〜運命のヒト〜
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#101 [我輩は匿名である]
EXILEの曲名を汚すな

⏰:07/03/11 15:45 📱:P902iS 🆔:lrW40nqw


#102 [連絡]
ぁちさんありがとうごさいます。
今日から頑張って書きますんで読んでください

⏰:07/03/11 18:30 📱:SH903i 🆔:L6lH0ErU


#103 [連絡]
匿名さんすいません。
タイトルは最初から《運命の人》と決めていて……私もEXILE好きなのでつい…

⏰:07/03/11 18:32 📱:SH903i 🆔:L6lH0ErU


#104 [りく☆]

……
………
気がつくとオレは結衣とよりそって寝ていた。
朝部屋に光りを照らしていた太陽は暗闇の中にしずみはじめている。
あまりにも長い間寝ていた事におどろき、慌てて時計をとすると、その振動で結衣が目を覚ました。

⏰:07/03/11 18:49 📱:SH903i 🆔:L6lH0ErU


#105 [りく☆]
結衣『りく……おはよ』

オレ『"おはよ"って時間じゃないけどな。』

結衣は余程熟睡できたのか、すっきりとした顔をしている。

結衣『ごめんね。こんな時間まで…』

オレ『ぃぃよ。オレも寝てたし。』

結衣はオレがずっと起きて待っていたのかと思っていたのだろう。オレの言葉を聞くと、ホッとしていた

⏰:07/03/11 18:56 📱:SH903i 🆔:L6lH0ErU


#106 [りく☆]
オレ『………6時!!!』

オレは時計を見て思わずさけんでしまった。まさかこんなに寝ていたとは……

結衣『かなり寝ちゃったね。』

結衣が笑いながら言う。
確かにここまで寝てしまったら笑うしかない。

⏰:07/03/11 19:00 📱:SH903i 🆔:L6lH0ErU


#107 [りく☆]
結衣『りくの横にいたら落ち着いて……熟睡しちゃったぁ』

オレ『それならよかったよ。』

6時…この時間に驚きを隠せない

オレ『なぁ結衣……ちょっと外行かないか?』

結衣『えっ……ぃぃけど』

突然の言葉に結衣も驚いていた。

⏰:07/03/11 19:06 📱:SH903i 🆔:L6lH0ErU


#108 [りく☆]
一度着替えて外にでた。


結衣『原付き乗るの?』

オレ『あぁ』

結衣『いつもならチャリなのに……何を慌ててるの?』

オレ『べ…別に慌ててないよ!』

とは言ったが、時計を見る回数はあきらかに多かった。

⏰:07/03/11 19:11 📱:SH903i 🆔:L6lH0ErU


#109 [りく☆]
結衣を原付きの後ろに乗せるのは初めてだった。
いつもなら危ないから避けていた乗り物だったが………時間がない。

オレ『たまには気分転換に原付きもいいだろ。』

結衣『仕方ないなぁ』

急かすように原付きを走らせた。


間に合わない……

⏰:07/03/11 19:14 📱:SH903i 🆔:L6lH0ErU


#110 [りく☆]
結衣『どこにむかってるの!!』

エンジン音に負けないように結衣が叫んだ。

オレ『着いてからの楽しみだよ!』


しばらく原付きを走らせると、潮の香りがしてきた。

結衣『う…み?』

結衣が不思議そうに尋ねる

⏰:07/03/11 19:20 📱:SH903i 🆔:L6lH0ErU


#111 [りく☆]
結衣『何で海に行くの?』
結衣は大きな声で尋ねてきたが、オレは聞こえないフリをしていた。


…まだ7時じゃない...
間に合うかな…


滝沢との約束に!

