あなたの願望叶えます
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#611 [ぱいん]
泣きはらした
顔をしながらも
叶羽は俺を睨んだ。
「あなたのせいよ…」
俺は言いようのない
後悔に襲われた。
同時に嫉妬が
こみ上げてくる。
:08/01/10 19:21 :D905i :jEKkaVJA
#612 [ぱいん]
叶羽に触れていいのは
俺だけだ。
叶羽を泣かせるのも
感じさせるのも
全部俺だけだ。
俺は思わず
叶羽を抱きしめた。
「俺が何とか
してやる」
:08/01/10 19:29 :D905i :jEKkaVJA
#613 [ぱいん]
:08/01/10 19:35 :D905i :jEKkaVJA
#614 [ぱいん]
嫌がられるかと
思ったが
意外にも叶羽は
俺のからだを
抱きしめ返してきた。
震える小さな肩を
抱きながら
俺は叶羽を
愛おしく思った。
:08/01/10 22:34 :D905i :jEKkaVJA
#615 [ぱいん]
加奈子と結婚して以来
誰かにこんな
感情を抱いたのは
初めてだった。
「………て」
俺の腕の中で
叶羽が小さく言った。
「えっ?」
「忘れさせて」
:08/01/10 22:36 :D905i :jEKkaVJA
#616 [ぱいん]
叶羽の言葉に
俺は何も
考えられなくなった。
夢中で叶羽の
服を脱がし
からだ中を愛撫した。
狭い車内では
うまく動けなかったが
それが逆に
叶羽と俺のからだを
密着させた。
:08/01/10 22:39 :D905i :jEKkaVJA
#617 [ぱいん]
叶羽のからだが
十分に濡れたことを
確認してから
俺は叶羽の中に入った。
すぐには動かず
叶羽の顔を見つめ
何度もキスした。
いい歳をして
キスだけで
イきそうだった。
:08/01/10 22:41 :D905i :jEKkaVJA
#618 [ぱいん]
腰を動かすと
叶羽が舌を絡めながら
甘い吐息を吐いた。
優しく抱いて
やりたいのに
出来なかった。
あの甘い声を聞き
小さな乳房に触れ
この中に入った奴が
いると思うと
怒りが収まらず
腰の動きは
早くなる一方だった。
:08/01/10 22:47 :D905i :jEKkaVJA
#619 [ぱいん]
優しく出来ないかわりに
俺は叶羽のからだを
抱きしめながら果てた。
「何で俺なの?」
俺は頭に浮かんだ
疑問を口にした。
「俺も叶羽に
酷いことしたのに…」
:08/01/10 22:52 :D905i :jEKkaVJA
#620 [ぱいん]
それどころか
今の叶羽の状況は
明らかに俺のせいだ。
「あなたは…
優しかったから」
叶羽の言葉に
耳を疑った。
「優しい?俺が?」
:08/01/10 22:55 :D905i :jEKkaVJA
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