〜運命のヒト〜
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#454 [りく☆]
オレ『お前……やっぱ酔ってるだろ?』
急に美里は黙り込んだ。
そして少しずつオレの体から離れていく。
オレは、その離れていく姿を黙って見ているしかなかった。
美里はゆっくりと立ち上がり動きだした。
:07/04/22 11:06
:SH903i
:eKZLXWjI
#455 [りく☆]
オレは未だに動くことができない…
!!!!!
突然部屋が暗くなった
電気が消えたのだ
美里の足音が少しずつ近づいてきている
"ドクンッ..ドクンッ"
胸が苦しくなるくらいオレの心臓は高鳴っている
足音がオレの真後ろで止まった
……美里が後ろにいる
:07/04/22 12:40
:SH903i
:eKZLXWjI
#456 [りく☆]
!!!!!
美里『りく……』
後ろから抱き着いてきた美里がオレの耳元で囁いてきた。
オレは何もできない
抵抗することも…
受けとめることも…
ただ黙っていた
:07/04/22 12:44
:SH903i
:eKZLXWjI
#457 [りく☆]
このまま…
このまま流れでしてしまっていいのか?
酒のせいにしてヤっていいのか?
オレの中のわずかな理性がオレに問いかける。
:07/04/22 13:37
:SH903i
:eKZLXWjI
#458 [りく☆]
してはいけない事ぐらい解っているつもりだ……
けど
オレは拒めずにいる
美里からの誘いを断れずにいる
それは……オレ自身が望んでいると言うことなのか…
こうなる事を美里と同じように望んでいたのか?
:07/04/22 13:41
:SH903i
:eKZLXWjI
#459 [りく☆]
…望んでいる?
…オレが?
オレ自身に問いかけ続けていた…
もしかしたら望んでいるのかもしれない…
オレは結衣が亡くなってから、オレは独りで孤独の中にうずくまっていた。さらに優希との再開によりオレの心は荒んでいた…
この半年間人の温もりに飢えていたのかもしれない…
:07/04/22 13:55
:SH903i
:eKZLXWjI
#460 [りく☆]
もし今ここで美里を抱いたら……オレは少し孤独の中から抜け出せるかもしれない。
そんな考えが頭に浮かぶ…
けど
それは美里を利用することになる。
何よりも最低な考えだ。
美里『好きだよ……りく』
昔誰かに言われた事があるような甘い台詞…
:07/04/22 14:03
:SH903i
:eKZLXWjI
#461 [りく☆]
美里はただオレを抱きしめていた…
後はオレ次第
…どうする?
オレ『美里……』
オレは美里の手を離し振り返った…
オレには今彼女の顔しか見えていない。
キスも簡単に出来る距離…
:07/04/22 17:11
:SH903i
:eKZLXWjI
#462 [りく☆]
…優希
…結衣
目を閉じると2人の顔が浮かんでくる
オレが人生で愛した2人
そして
オレは2人を幸せにしてやれなかった
オレには人を愛する資格なんてなかった
なのにオレは……
自分が少しずつ冷静になっていくのがわかる
:07/04/22 18:27
:SH903i
:eKZLXWjI
#463 [りく☆]
オレは力ずくで美里を振り払った…
オレ『……ゴメン』
本当はもっといろいろ優しい言葉を言ってあげなきゃいけなかったのに……言葉がでなかった。
美里はオレに告白までしている…そんな状況なのに一言しか言えない自分に嫌気がさしていた。
美里は黙っている
そんな彼女を見ることが出来なかった。
美里『アハハっ♪
相変わらずだね♪』
美里の意外な発言にオレは戸惑いを隠せなかった…
:07/04/22 21:28
:SH903i
:eKZLXWjI
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