〜運命のヒト〜
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#101 [我輩は匿名である]
EXILEの曲名を汚すな

⏰:07/03/11 15:45 📱:P902iS 🆔:lrW40nqw


#102 [連絡]
ぁちさんありがとうごさいます。
今日から頑張って書きますんで読んでください

⏰:07/03/11 18:30 📱:SH903i 🆔:L6lH0ErU


#103 [連絡]
匿名さんすいません。
タイトルは最初から《運命の人》と決めていて……私もEXILE好きなのでつい…

⏰:07/03/11 18:32 📱:SH903i 🆔:L6lH0ErU


#104 [りく☆]

……
………
気がつくとオレは結衣とよりそって寝ていた。
朝部屋に光りを照らしていた太陽は暗闇の中にしずみはじめている。
あまりにも長い間寝ていた事におどろき、慌てて時計をとすると、その振動で結衣が目を覚ました。

⏰:07/03/11 18:49 📱:SH903i 🆔:L6lH0ErU


#105 [りく☆]
結衣『りく……おはよ』

オレ『"おはよ"って時間じゃないけどな。』

結衣は余程熟睡できたのか、すっきりとした顔をしている。

結衣『ごめんね。こんな時間まで…』

オレ『ぃぃよ。オレも寝てたし。』

結衣はオレがずっと起きて待っていたのかと思っていたのだろう。オレの言葉を聞くと、ホッとしていた

⏰:07/03/11 18:56 📱:SH903i 🆔:L6lH0ErU


#106 [りく☆]
オレ『………6時!!!』

オレは時計を見て思わずさけんでしまった。まさかこんなに寝ていたとは……

結衣『かなり寝ちゃったね。』

結衣が笑いながら言う。
確かにここまで寝てしまったら笑うしかない。

⏰:07/03/11 19:00 📱:SH903i 🆔:L6lH0ErU


#107 [りく☆]
結衣『りくの横にいたら落ち着いて……熟睡しちゃったぁ』

オレ『それならよかったよ。』

6時…この時間に驚きを隠せない

オレ『なぁ結衣……ちょっと外行かないか?』

結衣『えっ……ぃぃけど』

突然の言葉に結衣も驚いていた。

⏰:07/03/11 19:06 📱:SH903i 🆔:L6lH0ErU


#108 [りく☆]
一度着替えて外にでた。


結衣『原付き乗るの?』

オレ『あぁ』

結衣『いつもならチャリなのに……何を慌ててるの?』

オレ『べ…別に慌ててないよ!』

とは言ったが、時計を見る回数はあきらかに多かった。

⏰:07/03/11 19:11 📱:SH903i 🆔:L6lH0ErU


#109 [りく☆]
結衣を原付きの後ろに乗せるのは初めてだった。
いつもなら危ないから避けていた乗り物だったが………時間がない。

オレ『たまには気分転換に原付きもいいだろ。』

結衣『仕方ないなぁ』

急かすように原付きを走らせた。


間に合わない……

⏰:07/03/11 19:14 📱:SH903i 🆔:L6lH0ErU


#110 [りく☆]
結衣『どこにむかってるの!!』

エンジン音に負けないように結衣が叫んだ。

オレ『着いてからの楽しみだよ!』


しばらく原付きを走らせると、潮の香りがしてきた。

結衣『う…み?』

結衣が不思議そうに尋ねる

⏰:07/03/11 19:20 📱:SH903i 🆔:L6lH0ErU


#111 [りく☆]
結衣『何で海に行くの?』
結衣は大きな声で尋ねてきたが、オレは聞こえないフリをしていた。


…まだ7時じゃない...
間に合うかな…


滝沢との約束に!

