きらきら
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#331 [向日葵]
珊瑚「もぅ……大丈夫だからっ!」
珊瑚君は優しく私を抱き締めた。
やっと大丈夫なんだと思い、広い胸に顔を埋めた。
友姫「……ひっ……ふ…ぅ…」
珊瑚「友姫……」
友姫「ゴメン。なんか最近泣いてばっかりだねわた……」
泣き笑いしながら涙を拭いていると、珊瑚の手が私の顔を包んだ。
―――トクン
:07/03/16 00:37
:SO903i
:veH9go7Q
#332 [向日葵]
『この手……好きだなぁ……』
そんなことを思っていると
珊瑚「友姫……」
友姫「……っく…ん?」
珊瑚君を見つめた。見つめ続けていたから気付かなかった。
…………いつの間にか優しく押し付けられていた唇に……。
『えっ……』
―――ドクン
見開いた目から一筋涙が流れた。
『珊瑚君……っ』
:07/03/16 00:42
:SO903i
:veH9go7Q
#333 [向日葵]
8章終りですーヾ(◎´∀`◎)ノ))
では9章突入

( ̄ω ̄)/
:07/03/16 00:47
:SO903i
:veH9go7Q
#334 [向日葵]
【第9章 決断・・・すれ違い】
きっと時間なんてさほど経ってない。
でも私はもう1時間たったようなそんな感じだった。初めてのキスは優しくて、私から恐怖を一気に吹き飛ばして、飛ばしすぎて頭が真っ白になった。
『――――…っ』
やがて唇が放れた。
顔がみるみる赤くそして熱くなっていくのを感じる。
:07/03/16 00:52
:SO903i
:veH9go7Q
#335 [向日葵]
友姫「珊瑚……君……?」
『もしかしてっ……珊瑚君も……』
私と同じ気持ち?!
唇に指をそっと触れて思った。珊瑚君は唇を放してからずっと下を向いている。
友姫「珊瑚君……?」
どうしたのかと、私は彼の名を呼び掛けた。
:07/03/16 00:56
:SO903i
:veH9go7Q
#336 [向日葵]
ようやく頭をあげて、彼が口にしたのは
珊瑚「……ゴメン」
だった。
友姫「……ぇ?」
珊瑚「もぅ……帰ろう。」
『……なんで…謝られたの?それはもしかして、「好きじゃないのにキスしてゴメン」って……こと?――っなら…なんで……』
何故抱きしめるの?
何故優しくしたの?
嬉しかったのに……嬉しかったのに……
わからない……もぅ珊瑚君が……
――――ワカラナイ……
:07/03/16 01:03
:SO903i
:veH9go7Q
#337 [向日葵]
出口に向けて歩き出していた珊瑚君の背中に、私はそこら辺のものを投げつけた。
バシッ!
珊瑚「っっ?!」
友姫「なんで……謝るの……?」
再び涙が溢れた。
初めてのキスが、こんなに悲しいことになるなんて……。
友姫「嬉しかったの……に……。たすけ……てっくれ…たり。やさっしっくしてくれたこ……っとっ!」
しゃっくりが出て上手く話せない。
:07/03/16 01:08
:SO903i
:veH9go7Q
#338 [向日葵]
何も思ってないなら優しくしないで。
思わせ振りな態度とらないでっ。
私は裏切られたような気持ちで一杯だった。
珊瑚「……?何言って……。」
友姫「もぅ……優しくてしな…いでね?―――っく、そーゆーのは……好きな子にやることだからっ!!!」
私は全速力でその場を去った。珊瑚君が私の名を呼んでいたけど、私は、振り向かなかった。
:07/03/16 01:12
:SO903i
:veH9go7Q
#339 [向日葵]
楽しかったなぁ。図書室での本選び。
嬉しかったよ。ピンチの時助けてくれるその優しさが……。
大好きだったよっ。貴方のその温かさがっ……!!
もぅ全部……っ他の人がもらっちゃうんだ……っ!!!!
友姫「ハッ……ヒッ……ぅうぅっ……!」
息も絶えだえに、宛てもなく私は走っていた。
ドンッ!!!
友姫「!!……ゴ…メ…っ」
佳苗「友姫ちゃん?」
ぶつかってしまったのは佳苗ちゃんだった。
:07/03/16 01:18
:SO903i
:veH9go7Q
#340 [向日葵]
友姫「か……ちゃ……ハァッ……」
佳苗「どうしたの?!すごく泣いてるけど……っ!!」
友姫「か…なえ…ちゃ……――っぅ…佳苗ちゃぁぁーん!!!!ぅあ―――あぁぁんっ!!!!」
私は佳苗ちゃんに抱きついて泣き崩れた。
佳苗「友姫ちゃ…っどーしたの……?!一体!」
友姫「うっ……あぁぁぁぁ!!!!」
:07/03/16 01:23
:SO903i
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