きらきら
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#131 [向日葵]
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キリがいいので今日はここまでです


感想、アドバイス、お待ちしてます

:07/03/01 02:17
:SO903i
:9/xESeIw
#132 [向日葵]
保健医「大丈夫よー。クラクラしたのは脳しんとうだと思うから!気になるようだったら病院行きなさいよ?頭は恐いからねー。一応冷やそっか?……あれ……?氷がないなぁ……。ちょっと待ってて!」
ガラガラガラ……ガラガラピシャン
……保健室に微妙な空気が流れる
。
『わ、話題……話題……』
:07/03/02 00:42
:SO903i
:2jSs07xw
#133 [向日葵]
友姫「あ、あのありがとう!あ!本読めたよ!!おもしろかった!」
珊瑚「そうか。よかった。」
『か、……会話終了……っ』
珊瑚「大抵は図書室に入り浸ってるから、いつでも来い。」
『会話続いてたぁ……』
友姫「そうなんだ。また行くよ。」
[いつでも来い。]
なんか珊瑚君のテリトリーに入ることを許されたようで、嬉しかった。
:07/03/02 00:52
:SO903i
:2jSs07xw
#134 [向日葵]
珊瑚「頭……大丈夫か?」
友姫「!ぁ……大丈夫。珊瑚君が早く運んでくれたし。ゴメンネ。重かったでしょ?ハハ!」
少し笑った後、なんか間があった。
『…?アレ……。なんか変なこと言った?』
珊瑚「いや、軽すぎてびっくりした……。ちゃんと食ってんのか?」
友姫「え……」
:07/03/02 01:00
:SO903i
:2jSs07xw
#135 [向日葵]
その時初めて珊瑚君の手をみた。大きくて、ゴツゴツした手だ。
『私、この手に抱えられて……』
カアァァァァァァ
気付いた瞬間恥ずかしくなった。赤い顔を見られたくなくてうつむいた。
珊瑚「……?どうした?頭痛むのか?」
サラッ……
そう言って私を抱き抱えた手で私の頭を撫でた。
:07/03/02 01:09
:SO903i
:2jSs07xw
#136 [向日葵]
ビクッ……!
友姫「―――っひゃあ!」
珊瑚「あ!ゴメン!痛いとこか?」
友姫「ち、……違うの…っ。ただっ」
ただ、すごく優しく触れたから、びっくりして……っ
・・・トクン・・・トクン
:07/03/02 01:14
:SO903i
:2jSs07xw
#137 [向日葵]
するとさっきよりももっと優しく頭を撫でてきた。
珊瑚「大丈夫か……?」
友姫「―――……っ」
・・・・トクン
どうして……そんなに優しく触れてくれるんだろ。
律[甘えじゃないよ。それは。]
・・ドクンッ!!
『律…私……っ』
もうわかったよ。私は。
:07/03/02 01:19
:SO903i
:2jSs07xw
#138 [向日葵]
珊瑚「…?友姫?どうし――。」
私―――っ。珊瑚君が好きだっ。
気付いて私は珊瑚君をみた。珊瑚君もこっちを見ていた。
また、図書室であった、時間が止まったような感覚が訪れた。
『あれ?待って?どうして珊瑚君も見つめてるんだれう……?』
だって普通何も思ってないなら、こんな穏やかな目を向けて……
『えっ……?ぇ……?』
:07/03/02 01:27
:SO903i
:2jSs07xw
#139 [向日葵]
・・・・ドクン・・ドクン
友姫「さ……珊瑚く……」
ガラガラ
保健医「はぁい。ときめきあってる途中ゴメンよー!!早くしないと氷溶けるんでねー。」
あまりに急に入ってきたのでズッコケそうになった。ってか先生聞いてたって言うか見てたな……。
珊瑚「アホ。んなわけないだろ。早く氷渡してやれ。」
:07/03/02 01:41
:SO903i
:2jSs07xw
#140 [向日葵]
[んなわけないだろ。]
『ハ……ハハ……そうだよね。』
そんなわけないか……。
保健医「はいオッケー!今日は安静にしときなさいよー。」
友姫「ハイ。ありがとうございました。」
保健医「ハイハァイ☆あ、あと寛和君。」
珊瑚君は呼ばれたので、私は先に保健室を出た。どうやら何か話してるらしい。
:07/03/02 01:45
:SO903i
:2jSs07xw
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