⏰:07/03/11 19:25 📱:SH903i 🆔:L6lH0ErU


#112 [りく☆]
ようやくついた……時計の針はちょうど7時をさしている。
オレはホッとため息をつく。


結衣『何を慌てて海なんかきたの?』

怒り気味に結衣が聞く。しかしそんな結衣を無視し、オレは黙って彼女の手を握り浜辺に向かって歩き始めた…

⏰:07/03/11 19:29 📱:SH903i 🆔:L6lH0ErU


#113 [りく☆]
結衣『ちょっとりく!!何か言ってよ。』

オレ『……ここ見覚えないか?』

結衣『……ここってもしかして』

オレ『毎年5人でバーベキューしてるとこだよ』

結衣『何でここに....』

結衣は不思議そうに立っていた

海沿いに一人の男が見えた。こっちの存在に気づいたのか、手を振っている。

結衣『あれ卓也じゃん!』

オレ『そりゃぁバーベキューは卓也無しじゃ出来ないからな。』

結衣はただ驚き呆然と立っている

⏰:07/03/11 19:40 📱:SH903i 🆔:L6lH0ErU


#114 [りく☆]
結衣『もしかして…』

オレ『いつもは夏休みしてたけどな。今年は早めにすることになったんだよ。』
結衣『!!!!』


オレは結衣の手をひっぱり卓也の所へと向かった。

⏰:07/03/11 19:43 📱:SH903i 🆔:L6lH0ErU


#115 [りく☆]
卓也は、有名な医者の息子である。そのためオレ達とは比べものにならないくらいの金持ちで、5人で何かする時はいつも卓也が金をだし用意してくれる。
毎年しているバーベキューも卓也がすべてそろえてくれる。

⏰:07/03/12 12:16 📱:SH903i 🆔:1NM/5gB2


#116 [りく☆]
卓也『お前ら遅いぜ!』

笑いながら卓也が言う。
バーベキューの準備は卓也の召し使いがほとんどしてくれた様子だった。

卓也『もぉ帰っていいぞ。準備ありがとう』

卓也が召し使いに頭を下げ言うと、みんなかしこまった様に帰っていく。

滝沢『りく!あいかわらずの遅刻癖だな。』

呆れたように滝沢が笑った……滝沢の横には黙って下を向く祥子の姿がある

⏰:07/03/12 12:23 📱:SH903i 🆔:1NM/5gB2


#117 [りく☆]
りく『一応……7時に着いたんだけど』

滝沢『毎年ギリギリでくるバカがどこにいやがる。
まぁいいや……始めよう』

祥子『こんな事聞いてないよ!』

祥子が怒った口調で言う。

祥子『だいたい……何で結衣とバーベキューなんかしないといけないわけ!
ありえないからぁ…』

⏰:07/03/12 12:30 📱:SH903i 🆔:1NM/5gB2


#118 [りく☆]
滝沢『祥子!少し落ち着けよ』

祥子『こんな落ち着いてられないよ。いきなりこんな所連れてこられたんだよ!』

結衣『私だって……知らないままりくに…』

滝沢『まぁ…何も言わなかったのは悪かった。
今日の事はオレとりくだけで決めた事なんだよ。』

⏰:07/03/12 12:35 📱:SH903i 🆔:1NM/5gB2


#119 [りく☆]
滝沢『5人が集まるにはこれしかないと思ったんだ。』

祥子『別に5人で集まらなくていいじゃん。私あんな裏切り女知らないし…』

祥子は怒りをぶつける様にバーベキューのセットを蹴り飛ばした。

"バシッ"

平手打つの音が浜辺に響いた

⏰:07/03/12 12:42 📱:SH903i 🆔:1NM/5gB2


#120 [あや]

かなリおもしろいです
頑張って下さぁい

⏰:07/03/12 13:46 📱:SH902i 🆔:ImiWHWNM


#121 [りく☆]
あやさんありがとうございます
そい言ってもらえると嬉しいです

⏰:07/03/12 23:24 📱:SH903i 🆔:1NM/5gB2


#122 [りく☆]
祥子は頬を叩かれ砂浜に倒れた。

祥子を叩いたのは滝沢でもなく結衣でもなく……卓也だった。
いつも笑っていて自由気ままな卓也が、怒りをおさえきれないかのように立っている。

…あの卓也が怒った

誰もがそのことに驚き言葉がでない

⏰:07/03/12 23:32 📱:SH903i 🆔:1NM/5gB2


#123 [りく☆]
祥子『な…なに……』

叩かれた本人も動揺している。
みんな卓也は今回の事件をしらないと思っていた。

卓也『祥子いい加減にしろよ!
お前いつまで意地張ってれば気がすむんだよ。滝沢たちはお前のためを思って、集まってくれたんだぞ。お前がずっと結衣との関係を悪くしてるから…』

