きらきら
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#325 [向日葵]
最後の抵抗で顔を背けたいのにっ!!
そうしてる間にも千歳君の顔は近づく。
もう駄目かもしれないっ!
『いやっ……さ、珊瑚君っ!!!』
目を瞑って願った。
――――その時だった。
カチャ……
珊瑚「友姫?いるの…っお前っ!!」
千歳「あぁあ…。王子の登場かぁ。」
:07/03/15 21:37
:SO903i
:ql/DcgKs
#326 [向日葵]
珊瑚「ふざけてんじゃねぇよっ!!!!!!」
バキィッ!!
ガッ…タァン!!
殴られた千歳君は近くにあった先生用の机にぶつかった。
千歳「フ……ハハハハ。おもしろいねぇ。ったく男前の顔が台無しだよ……。今日のトコはいなくなってあげるよ。……じゃあね〜♪」
キィ……バタン。
珊瑚「友姫っ!!!」
:07/03/15 21:42
:SO903i
:ql/DcgKs
#327 [向日葵]
*********
一旦キリまぁす(

´

`)
:07/03/15 21:43
:SO903i
:ql/DcgKs
#328 [ユッケ]
:07/03/15 22:34
:P902i
:yeydwurM
#329 [向日葵]
:07/03/15 22:40
:SO903i
:ql/DcgKs
#330 [向日葵]
友姫「さんご……く…」
私は座り込んでしまった。珊瑚君が慌ててかけより、私の体を支えた。
珊瑚「ゴメンッ!もっと早く来とけばっ……」
珊瑚君の両腕を握りながら、私は首を横に振った。
友姫「だいじょ……ぶ……――っ!」
緊張の糸が切れて、涙がボロボロ溢れだした。
珊瑚「―――っ友姫!」
友姫「ごめ……ちょっとっ……こわかっ……」
震えが止まらなかった。珊瑚君が来てくれなかったら私はどうなってただろう。
:07/03/16 00:31
:SO903i
:veH9go7Q
#331 [向日葵]
珊瑚「もぅ……大丈夫だからっ!」
珊瑚君は優しく私を抱き締めた。
やっと大丈夫なんだと思い、広い胸に顔を埋めた。
友姫「……ひっ……ふ…ぅ…」
珊瑚「友姫……」
友姫「ゴメン。なんか最近泣いてばっかりだねわた……」
泣き笑いしながら涙を拭いていると、珊瑚の手が私の顔を包んだ。
―――トクン
:07/03/16 00:37
:SO903i
:veH9go7Q
#332 [向日葵]
『この手……好きだなぁ……』
そんなことを思っていると
珊瑚「友姫……」
友姫「……っく…ん?」
珊瑚君を見つめた。見つめ続けていたから気付かなかった。
…………いつの間にか優しく押し付けられていた唇に……。
『えっ……』
―――ドクン
見開いた目から一筋涙が流れた。
『珊瑚君……っ』
:07/03/16 00:42
:SO903i
:veH9go7Q
#333 [向日葵]
8章終りですーヾ(◎´∀`◎)ノ))
では9章突入

( ̄ω ̄)/
:07/03/16 00:47
:SO903i
:veH9go7Q
#334 [向日葵]
【第9章 決断・・・すれ違い】
きっと時間なんてさほど経ってない。
でも私はもう1時間たったようなそんな感じだった。初めてのキスは優しくて、私から恐怖を一気に吹き飛ばして、飛ばしすぎて頭が真っ白になった。
『――――…っ』
やがて唇が放れた。
顔がみるみる赤くそして熱くなっていくのを感じる。
:07/03/16 00:52
:SO903i
:veH9go7Q
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