きらきら
最新 最初 🆕
#640 [向日葵]
佳苗「えー?あの女の子が?」

私は首を縦に振る。

只今放課後。
「友姫ちゃんお悩み相談室!」と黒板に書いた秋帆と、静かに話を聞いてくれている律がいる。

⏰:07/04/07 15:27 📱:SO903i 🆔:fVOPQGbk


#641 [向日葵]
友姫「私、それでどうしたらいいかわかんなくて…なんか責めちゃいそうで見なかったフリしたら、…………ちょっといざこざになっちゃって……」

律「言っちゃえばよかったのに。そんなので寛和は怒んないでしょ?」

友姫「それでも言っちゃう自分が嫌だったの。」

そんな自分が醜くて、嫌だった。
私は頭を抱えた。
どうしてた?前まで珊瑚君とどう接してた?

⏰:07/04/07 20:19 📱:SO903i 🆔:fVOPQGbk


#642 [向日葵]
友姫「せっかく集まってもらってなんだけど…。私今日は帰るよ。」

秋帆「え?友姫?!」

私は帰る支度をしてカバンを持った。

友姫「ホント、ゴメンナサイ……じゃぁ」

秋帆「ちょ、ちょっとゆ」
ピシャン

秋帆「友姫ぃ……」

⏰:07/04/07 20:28 📱:SO903i 🆔:fVOPQGbk


#643 [向日葵]
―――……

私は階段を降りて靴箱の前で立ち止まった。
今日のことを思い出した。
『珊瑚君…。』

私は相談してほしかったのかも知れない。
あの深夜について迷惑なこと、嫌なことがあったなら。

友姫「だって…言ったじゃない……」

私にも珊瑚君を守らせて……って……

⏰:07/04/07 20:35 📱:SO903i 🆔:fVOPQGbk


#644 [向日葵]
視界が歪む。
目に珊瑚君を思う滴が溜まる。

友姫「珊瑚君……私…………頼りない……?」

遠くで消防車か、救急車のサイレンが聞こえた。
よくあることだ。


でも


なんでだろう……

⏰:07/04/07 20:39 📱:SO903i 🆔:fVOPQGbk


#645 [向日葵]
 



胸騒ぎが止まらなかった。

――――……

秋帆「はぁ〜。あの子、意外に不器用に生きてるなぁ……。」

教室では秋帆達がまだ話をしていた。

佳苗「不安になるのは分かるけど、あそこまで深刻に考えてちゃねー……」

⏰:07/04/07 21:06 📱:SO903i 🆔:fVOPQGbk


#646 [向日葵]
その時、佳苗の携帯が鳴った。

佳苗「あ、暁ちゃんだ!もしもし?……ウン」

律「って言うか付き合い始めにそんなこと気にするなんて……」

秋帆「私なんてそこまで考えたことないけどねぇ。」
佳苗「えぇぇぇ?!?!」

叫びながらイスから立つ佳苗に2人はびっくりした。
受話器の所を抑えながら、青ざめながら2人の方に振り向く佳苗。

⏰:07/04/07 21:11 📱:SO903i 🆔:fVOPQGbk


#647 [向日葵]
そんな佳苗に涙が溜まる。

佳苗「……った…大変……。」

その内容を聞いて、秋帆と律も青ざめ、友姫に連絡した。


―――――……

私は電車待ちをしていた。

『とりあえず、落ち着こう。落ち込んでも仕方ない。』

⏰:07/04/07 21:14 📱:SO903i 🆔:fVOPQGbk


#648 [向日葵]
まだ空の上の方にある太陽が暖かい。

『そういえば……あの時。』

あのファンクラブのせいで帰りが遅くなった日。
空気はキンとするぐらい寒かったのに、握られた手はすごく暖かくて、胸が締め付けられた。

友姫「…………私…」

信じたいのに、珊瑚君を疑ってる……っ!!
深夜のこと。
自分から離れてしまうかもと。
あんなに暖かい人を。

友姫「私……最低じゃない……っ」

⏰:07/04/07 21:19 📱:SO903i 🆔:fVOPQGbk


#649 [向日葵]
ピルルルルル

ビクッ!
いきなり静かなホームに着信音が鳴り響く。

<着信・秋帆>

友姫「もしもし?どうかした?」

秋帆「……ゆ、ゆき……落ち着いて聞いて?」

その瞬間、頭の中で鳴り響いた音がある。

⏰:07/04/07 21:22 📱:SO903i 🆔:fVOPQGbk


★コメント★

←次 | 前→
↩ トピック
msgβ
💬
🔍 ↔ 📝
C-BoX E194.194