⏰:07/03/12 23:38 📱:SH903i 🆔:1NM/5gB2


#124 [りく☆]
滝沢『卓也お前…』

滝沢はただ驚くことしかできていなかった。同じくオレも…
まさか卓也が気付いていたなんて

卓也『勇貴…オレだって気付くさ。そこまでばかじゃない』


祥子『だって....結衣が..結衣が悪いんだもん。』

祥子が泣きじゃくるように言う。

⏰:07/03/12 23:43 📱:SH903i 🆔:1NM/5gB2


#125 [りく☆]
滝沢『祥子、卓也の言う通りだ。もう意地を張るのは止めよう。』

祥子『私は悪くない!』

結衣を睨みながら祥子が荒々しく言い放った。

卓也『誰が悪いとか関係ないだろ。ただ昔の様にバーベキューしよう』

祥子が蹴り飛ばしたバーベキューのセットを戻しながら卓也が言った。

⏰:07/03/12 23:48 📱:SH903i 🆔:1NM/5gB2


#126 [りく☆]
しばらく気まずい雰囲気が続いた。

卓也『……なぁ花火しないか?』

卓也の予想外な発言にオレ達はまた黙りこんでしまった。

⏰:07/03/12 23:51 📱:SH903i 🆔:1NM/5gB2


#127 [りく☆]
滝沢『お前ってやつは…』

卓也『そう言うなよ勇貴。』

笑いながら卓也が卓也が言った。
卓也は本当に花火をだしてきた……線香花火だ。

⏰:07/03/12 23:54 📱:SH903i 🆔:1NM/5gB2


#128 [りく☆]
この卓也の行動にはあいかわらず理解が苦しい。
空気が読めているのか読めてないのか…
オレ達は卓也の言うままに花火を持たされた。

オレ『卓也……いったい何を?』

⏰:07/03/12 23:57 📱:SH903i 🆔:1NM/5gB2


#129 [りく☆]
卓也は何も答えずオレ達を呼び寄せた。
言われるままに5人で円を描くように浜辺に座る。

誰も口を開かなかった。
卓也の行動が理解できないのもあるが、ここまで卓也が行動を起こしたのは初めてで、何も口をはさめずにいた。

⏰:07/03/13 00:00 📱:SH903i 🆔:wZYe71gc


#130 [りく☆]
卓也『昔やったよな……覚えてるか?』

……あっ!!


オレ『もしかして…』

忘れるはずがない……オレは中学1年の頃を思い出した。

⏰:07/03/13 00:09 📱:SH903i 🆔:wZYe71gc


#131 [りく☆]
当時のオレは、結衣とは親しい関係にあったがそれ以外の人とは、まったくダメだった。
そんなオレのために卓也達がバーベキューをしてくれたのだ。
今思えば毎年のバーベキューはあの日からはじまっていた。

⏰:07/03/13 00:14 📱:SH903i 🆔:wZYe71gc


#132 [りく☆]
結衣以外にまったく心を開かないオレのためにみんながとった行動は……線香花火をつかった自己紹介だった。
火が消えるまでに自分のことを話すというもので、その時にオレは初めて結衣以外の人に話したのだ。
それをきっかけに徐々に打ち解ける様になり、今のような関係へとなった。

⏰:07/03/13 00:22 📱:SH903i 🆔:wZYe71gc


#133 [りく☆]
滝沢『……懐かしいな。初めてのバーベキュー以来だ。』

卓也『内容は違うぜ。今さら自己紹介してもしかたないだろ』

オレ『確かに……』

卓也『みんなそれぞれ言いたいことあるだろ。だから火が消えるまでにそれを言う。暴露大会みたいなもんさ。』

そう言うと卓也はライターを取り出した。

⏰:07/03/13 00:32 📱:SH903i 🆔:wZYe71gc


#134 [りく☆]
卓也『まずはオレからだ。』

卓也はそう言うと、花火に火をつけた。

卓也『りくと勇貴が今日バーベキューをしようと言った時、正直ビックリした。結衣と祥子の間に何があったのか知らないかったが、オレも今日バーベキューがしたかったんだ。
今日しかバーベキューできる日がないから……。


オレは来週から家族とアメリカで暮らすことになった。
今まで黙っててゴメン
5人で何かするのも最後かもしれない……
だから最後はいい思い出にしたいから、いつものように楽しくやりたいんだ。』

⏰:07/03/14 22:48 📱:SH903i 🆔:TvL/gXE6


#135 [りく☆]
卓也は、目からこぼれる涙を隠すように下を向き、滝沢にライターをわたした。

今度は滝沢が花火に火をつける。

⏰:07/03/14 22:56 📱:SH903i 🆔:TvL/gXE6


#136 [りく☆]
滝沢『………卓也の話で何話せばいいかわからなくなったよ。



結衣や祥子、りくの事話そうと思ってたのに…








何でアメリカなんか......