⏰:07/03/11 19:25 📱:SH903i 🆔:L6lH0ErU


#112 [りく☆]
ようやくついた……時計の針はちょうど7時をさしている。
オレはホッとため息をつく。


結衣『何を慌てて海なんかきたの?』

怒り気味に結衣が聞く。しかしそんな結衣を無視し、オレは黙って彼女の手を握り浜辺に向かって歩き始めた…

⏰:07/03/11 19:29 📱:SH903i 🆔:L6lH0ErU


#113 [りく☆]
結衣『ちょっとりく!!何か言ってよ。』

オレ『……ここ見覚えないか?』

結衣『……ここってもしかして』

オレ『毎年5人でバーベキューしてるとこだよ』

結衣『何でここに....』

結衣は不思議そうに立っていた

海沿いに一人の男が見えた。こっちの存在に気づいたのか、手を振っている。

結衣『あれ卓也じゃん!』

オレ『そりゃぁバーベキューは卓也無しじゃ出来ないからな。』

結衣はただ驚き呆然と立っている

⏰:07/03/11 19:40 📱:SH903i 🆔:L6lH0ErU


#114 [りく☆]
結衣『もしかして…』

オレ『いつもは夏休みしてたけどな。今年は早めにすることになったんだよ。』
結衣『!!!!』


オレは結衣の手をひっぱり卓也の所へと向かった。

⏰:07/03/11 19:43 📱:SH903i 🆔:L6lH0ErU


#115 [りく☆]
卓也は、有名な医者の息子である。そのためオレ達とは比べものにならないくらいの金持ちで、5人で何かする時はいつも卓也が金をだし用意してくれる。
毎年しているバーベキューも卓也がすべてそろえてくれる。

⏰:07/03/12 12:16 📱:SH903i 🆔:1NM/5gB2


#116 [りく☆]
卓也『お前ら遅いぜ!』

笑いながら卓也が言う。
バーベキューの準備は卓也の召し使いがほとんどしてくれた様子だった。

卓也『もぉ帰っていいぞ。準備ありがとう』

卓也が召し使いに頭を下げ言うと、みんなかしこまった様に帰っていく。

滝沢『りく!あいかわらずの遅刻癖だな。』

呆れたように滝沢が笑った……滝沢の横には黙って下を向く祥子の姿がある

⏰:07/03/12 12:23 📱:SH903i 🆔:1NM/5gB2


#117 [りく☆]
りく『一応……7時に着いたんだけど』

滝沢『毎年ギリギリでくるバカがどこにいやがる。
まぁいいや……始めよう』

祥子『こんな事聞いてないよ!』

祥子が怒った口調で言う。

祥子『だいたい……何で結衣とバーベキューなんかしないといけないわけ!
ありえないからぁ…』

⏰:07/03/12 12:30 📱:SH903i 🆔:1NM/5gB2


#118 [りく☆]
滝沢『祥子!少し落ち着けよ』

祥子『こんな落ち着いてられないよ。いきなりこんな所連れてこられたんだよ!』

結衣『私だって……知らないままりくに…』

滝沢『まぁ…何も言わなかったのは悪かった。
今日の事はオレとりくだけで決めた事なんだよ。』

⏰:07/03/12 12:35 📱:SH903i 🆔:1NM/5gB2


#119 [りく☆]
滝沢『5人が集まるにはこれしかないと思ったんだ。』

祥子『別に5人で集まらなくていいじゃん。私あんな裏切り女知らないし…』

祥子は怒りをぶつける様にバーベキューのセットを蹴り飛ばした。

"バシッ"

平手打つの音が浜辺に響いた

⏰:07/03/12 12:42 📱:SH903i 🆔:1NM/5gB2


#120 [あや]

かなリおもしろいです
頑張って下さぁい

⏰:07/03/12 13:46 📱:SH902i 🆔:ImiWHWNM


#121 [りく☆]
あやさんありがとうございます
そい言ってもらえると嬉しいです

⏰:07/03/12 23:24 📱:SH903i 🆔:1NM/5gB2


#122 [りく☆]
祥子は頬を叩かれ砂浜に倒れた。

祥子を叩いたのは滝沢でもなく結衣でもなく……卓也だった。
いつも笑っていて自由気ままな卓也が、怒りをおさえきれないかのように立っている。

…あの卓也が怒った

誰もがそのことに驚き言葉がでない

⏰:07/03/12 23:32 📱:SH903i 🆔:1NM/5gB2


#123 [りく☆]
祥子『な…なに……』

叩かれた本人も動揺している。
みんな卓也は今回の事件をしらないと思っていた。

卓也『祥子いい加減にしろよ!
お前いつまで意地張ってれば気がすむんだよ。滝沢たちはお前のためを思って、集まってくれたんだぞ。お前がずっと結衣との関係を悪くしてるから…』

