〜運命のヒト〜
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#882 [りく☆]
8畳もの広さのある部屋に、そのような物が置かれている。そんな部屋を眠れないオレは、ただ眺めていた。
月明かりに照らされた真っ白な部屋の壁には、オレの影が写っている。
眠れもしないのに、ベットにいるのが嫌になり、たまらずベランダにいった。
:07/08/30 00:54
:SH903i
:L8aXHAsg
#883 [りく☆]
ゆっくりと口元に煙草を運び、火をつけた。ベランダに座りながら、静かに一服する。
『チロ……起こしたか?』
気がつけば、オレの横にはチロが座っていた。煙草を吸っているときは、あまり近寄ってこないチロが。
オレは、煙草をもっていない手で、優しくチロを撫でる。
:07/08/30 00:59
:SH903i
:L8aXHAsg
#884 [りく☆]
チロは、気持ち良さそうな表情で、また眠りに落ちそうになっていた。そんなチロをみると、心が和む……相変わらずオレの心理状態は、不安定だった。
チロが精神安定剤だなんて言い方をしても、それは決して大袈裟ではなく、事実であった。そう言いきれるのは、チロを飼い始めてから、チロなしで寝れた日一度もはないからだ。
しかし最近では、チロがいても、なかなか寝付けないでいる。
:07/08/30 01:06
:SH903i
:L8aXHAsg
#885 [りく☆]
滝沢がオレの過去を話した。
そしてオレは、過去を打ち明けるかどうかを、考える時間を与えられた。
その現実が……オレを苦しめ、なかなか睡眠を許してくれない。
滝沢の言葉通り、オレは過去を話すかどうか、しっかり考えた。しかし、それはオレ一人で決めていいことなのか……そもそも人に話せることなのか……
様々な障害が立ちはだかる
:07/08/30 01:11
:SH903i
:L8aXHAsg
#886 [りく☆]
煙草の灰を落とし、また口元へと煙草をもっていく。できるだけチロに煙りがいかないように、口から煙りをだす。
その動作が終わると、オレは再び悩み混んでしまう。"過去"について
『もぉ……悩んだって無駄なのにな』
そんな愚痴をこぼしながら、灰皿に煙草を押し付ける。
もぉ……悩んだってむだ
ときの流れが結論をくだした。
あの日から一週間たっている
:07/08/30 01:18
:SH903i
:L8aXHAsg
#887 [りく☆]
滝沢がオレに与えた期間は"2日間"……それ以上休んだオレは、過去を語らないと彼等に伝えることになる。
過去を語りなくなかった訳ではない……しかし、語ろうという決心もついてない。
オレはずっと悩み続けていたのだ。その結果、一週間という時間がたった。
何も結論をだせないまま……
:07/08/30 01:37
:SH903i
:L8aXHAsg
#888 [りく☆]
…結局オレは、滝沢を裏切ってしまったのか!?
…あんなにオレのために必死になってくれた滝沢を
そう思うと、胸が苦しくなる。申し訳ない気持ちでいっぱいだった……
『チロ……中で寝るか』
眠りに落ちそうなチロを抱き抱えて、オレは部屋のベットに横になった
:07/08/30 01:47
:SH903i
:L8aXHAsg
#889 [あや
]
:07/08/30 13:52
:P703i
:yYov07es
#890 [りく☆]
>>889 あや


さん
いつもありがとうございます


少しですが更新します

:07/08/31 00:30
:SH903i
:TOFpx1Ok
#891 [りく☆]
『まぶしい……』
窓から降り注ぐ太陽の光りが、オレの顔を照らしつける。その眩しさに、オレは毎日目を覚ますのだ。
あれから結局オレは、チロと一緒に寝ていたのだろう。隣には、まだ気持ち良さそうにチロが寝ている。
オレの目覚めはよかった。久しぶりに、夢……昔の記憶をみなかったからだ。
:07/08/31 00:37
:SH903i
:TOFpx1Ok
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