きらきら
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#515 [向日葵]
千歳「行こうとしたらどうせ止めるんでしょ?」
律「当たり前でしょ。」
千歳の問掛けに即答で返す律。律は頭の回転が早いため、口喧嘩では負けたことが無い。小さい背でも目力があるため、睨まれたら怯む人も多い。
だが、千歳はなんなく喋る。
律『それだけ恨み買ってんのかしらね…。』
半ば感心の律だ。
千歳「ねぇ。アンタは彼氏いないの?」
律「いないけどそれが何か?」
:07/03/25 23:52
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#516 [向日葵]
千歳「わぁ可愛そうだね!さっびし〜!」
律「アンタがどう思おうが勝手だけど寂しくはないんで。ご心配なく。」
千歳「アンタの心配なんかしないよ。」
律「まぁ心配していらんけどね。」
他の2人とは違ってピンクのオーラではなくピリピリとした空気が流れている。周りは何故か道を開けずにはいられなかった。
:07/03/25 23:56
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#517 [向日葵]
千歳「ねぇアンタさぁ。俺のことアンタって言うの辞めてくんない?俺にはアンタの性格とは正反対の真っ直ぐって字で直って言うんだから。」
律「あら偶然ね。私にもちゃんと名前があるの。アンタの性格ではあり得ない律義の律って言うのよ。お分かり?」
両者睨み合う。先に名前を呼ぶのを待っているのだ。先に呼んでしまっては負けるようで嫌なのだ。
:07/03/26 00:01
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#518 [向日葵]
しばらく睨み合いが続くが、やがて
千歳「っ……ぷ、アハハハハ!!!アンタ!気強すぎ!ハハハハ!!すっげぇおもしれぇっ!!アハハハハ!!!!」
千歳はお腹を抱えて笑い出した。
律「……は?」
律はいきなり笑い転げる千歳に「なんだコイツ」と冷めた目を向ける
大分笑い収まった千歳は、ずいっ!と律に寄って来て顔をじーっと見た。
律「……何。」
千歳「友姫ちゃんはくっついちゃったし……律にしてみよっかなぁ。アンタ結構美人だし。」
:07/03/26 00:09
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#519 [向日葵]
律「そんな軽い言葉いらない。」
そう言って律は足早に去って行った。
千歳「ま、キープくらいならねぇ……」
――――……
佳苗「暁ちゃん。ココ〜?」
暁「あ!そう!」
私達は白月君が見たと言うお店に来た。どうやら定食屋さんっぽい。
『あ、京セットがいいかも……』
友姫「京セットにしよっかな……」
佳苗「やっぱり友姫ちゃんも?!いいよねこれ!!」
京セットは、ご飯、ミニうどん、天ぷら、そして何と言っても……
友姫・佳苗「抹茶あんみつ☆!!」
:07/03/26 00:17
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#520 [向日葵]
珊瑚「この寒い時期によく食べようと思うな。」
佳苗「珊瑚君分かってない!!女の子に甘いもの食べる季節なんて関係無いの!」
暁「そうよ!わかってないわよ!!」
珊瑚「お前が言うな。」
なんか漫才みたいと笑ってしまった。
すると珊瑚君が誰かに当たってしまった。
?「いったいなぁ!もー!」
珊瑚「あ、スイマセン。」
:07/03/26 00:22
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#521 [向日葵]
珊瑚君が当たったのは女の子で、肩までの茶色い髪をキレイに巻き、メイクをばっちりしたケバイけどキレイな子だ。
そして私は見てしまった。その子の目がハートになるのを……
?「あ…いや、こっちもゴメンナサイ……」
『さっきと態度全然違うじゃない。早くどっか行ってよ。』
私はムッとしていた。
?「その制服って、観西(かんざい)学園(友姫達の学校の名前)だよね?」
:07/03/26 00:28
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#522 [向日葵]
珊瑚「はぁ……」
?「やっぱり?あたし、その隣の澪(れい)高校なんだ!あ、それと、あたし植村深夜(うえむらみよ)」
珊瑚「ふーん……」
眉間に眉毛を寄せながらそれを見ている私に、佳苗ちゃんが耳許で言った。
佳苗「あれ、完全に逆ナンだよねー。」
『あー。あれが噂の(?)』
初めて見るナンパに私は少し珍しい物を見るように深夜(とか言う子)を見た。
:07/03/26 00:34
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#523 [向日葵]
:07/03/26 00:35
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#524 [向日葵]
お風呂入る前にちょっと更新します

:07/03/26 23:09
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