きらきら
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#405 [向日葵]
律は少し先に歩いている秋帆においつき、何か話している。周りの声もあって、私は何を話してるかわからなかった。


――――<律、秋帆の会話>

律「ちょっと厄介よ。千歳直……」

秋帆「だぁいじょうぶだってー!新幹線の中じゃウチらいるんだし。」

律「あのねぇ……。」

秋帆「あんまりピリピリしてると友姫が心配しちゃうじゃない。」

律「わかってるわ。でもアイツ何かしでかしてくれるかもよ……?」

秋帆「まぁ私もちゃんと気をつけるからさ、もっと気楽にしようよ。」

⏰:07/03/18 02:45 📱:SO903i 🆔:AV76elL6


#406 [向日葵]
すいません明日早いので、残念ながら今日はここまでとさして頂きます感想よろしければお願いします↓↓
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⏰:07/03/18 02:47 📱:SO903i 🆔:AV76elL6


#407 [向日葵]
―――……

ホームに着いて私は2人に追いついた。

秋帆「新幹線乗ったら何するー?」

友姫「私寝るかも…。朝早かったし。昨日準備とかで遅かったし。」

律「友姫夜弱いよね〜。」
秋帆「じゃあ今日の晩お菓子パーティーできないじゃぁん!!」

友姫「そのために今から寝ておくよ」

秋帆「うんそぅして!あ、新幹線きた!」

到着した新幹線に乗り込み、指定された席に行った。

⏰:07/03/19 00:08 📱:SO903i 🆔:i5qGmlI2


#408 [向日葵]
律「ちゃんと3人で座れるわね。」

友姫「すごい!!これ席動くよ?!」

律「友姫それ田舎もんが言うことだから……」

秋帆「気圧の関係で時々耳詰まるよね〜。アレ苦手なんだけど」

他愛ない話をしていると、新幹線は出発した。

友姫「よっこいしょっと…。……じゃ、私寝るね。」

秋帆「いぃよ〜。律!!怖い話しようよ!!」

⏰:07/03/19 00:13 📱:SO903i 🆔:i5qGmlI2


#409 [向日葵]
律「またぁ〜?アンタ本当に好きよね〜……まぁいいけど……」

『朝っぱらからホラー……』

秋帆「あのね…、Aさんがある家の前を――――」

秋帆が話だしてからしばらくして、私は眠りについた。

―――――……

秋帆「――でね…後ろ振り向いたら、……あったんだってソレが……」

律「さっき見落としてたんじゃないの?」

秋帆「もー!!律はすぐ話の腰折るー!!……ぁ、ちょっとトイレ行ってくるわ。」

律「えー!!せんな話の後に行かないでよー!!」

⏰:07/03/19 00:20 📱:SO903i 🆔:i5qGmlI2


#410 [向日葵]
秋帆「友姫いるから大丈夫だって。じゃ、行ってくるね。」

前を通りすぎて秋帆はドアへと向かった。
律は次の怖い話を考える。

女子1「ぇーっ……と。あ、いたいた!りっちゃん!あっちで誰か呼んでるって!!」

律「え?誰?」

女子1「さぁ…。とりあえず行ってみたら?」

律「でも……。」

律は友姫を見た。

⏰:07/03/19 00:24 📱:SO903i 🆔:i5qGmlI2


#411 [向日葵]
律『すぐ帰ってくるし、秋帆もトイレならもぅ戻るでしょ…。』

律「わかった。ありがとう。」

律は秋帆とは逆のドアへと向かった。

女子2「…あ、○○〜(女子1の名)、次トランプアンタだよー。」

女子1「ウン。ゴメンゴメン!!」

女子3「どうしたの?遅かったけどぉ。」

⏰:07/03/19 00:27 📱:SO903i 🆔:i5qGmlI2


#412 [向日葵]
女子1「あー、なんかね〜トイレから出たら千歳君が『石垣さんを呼んでる人がいる』って言うから、りっちゃんに教えてあげてたの。」

女子2「そーだったんだ。」

女子1「トイレすっごい並んでてさぁ、秋帆がぶーたれてたの。」

女子3「アハハ!秋帆らしい!!」

その会話を聞いていた1人の男子が、横を通り過ぎ、どこかへ行ってしまった。

⏰:07/03/19 00:33 📱:SO903i 🆔:i5qGmlI2


#413 [向日葵]
友姫「スー…。スー…。」

友姫に忍び寄る、1つの影がある。

千歳「これはこれは……寝顔もなかなか……」

千歳は友姫のイスに手をかける。

ギシッ……

友姫「スー……。スー……。」

千歳「寝てる方が悪いんだよ……。」

千歳は友姫との距離を縮めていく。

ガッ!

が、あと少しのとこで、誰かに肩を掴まれ止められた。

⏰:07/03/19 00:41 📱:SO903i 🆔:i5qGmlI2


#414 [向日葵]
珊瑚「やめろ。」

肩越しに千歳は振り向き、口をニヤッと歪ませた。

千歳「ったく、また君か。さすが王子だねぇ……。」

珊瑚「黙れ。うせろ。」

千歳「ハイハイわかりました。」

悪びれもせず、手をあげヒラヒラとさせた。
そして珊瑚の隣を通り過ぎる時、肩を叩いて耳元で囁いた。

⏰:07/03/19 00:44 📱:SO903i 🆔:i5qGmlI2


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