⏰:07/03/12 23:38 📱:SH903i 🆔:1NM/5gB2


#124 [りく☆]
滝沢『卓也お前…』

滝沢はただ驚くことしかできていなかった。同じくオレも…
まさか卓也が気付いていたなんて

卓也『勇貴…オレだって気付くさ。そこまでばかじゃない』


祥子『だって....結衣が..結衣が悪いんだもん。』

祥子が泣きじゃくるように言う。

⏰:07/03/12 23:43 📱:SH903i 🆔:1NM/5gB2


#125 [りく☆]
滝沢『祥子、卓也の言う通りだ。もう意地を張るのは止めよう。』

祥子『私は悪くない!』

結衣を睨みながら祥子が荒々しく言い放った。

卓也『誰が悪いとか関係ないだろ。ただ昔の様にバーベキューしよう』

祥子が蹴り飛ばしたバーベキューのセットを戻しながら卓也が言った。

⏰:07/03/12 23:48 📱:SH903i 🆔:1NM/5gB2


#126 [りく☆]
しばらく気まずい雰囲気が続いた。

卓也『……なぁ花火しないか?』

卓也の予想外な発言にオレ達はまた黙りこんでしまった。

⏰:07/03/12 23:51 📱:SH903i 🆔:1NM/5gB2


#127 [りく☆]
滝沢『お前ってやつは…』

卓也『そう言うなよ勇貴。』

笑いながら卓也が卓也が言った。
卓也は本当に花火をだしてきた……線香花火だ。

⏰:07/03/12 23:54 📱:SH903i 🆔:1NM/5gB2


#128 [りく☆]
この卓也の行動にはあいかわらず理解が苦しい。
空気が読めているのか読めてないのか…
オレ達は卓也の言うままに花火を持たされた。

オレ『卓也……いったい何を?』

⏰:07/03/12 23:57 📱:SH903i 🆔:1NM/5gB2


#129 [りく☆]
卓也は何も答えずオレ達を呼び寄せた。
言われるままに5人で円を描くように浜辺に座る。

誰も口を開かなかった。
卓也の行動が理解できないのもあるが、ここまで卓也が行動を起こしたのは初めてで、何も口をはさめずにいた。

⏰:07/03/13 00:00 📱:SH903i 🆔:wZYe71gc


#130 [りく☆]
卓也『昔やったよな……覚えてるか?』

……あっ!!


オレ『もしかして…』

忘れるはずがない……オレは中学1年の頃を思い出した。

⏰:07/03/13 00:09 📱:SH903i 🆔:wZYe71gc


#131 [りく☆]
当時のオレは、結衣とは親しい関係にあったがそれ以外の人とは、まったくダメだった。
そんなオレのために卓也達がバーベキューをしてくれたのだ。
今思えば毎年のバーベキューはあの日からはじまっていた。

⏰:07/03/13 00:14 📱:SH903i 🆔:wZYe71gc


#132 [りく☆]
結衣以外にまったく心を開かないオレのためにみんながとった行動は……線香花火をつかった自己紹介だった。
火が消えるまでに自分のことを話すというもので、その時にオレは初めて結衣以外の人に話したのだ。
それをきっかけに徐々に打ち解ける様になり、今のような関係へとなった。

⏰:07/03/13 00:22 📱:SH903i 🆔:wZYe71gc


#133 [りく☆]
滝沢『……懐かしいな。初めてのバーベキュー以来だ。』

卓也『内容は違うぜ。今さら自己紹介してもしかたないだろ』

オレ『確かに……』

卓也『みんなそれぞれ言いたいことあるだろ。だから火が消えるまでにそれを言う。暴露大会みたいなもんさ。』

そう言うと卓也はライターを取り出した。

⏰:07/03/13 00:32 📱:SH903i 🆔:wZYe71gc


#134 [りく☆]
卓也『まずはオレからだ。』

卓也はそう言うと、花火に火をつけた。

卓也『りくと勇貴が今日バーベキューをしようと言った時、正直ビックリした。結衣と祥子の間に何があったのか知らないかったが、オレも今日バーベキューがしたかったんだ。
今日しかバーベキューできる日がないから……。


オレは来週から家族とアメリカで暮らすことになった。
今まで黙っててゴメン
5人で何かするのも最後かもしれない……
だから最後はいい思い出にしたいから、いつものように楽しくやりたいんだ。』

⏰:07/03/14 22:48 📱:SH903i 🆔:TvL/gXE6


#135 [りく☆]
卓也は、目からこぼれる涙を隠すように下を向き、滝沢にライターをわたした。

今度は滝沢が花火に火をつける。

⏰:07/03/14 22:56 📱:SH903i 🆔:TvL/gXE6


#136 [りく☆]
滝沢『………卓也の話で何話せばいいかわからなくなったよ。



結衣や祥子、りくの事話そうと思ってたのに…








何でアメリカなんか......

..バカヤロ....




