クソガキジジイと少年」
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#626 [ザセツポンジュ]
『ジョウジロウよ。オレさ、生徒会長と言う立場を大いに利用して、クリスマスからエノモトさんと付き合おうと思うんだけど。』
お決まりの梅昆布茶を
すする。
:08/03/24 23:54
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#627 [ザセツポンジュ]
『まったくもって嫌なヤツだなトミーは。好きなら付き合えばいいじゃない。』
恋に悩む少年は
甘い甘〜い
小夜子ストロベリーを
少しずつ口に入れる。
:08/03/24 23:57
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:9b7EHO9g
#628 [ザセツポンジュ]
『なにせエノモトさんは顔がいいからな。』
『へぇ……』
心ここにあらずと言う
返事を返したジョウは
何を隠そう
エノシタさんの事を
考えていた。
:08/03/24 23:59
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#629 [ザセツポンジュ]
(可愛く変身し、美容室を代表してクーポン雑誌に乗ったことでエノシタさんは、嫉妬に狂ったメス達からいじめを受けている…だけどボクはなんにもしていない。鈴木さんちのジョウジロウちゃんよ。このままでいいのか。)
:08/03/25 00:01
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#630 [ザセツポンジュ]
『おい。おーい。ジョウジロウ。帰ってこい。どこ見てんだ、死ぬのか?』
トミーは
ジョウジロウと
至近距離まで
近づいて
確かに
目を合わせているのに
ジョウジロウの視界に
入っていない
自分に
気づかされざるを得なかった。
:08/03/25 00:03
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:WlQRdQf6
#631 [ザセツポンジュ]
『どうしたんだ。童貞だからと言って悩むなよ。快感はすぐそこだ、元気だせファイト鈴木。』
『あぁ…うん。』
2度までも
同じような対応のジョウジロウに
腹の立てたトミーは
周りを見渡し
大きく息を吸い込んだ。
:08/03/25 00:06
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#632 [ザセツポンジュ]
『すいませーん。どちらさんかこの鈴木ジョウジロウ(14歳)の筆おろしを手伝ってく…』
『やめろ。やーめろ。うるさいよ、お前バカか。ただのカフェだぞここは。』
目の前にいる
幼なじみのとった
最終手段で
我に返った
ジョウジロウちゃん。
だけど決して
内に秘めた悩み事は
打ち明けなかった。
:08/03/25 00:09
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#633 [ザセツポンジュ]
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翌朝
早く目が覚めてしまったジョウは
寒い中ベランダに
立ちすくんでいた。
ガラガラガラーー。
『おや。いつもの風景が違って見える。今日はかわいい少年が見える。おはよう、ジョウジロウちゃん。』
『おはよう、きーさん。』
:08/03/25 00:12
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#634 [ザセツポンジュ]
きーさんも
62年も生きていれば
分かる。
隣のおぼっちゃんが
悩ましげな
顔をしていることくらい。
『はっはーん。さては、カルピスだな。』
:08/03/25 00:13
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#635 [ザセツポンジュ]
『さすがするどいな、きーさん。そうだよ、カルピスさ。だけどベランダ越しには話せないよ。』
きーさんは何か
ひらめき
ちょっと待てと
合図をし、
最強アイテムを
取り出して来た。
『糸でんわ。使うか?』
得意気に
紙コップと糸でできた
ひらめきの結晶を
さも自分が
考え出した発明品のように
隣にお住まいの
鈴木さんちの
ジョウジロウちゃんに投げ渡した。
《で、だれに恋をしているんだ??》
:08/03/25 00:18
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