..バカヤロ....




これで5人が集まるの最後か。




もう火が消えるな…


卓也とおなじくオレも、最後は楽しくやりたい。
ただそれだけ。
卓也の事で悲しむのはオレで終わり!』

⏰:07/03/14 23:05 📱:SH903i 🆔:TvL/gXE6


#137 [りく☆]
滝沢は泣き顔を隠すように下を向いたままライターを祥子に渡した……

祥子は黙ってライターを受け取り火をつける。

⏰:07/03/17 00:10 📱:SH903i 🆔:PO2Eym5Q


#138 [りく☆]
祥子が火をつけるのと同時に結衣も火をつけた。

線香花火が綺麗に光るなか、二人はしばらく黙って見合っていた。

⏰:07/03/17 00:34 📱:SH903i 🆔:PO2Eym5Q


#139 [りく☆]
祥子『こんな頑固で、強がりで、自分勝手でごめんね。結衣は全然悪くないってわかってたのに……
自分の気持ちにあきらめきれなくて。』


結衣『悪いのは私だよ…祥子。ずっと嘘つきながら祥子を応援してたんだもん。本当ゴメンね。』


花火の火が消えた…

その綺麗な火を失ったかわりに、
もっと綺麗な友情を取り戻せた
そんな気がした。
そしてライターはオレの手元に……

⏰:07/03/17 00:41 📱:SH903i 🆔:PO2Eym5Q


#140 [りく☆]
オレ『今まであったいろいろな事の原因はオレにある。祥子も結衣も誰も悪くない。




オレが……ずっと過去を……





昔』

"ボトッ"

花火の先が落ち火が早く消えてしまった。

⏰:07/03/17 00:51 📱:SH903i 🆔:PO2Eym5Q


#141 [りく☆]
……あの時の事を話さなくてイイ

内心ホッとしていた。
しかし話は何もまとまってなく、何とも言えない沈黙が続いた。

⏰:07/03/17 00:54 📱:SH903i 🆔:PO2Eym5Q


#142 [りく☆]
滝沢『よし!これで祥子と結衣のことは終わり。
ハッピーエンドってことで…
りくは結衣を幸せにしてやれよ。


今からは卓也の送別会だ』

卓也『ちょっと待て………幸せにしてやれって……2人付き合ってるのか?』


みんな卓也の言葉に一瞬絶句し笑うしかなかった。

⏰:07/03/17 00:58 📱:SH903i 🆔:PO2Eym5Q


#143 [りく☆]
今年のバーベキューは今まで1番の盛り上がりだった。後先の事など考えずただこの瞬間を笑い、楽しんでいた。

⏰:07/03/17 15:23 📱:SH903i 🆔:PO2Eym5Q


#144 [りく☆]
…………
………
……

滝沢『雨か…?』

バーベキューも終わり帰る直前に、梅雨を思い出させるような雨が"ポツリ"と降りだした。そしてその強さはだんだん激しさをましてきた。

卓也『早く帰ろう!』

"帰る"という一言をだれよりも言いたくない卓也が言った。



オレはこの日の"雨"を忘れられない…

雨が降るたびあの日の事故を思い出す

⏰:07/03/17 15:33 📱:SH903i 🆔:PO2Eym5Q


#145 [やこ]

おもしろいカラ
あげ
頑張って*゚

⏰:07/03/20 20:35 📱:SH902i 🆔:WoirxPqE


#146 [りく☆]
やこさんありがとうございます
今日から再開します

⏰:07/03/21 00:45 📱:SH903i 🆔:KrjHB29A


#147 [りく☆]
みんなと別れた後、雨が本降りになる前に、結衣を後ろに乗せ急いで原付きを走らせた。
ますます雨が強くなり視界が悪くなる。

結衣『りく…大丈夫?』

オレ『雨くらい大丈夫だよ。運転慣れてるから♪』

⏰:07/03/21 00:51 📱:SH903i 🆔:KrjHB29A


#148 [りく☆]
暗闇でさらにこの天候では正直運転に自信はなかった……
出来るだけ車の少ない小道を走っていたが、帰るためには一度大通りにでないといけない。

大通りにでようと道をまがった。

すると突然眩しい光にてらされた

結衣『りく!!前!!』

トラックが……
突然曲がってきて俺達の走る道に入ってきた…

止まれない

⏰:07/03/21 00:58 📱:SH903i 🆔:KrjHB29A


#149 [りく☆]

……
………
…………
……………
オレ『結…衣?』

オレの前に結衣が立っている。彼女は何も語ろうとせずただオレを見つめていた。

……ここはどこだ?

