〜運命のヒト〜
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#81 [りく☆]
回りは一面白い霧で何も見えない....
嫌な予感がする
一人の少女が動きだす

『…だめだ』

『行っちゃだめだ』
必死に叫ぶ

『"ゆうき"!"ゆうき"!』………
……

"ガバッ"

オレ『また"あの夢"か。』
寝汗でぐっしょりのTシャツで額の汗を拭く。

結衣『りく……おはよ』

驚きを隠せずにいる結衣が目の前に立っていた。

⏰:07/03/08 01:18 📱:SH903i 🆔:jQmMKSYU


#82 [りく☆]
オレ『おはよ結衣。』

軽くキスをする
あの波瀾万丈な日から一週間たった。
結衣は毎朝相変わらず起こしに来てくれる。

結衣『寝言であんなに叫ばないでよ。びっくりするじゃん』

オレ『何か言ったか?』

結衣『ずっと勇貴をよんでたよ。"勇貴行くな"って。いつもは滝沢って呼ぶくせに』

…あれは滝沢の事じゃない。しかし何も言わず黙っていた。

⏰:07/03/08 01:26 📱:SH903i 🆔:jQmMKSYU


#83 [りく☆]
よく結衣を見てみるといつもと違う……

オレ『結衣....お前何で制服じゃないんだ?』

結衣は部屋着のまま黙っていた。自分が何故着替えていないのか語ろうとはしない。

オレ『今からオレ着替えるからさ、お前も着替えてこいよ。』

変に明るい口調で言ってしまった。

⏰:07/03/08 20:07 📱:SH903i 🆔:jQmMKSYU


#84 [りく☆]
結衣はまだ黙っている

オレ『ぃやぁ……今日も暑いな。そりゃ夏だからか……こんな日は絶好の通学日和だな』

沈黙の間がいやで意味のわからない言葉は連発してしまった。
結衣は反応をみせない
けど
結衣の行動の意味は大体わかっていた。

オレ『でも..そんな日に学校をサボるのも悪くないな☆』

結衣がようやく顔を上げた

⏰:07/03/08 20:16 📱:SH903i 🆔:jQmMKSYU


#85 [りく☆]
結衣『りく…ゴメンね』

涙目で結衣は小さく言った


結衣はあの日以来、学校でオレといる時以外はいつも1人だった。
クラス中で結衣の悪い噂がながれてしまい、クラスの友人からはずされてしまった。原因は祥子だろう。クラスの女子をまとめているのは彼女だから。

⏰:07/03/08 20:25 📱:SH903i 🆔:jQmMKSYU


#86 [りく☆]
一度クラスの女子に文句を言おうとしたが、結衣がそれを嫌がった。
こんな事になったのは自分が悪いと言い、結衣は自分で自分を責め続けていた。
その辛くて孤独な日々に嫌気がさしてきたのだろう。

⏰:07/03/08 20:29 📱:SH903i 🆔:jQmMKSYU


#87 [りく☆]
オレは軽く結衣の頭に手を置いた。

オレ『サボろうって言ったのはオレだ。結衣はなにも悪くない』

結衣『りくぅ……』

甘えるように抱きついてきた。昔の体育会系のノリはまったくみられない。

⏰:07/03/08 20:33 📱:SH903i 🆔:jQmMKSYU


#88 [りく☆]
少し茶色の瞳の下にはくまができていた。
恐らく眠れてないのだろう…

しばらく二人で布団の中で話していたら、結衣はオレの肩に頭を置き寝てしまった。
オレの腕を抱き枕みたいにして寝ている結衣の顔は、安心感に包まれたかわいい寝顔だった。


"プルル"

!!!!

携帯がなった
オレは結衣を寝かせてあげたい一心で、携帯をあわててとった。

⏰:07/03/08 20:40 📱:SH903i 🆔:jQmMKSYU


#89 [りく☆]
オレ『……もしもし』

小声で電話に出る

電話の相手は滝沢だった

滝沢『おぅっ!りくか。』
オレ『どうした?』

滝沢『どうしたもないだろ。何学校サボってやがる!』

オレ『すまん……訳ありで』

滝沢『さすがオレ…本当にサボってるとは。』

⏰:07/03/08 20:47 📱:SH903i 🆔:jQmMKSYU


#90 [りく☆]
オレ『滝沢…なにいってるんだ?』

滝沢『てことは....当然お前の横には結衣がいるか。んでお前の声が小さいわけは…隣で結衣が肩に頭置いて寝てんだろ。』

オレの部屋はのぞかれているのか……滝沢の言葉に驚きを隠せない。

滝沢『……だまってるってことはオレのカンが当たったな。ナイスなカンだな♪』

⏰:07/03/08 20:54 📱:SH903i 🆔:jQmMKSYU


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