きらきら
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#381 [向日葵]
お茶を持って自室に行き、秋帆達に何をしにきたのか尋ねた。
秋帆「健康診断。」
友姫「は?」
律「アホ。もうちょっとなんかあるでしょ。」
秋帆「間違ってないわよぉ!心の健康診断!」
そこまで言われてわかった。2人は私に何かあったか聞きにきたらしい。
秋帆「友姫の悪いくせ!何も言わず溜めること!」
:07/03/17 02:11
:SO903i
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#382 [向日葵]
母さんと言ってることが真逆だ。
律「話したくなったら言うと思った。」
律正解。
律「……けど、今日は強制させていただきます。予想が違う方がいいけど、千歳も関係してる気がするから。」
そこまで言われたら、観念するしかない。
私は昨日の一部始終を話した。途中、「佳苗ちゃんに話を聞いてもらって」と言うと、ヤキモチの青筋が秋帆に浮かび、律がなだめた。
:07/03/17 02:16
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#383 [向日葵]
律「――――なるほどねぇ。やっぱり千歳絡んでたか……。それにしても寛和…。あのガキ……」
秋帆「律私のこと言えてないじゃん。」
友姫「私混乱しちゃって……。でも頑張るって決めたんだよ!」
秋帆「ふーん…」
「……なら」と秋帆と律は顔を合わせ、またこっちを向いた。
律「頑張ってもらいましょう。」
友姫「え?」
:07/03/17 02:21
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#384 [向日葵]
秋帆が人差し指を立てて私の前までズイッと来た。
秋帆「友姫……………………アンタ
告白なさい。」
私は目が点になってしまった。
友姫「………………ぇ?」
律「まぁ一番てっとり早いわよね。」
友姫「…………ぇ?あの……いつ……?」
:07/03/17 02:25
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#385 [向日葵]
秋帆はおでこに手をやり、フッと笑った。
秋帆「嫌だわ友姫さん。あるじゃないの最高にして最高の行事が……。」
つまりとてもいい機会にある行事があるらしい。
律「修学旅行よ。それで告りなさい。」
友姫「ええぇぇぇえぇ!!!!!!!いや無理でしょ!!しかも機会無いし!」
秋帆「甘いわね……。私達を誰だと思ってるの?」
『誰だと思って欲しいんだろう……。』
:07/03/17 02:29
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#386 [向日葵]
律「今日ね、部屋割り表がクラスに貼られてたの。」
友姫「はぁ……。」
秋帆「ウチのクラス+E組男子って奇数なのよね……人数。」
友姫「はぁ……。」
イマイチ話が掴めない……。
律「つまり、部屋って2人ずつじゃない?あ、ウチらは3人同じだけどね?」
友姫「あぁ……そぅなんだ……。」
秋帆「だからD組男子とE組男子が混じるのよ。」
友姫「……はぁ……。」
なんとなく掴めてきた。
:07/03/17 02:35
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#387 [向日葵]
律「白月と寛和……同じ部屋なの」
友姫「…まさか……」
秋帆・律「白月と宮川さんに協力してもらって友姫ちゃん珊瑚君に告白しちゃいましょう大作戦ー☆!」
2人は手を合わせて作戦名を発表した。
友姫「長い!そしてネーミングが古い」
いやツッコミ所はそこじゃない。
つまりそれって珊瑚君の部屋で告れってことでしょっ?!
:07/03/17 02:41
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#388 [向日葵]
秋帆「部屋ならば奴も男!行き着くとこまで」
友姫「ギャー!!!自主規制自主規制!!!!!第一告白なんかっ……」
律「いつまでもそうやって躊躇してもしょうがないでしょ?他の人に取られるわよ?」
秋帆「大体、相手の気持ちがわからなくてモヤモヤするよりマシでしょ?!」
友姫「そりゃそうかも知れないけど、心の準備が……っ!!」
:07/03/17 02:45
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#389 [向日葵]
秋帆「そんなもん必要ないわ!!!バーンと言っちゃえばいいのよぉ!!!」
友姫「ちょっと人事すぎるんですけどぉぉ!!!」
律「決まりね。」
友姫「えぇええ……っ」
と言うわけで……私(わたくし)東雲 友姫。人生初の告白をします。
秋帆「目指すわ修学旅行ぉぉ!!」
律「in京都。」
友姫「……ぁぁ……。」
:07/03/17 02:50
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#390 [向日葵]
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第9章終りです(´∀`人)キリいいんで今日はここまでで

次はいよいよ10章目☆そして気づけばもぅすぐ400でございます

感想いつでもお待ちしてます

感想板もどうぞ

:07/03/17 02:53
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