これで5人が集まるの最後か。




もう火が消えるな…


卓也とおなじくオレも、最後は楽しくやりたい。
ただそれだけ。
卓也の事で悲しむのはオレで終わり!』

⏰:07/03/14 23:05 📱:SH903i 🆔:TvL/gXE6


#137 [りく☆]
滝沢は泣き顔を隠すように下を向いたままライターを祥子に渡した……

祥子は黙ってライターを受け取り火をつける。

⏰:07/03/17 00:10 📱:SH903i 🆔:PO2Eym5Q


#138 [りく☆]
祥子が火をつけるのと同時に結衣も火をつけた。

線香花火が綺麗に光るなか、二人はしばらく黙って見合っていた。

⏰:07/03/17 00:34 📱:SH903i 🆔:PO2Eym5Q


#139 [りく☆]
祥子『こんな頑固で、強がりで、自分勝手でごめんね。結衣は全然悪くないってわかってたのに……
自分の気持ちにあきらめきれなくて。』


結衣『悪いのは私だよ…祥子。ずっと嘘つきながら祥子を応援してたんだもん。本当ゴメンね。』


花火の火が消えた…

その綺麗な火を失ったかわりに、
もっと綺麗な友情を取り戻せた
そんな気がした。
そしてライターはオレの手元に……

⏰:07/03/17 00:41 📱:SH903i 🆔:PO2Eym5Q


#140 [りく☆]
オレ『今まであったいろいろな事の原因はオレにある。祥子も結衣も誰も悪くない。




オレが……ずっと過去を……





昔』

"ボトッ"

花火の先が落ち火が早く消えてしまった。

⏰:07/03/17 00:51 📱:SH903i 🆔:PO2Eym5Q


#141 [りく☆]
……あの時の事を話さなくてイイ

内心ホッとしていた。
しかし話は何もまとまってなく、何とも言えない沈黙が続いた。

⏰:07/03/17 00:54 📱:SH903i 🆔:PO2Eym5Q


#142 [りく☆]
滝沢『よし!これで祥子と結衣のことは終わり。
ハッピーエンドってことで…
りくは結衣を幸せにしてやれよ。


今からは卓也の送別会だ』

卓也『ちょっと待て………幸せにしてやれって……2人付き合ってるのか?』


みんな卓也の言葉に一瞬絶句し笑うしかなかった。

⏰:07/03/17 00:58 📱:SH903i 🆔:PO2Eym5Q


#143 [りく☆]
今年のバーベキューは今まで1番の盛り上がりだった。後先の事など考えずただこの瞬間を笑い、楽しんでいた。

⏰:07/03/17 15:23 📱:SH903i 🆔:PO2Eym5Q


#144 [りく☆]
…………
………
……

滝沢『雨か…?』

バーベキューも終わり帰る直前に、梅雨を思い出させるような雨が"ポツリ"と降りだした。そしてその強さはだんだん激しさをましてきた。

卓也『早く帰ろう!』

"帰る"という一言をだれよりも言いたくない卓也が言った。



オレはこの日の"雨"を忘れられない…

雨が降るたびあの日の事故を思い出す

⏰:07/03/17 15:33 📱:SH903i 🆔:PO2Eym5Q


#145 [やこ]

おもしろいカラ
あげ
頑張って*゚

⏰:07/03/20 20:35 📱:SH902i 🆔:WoirxPqE


#146 [りく☆]
やこさんありがとうございます
今日から再開します

⏰:07/03/21 00:45 📱:SH903i 🆔:KrjHB29A


#147 [りく☆]
みんなと別れた後、雨が本降りになる前に、結衣を後ろに乗せ急いで原付きを走らせた。
ますます雨が強くなり視界が悪くなる。

結衣『りく…大丈夫?』

オレ『雨くらい大丈夫だよ。運転慣れてるから♪』

⏰:07/03/21 00:51 📱:SH903i 🆔:KrjHB29A


#148 [りく☆]
暗闇でさらにこの天候では正直運転に自信はなかった……
出来るだけ車の少ない小道を走っていたが、帰るためには一度大通りにでないといけない。

大通りにでようと道をまがった。

すると突然眩しい光にてらされた

結衣『りく!!前!!』

トラックが……
突然曲がってきて俺達の走る道に入ってきた…

止まれない

⏰:07/03/21 00:58 📱:SH903i 🆔:KrjHB29A


#149 [りく☆]

……
………
…………
……………
オレ『結…衣?』

オレの前に結衣が立っている。彼女は何も語ろうとせずただオレを見つめていた。

……ここはどこだ?

結衣『りく…起きて』

オレ『何言ってんだよ。ちゃんと起きてるから…』

結衣『私の分まで起きて……生きて……』

オレ『結衣…まてよ!』

結衣は見えなくなった

⏰:07/03/21 01:06 📱:SH903i 🆔:KrjHB29A


#150 [りく☆]
オレ『夢か……』

オレは目をさました。
しかし、あの夢の内容も今の状況も理解できない。

…ここはどこだ?

ただ白い天井が見える。

体は何かに固定されているのだろうか、動かない

⏰:07/03/21 01:10 📱:SH903i 🆔:KrjHB29A


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