きらきら
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#412 [向日葵]
女子1「あー、なんかね〜トイレから出たら千歳君が『石垣さんを呼んでる人がいる』って言うから、りっちゃんに教えてあげてたの。」

女子2「そーだったんだ。」

女子1「トイレすっごい並んでてさぁ、秋帆がぶーたれてたの。」

女子3「アハハ!秋帆らしい!!」

その会話を聞いていた1人の男子が、横を通り過ぎ、どこかへ行ってしまった。

⏰:07/03/19 00:33 📱:SO903i 🆔:i5qGmlI2


#413 [向日葵]
友姫「スー…。スー…。」

友姫に忍び寄る、1つの影がある。

千歳「これはこれは……寝顔もなかなか……」

千歳は友姫のイスに手をかける。

ギシッ……

友姫「スー……。スー……。」

千歳「寝てる方が悪いんだよ……。」

千歳は友姫との距離を縮めていく。

ガッ!

が、あと少しのとこで、誰かに肩を掴まれ止められた。

⏰:07/03/19 00:41 📱:SO903i 🆔:i5qGmlI2


#414 [向日葵]
珊瑚「やめろ。」

肩越しに千歳は振り向き、口をニヤッと歪ませた。

千歳「ったく、また君か。さすが王子だねぇ……。」

珊瑚「黙れ。うせろ。」

千歳「ハイハイわかりました。」

悪びれもせず、手をあげヒラヒラとさせた。
そして珊瑚の隣を通り過ぎる時、肩を叩いて耳元で囁いた。

⏰:07/03/19 00:44 📱:SO903i 🆔:i5qGmlI2


#415 [向日葵]
千歳「せいぜい楽しませろよ?ナイト様?」

それだけ言ってどこかへ行ってしまった。
珊瑚はその背中を睨んでいた。
そして友姫に目を落とす。

珊瑚「はぁー…。ったく無防備なんだよ……。」

友姫は真ん中の席にいる。珊瑚は通路側のイスの肘掛けに座った。
友姫には背中を向ける形だ。

⏰:07/03/19 00:49 📱:SO903i 🆔:i5qGmlI2


#416 [向日葵]
――――…

『……?この声は……。』

寝惚けながら、私は目を少し開けた。
秋帆っ律がいない代わりに、見覚えのある背中があった。

『あ、……あれは……。』

――――……

友姫「珊瑚く……」

名前を呼ばれた珊瑚は後ろを振り返った。

⏰:07/03/19 00:54 📱:SO903i 🆔:i5qGmlI2


#417 [向日葵]
見ると友姫が、眠そうに半目でこちらを見ていた。

友姫「さ……ご……く……。」

今にも閉じそうな目を必死に開けながら、友姫は名前を呼ぶ。
珊瑚は困ったように笑い、友姫の頭をポンポンと叩いた。

友姫『……あ、この感じ……久しぶりだなぁ……。』

再び眠りについた友姫を珊瑚は見つめ、微笑んだ。

律「寛和?何してんの?」

⏰:07/03/19 00:58 📱:SO903i 🆔:i5qGmlI2


#418 [向日葵]
**********
キリます

⏰:07/03/19 00:59 📱:SO903i 🆔:i5qGmlI2


#419 [ゆリこ]
<<100-200
<<200-300
<<300-400
<<400-500
<<500-600
<<600-700
<<700-800

⏰:07/03/19 09:48 📱:D902i 🆔:bgteEcN6


#420 [ゆリこ]
>>300-500

⏰:07/03/19 09:48 📱:D902i 🆔:bgteEcN6


#421 [向日葵]
ゆりこさんアンカーありがとうございます
**********

珊瑚「千歳が来たんだよ。だから護衛。」

律「えっ?!」

珊瑚「ついでにお前が誰かに呼ばれたのは嘘らしいぞ。」

そぅ。さっき会話をしている女子の隣を通ったのは珊瑚なのだ。千歳が絡んでいると知り、慌てて友姫のところまで行った。

⏰:07/03/20 01:33 📱:SO903i 🆔:YccISfHo


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