじゃないかよ!!』
レトロな町並みを見たトミーは、船酔いで気分が悪いついでに文句を言った。
『トミオ、ここは門司港だよ。博多まではもう少しある。博多駅について失神するなよ。恥ずかしいぞ。』
今回3回目の福岡旅行のきーさんは得意気だった。
:06/06/19 03:07 :P701iD :pe2kktV2
#294 [ザセツポンジュ]
小倉へと渡り、新幹線の切符を買った。
『うわ!!これが新幹線!!?すげぇ!!なげぇ!!』
ジョウは素直に驚いた。我々の地元周辺全て新幹線なんてないのだ!!
『ワシは新大阪まで拉致されないかだけが心配だよ。』
無駄な心配をするすーさん。
新幹線に乗り込んでから、悪夢が待っていた。
:06/06/19 03:10 :P701iD :pe2kktV2
#295 [ザセツポンジュ]
すーさんときーさん、トミーとジョウは、向かい合わせで仲良く4人で座った。
すーさんと向かい合わせのトミー。このツートップが向かい合わせれば口からでる話は、女の話だろう。
きーさんとジョウは甘く見ていた。
『トミオちゃん、歌をうたわないか。』
:06/06/19 03:14 :P701iD :pe2kktV2
#296 [ザセツポンジュ]
『すーさん、提案が素晴らしいね。』
チョイスした歌がなんとも言えない
『君の〜ゆくぅ〜道わぁ』『はてしなく遠い〜』
『だのにぃ!!』
ハモってしまったところで、ジョウはきーさんの腕をつかみ、移動し、このバカ二人を赤の他人と認定した。
:06/06/19 03:17 :P701iD :pe2kktV2
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