きらきら
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#80 [向日葵]
白月「な・る・ほ・ど・ね♪そーゆーわけかぁ♪♪♪」
なんのことか分からず、私と珊瑚君は顔を合わした。次の瞬間、私は目の前が真っ白になった。
白月「友姫ちゃんはぁ、珊瑚のことが好き…なんだ。ハハハ。いや参ったなぁ♪だから俺のこと名前で呼ばなかったんだ。」
『チガウ……』
白月「今日でも珊瑚が来るからOKしたんでしょ?」
『チガウ……全然チガウ……っ』
:07/02/26 01:13
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#81 [向日葵]
白月「言ってくれればちゃんとセッティングし…」
友姫「っがうって言ってるでしょ!!!!!!!」
シーン・・・
私は白月君の言葉を遮って、大声で否定した。
すごく悔しくて虚しかったんだ。
:07/02/26 01:16
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#82 [向日葵]
友姫「別に…なんの意味もないっ……私は…わ……私は私なり……に…っ」
そこで言葉に詰まると、目の前が目をつむったみたいに暗くなった。
珊瑚君が左片手で私の目元を隠したのだ。
珊瑚「ちょっとは人の気持ちを考えたらどうだ。」
目で見るより耳だけの方が人の感情はよくわかると言うことを初めて気づいた。珊瑚君は落ち着いた声で怒っていた。
:07/02/26 01:21
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#83 [向日葵]
目を塞がれているからわからないが、2人は愕然としているのが空気でわかった。
白月「あ…あの、友姫ちゃんっ!ゴメン!!」
「大丈夫」と答える前に、珊瑚君がどこかへと目を隠したまま連れてってしまった。
佳苗「さっきのは明らか暁ちゃんが悪いよ!!」
白月「ウン。でも冗談のつもりだったのに…」
佳苗「……」
:07/02/26 01:26
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#84 [向日葵]
されるがままになって、私は珊瑚君に連れて行かれてた。
ガラガラガラ……ガラガラピシャン
『どこの教室に入ったんだろう……』
カツカツカツ……ピタッ
止まってようやく目を解放された。そこは人目につかないところで、ちょっと埃っぽいトコだった。
:07/02/26 01:29
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#85 [向日葵]
友姫「びっくりしたぁ。急に前が見えなくなったから。」
ハハハと声だけで笑った。珊瑚君はそれをただ見ていた。
友姫「ハハハ。ハ……」
急にさっきの気持ちがおしよせてきて、気付けば頬に熱い雫流れていた。
律「友姫遅いねぇ。」
秋帆「あ、そーいえば…」
キーンコーンカーンコーン
秋帆「あ、本令なっちゃった。」
律「メールでもいれとく?」
秋帆「そーしよっかぁ。」
:07/02/26 01:39
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#86 [向日葵]
――――――……
友姫「っ……ひっ……」
ただただ流れる涙そのままに私は泣いた。
悔しかった。いいように言われるのが。
虚しかった。そこまで自分が眼中に無いことが。
挙げ句の果ては珊瑚君にまで嫌な思いをさせてしまった。
ヴーヴーヴー
:07/02/26 01:43
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#87 [向日葵]
(律からのメール)友姫今ドコにいんの?授業始まったよ!
友姫「―っあ!」
悲しいことで忘れてしまっていた。授業の存在。
友姫「珊瑚君ゴメンナサイ。じゅ…っく、じゅぎょ…始まってるっグス」
珊瑚「別にいぃよ。」
友姫「じゃあ私も帰るからっ」
珊瑚「暁がいる教室に帰れるって言うの?」
ハッ
それはきっと無理だ。教室で泣くのはゴメンだ。
私は大人しく座った。
友姫「ホント……ゴメンナサイ……」
珊瑚君も隣に座った。
友姫「めっわくっかけて……スイマセンっく。」
だいぶん落ち着いてきたのでしゃくりが出る。
:07/02/26 01:54
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#88 [向日葵]
珊瑚「暁のこと、誰にも言ってないんだろ?」
コクンと頷いた。
珊瑚「なら、俺しか愚痴聞くやついないだろ…?」
『あっ……』
珊瑚「言っただろ。相談乗るって。」
『ウン……言ってくれた。』
:07/02/26 01:57
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#89 [向日葵]
まだあって間もないのに、優しさをくれた。
友姫「私…まだ白月君のコト好きかわからないんだ。だって……っ」
一目ぼれなんてこの世には存在しないと思っていたからだ。
何故よく知りもしない人のことを好きになれるのかわからなかった。
友姫「でも、あの瞬間。本当に私の中で何か変わった気がした。……なのに」
今日のあの事件だ。
:07/02/26 02:02
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