結衣『りく…起きて』

オレ『何言ってんだよ。ちゃんと起きてるから…』

結衣『私の分まで起きて……生きて……』

オレ『結衣…まてよ!』

結衣は見えなくなった

⏰:07/03/21 01:06 📱:SH903i 🆔:KrjHB29A


#150 [りく☆]
オレ『夢か……』

オレは目をさました。
しかし、あの夢の内容も今の状況も理解できない。

…ここはどこだ?

ただ白い天井が見える。

体は何かに固定されているのだろうか、動かない

⏰:07/03/21 01:10 📱:SH903i 🆔:KrjHB29A


#151 [りく☆]
体を動かそうとすると激痛が全身を駆け巡る。

唯一わかることは、今は季節は夏で昼間という事。

セミの鳴き声だけが聞こえてくる。

オレ『セミかぁ…そういえば結衣がセミを嫌っていたな。………結衣?』

結衣はどこに?

⏰:07/03/21 01:15 📱:SH903i 🆔:KrjHB29A


#152 [りく☆]
オレはだんだん思い出してきた。

オレの記憶はあの瞬間から止まっている……トラックがオレ達の前に突っ込んできたとこで。

今の状況を理解し始めた。

やはりオレは事故ったらしい。

⏰:07/03/21 01:19 📱:SH903i 🆔:KrjHB29A


#153 [コンキチ]
今初めて読みました一気に全部読んぢゃいました続きがかなり気になる
頑張ってくださいね!

⏰:07/03/21 02:22 📱:SH902iS 🆔:tRLXS0fE


#154 [りく☆]
コンキチさんありがとうございます

⏰:07/03/21 09:57 📱:SH903i 🆔:KrjHB29A


#155 [我輩は匿名である]
状況の理解と同時に悲しい現実がオレを攻めたてる。
…結衣を事故にまきこませてしまった…
…結衣に傷をおわせてしまった…

その事をかんがえるだけで後悔と涙が込み上げてくる。
結衣が心配だ…

⏰:07/03/21 10:05 📱:SH903i 🆔:KrjHB29A


#156 [りく☆]
すいません!上のやつ匿名にしてしまいましたが自分です

⏰:07/03/21 10:07 📱:SH903i 🆔:KrjHB29A


#157 [りく☆]
…まてよ!

オレは頭を働かせた。

…もし結衣がオレと同じく事故でケガをしているなら、隣のベットに寝ているかもしれない!

オレ『結…衣。結衣!』

無意識に結衣を呼んでしまった…





反応はない

⏰:07/03/21 10:13 📱:SH903i 🆔:KrjHB29A


#158 [りく☆]
"ガラッ"

ドアを開ける音がした。

滝沢『なぁ卓也…りくの調子はどうなんだ?』

卓也『親父が言うには脳に異常はなく、意識はいずれ戻るらしいが…』

祥子『でも10日もずっとねたままだよ。』

お見舞いだろう。
慣れた様に3人が部屋に入って来た。
…それにしても10日もオレは寝ていたのか

⏰:07/03/21 10:21 📱:SH903i 🆔:KrjHB29A


#159 [りく☆]
オレ『……みんな』

滝沢『りく………起きたのか?』

みんなを見ることはできないが、泣いているのがわかる。

卓也『バカヤロ心配かけて…お前のせいでアメリカ行きが延びちまったよ。』

オレ『悪いな…』

滝沢『目をさましてよかったよ。本当によかった。』

⏰:07/03/21 10:32 📱:SH903i 🆔:KrjHB29A


#160 [りく☆]
オレ『なぁ』

"ガバッ"

オレの言葉をかきけすように祥子が抱き着いてきた。結衣の状態を聞きたかったのだが…

祥子『本当によかった…みんな心配したんだよ。2人同時に失ったりしたら私…たえられないよ。
よかったりく生きてて。』

オレ『………2人同時?』

⏰:07/03/21 10:38 📱:SH903i 🆔:KrjHB29A


#161 [りく☆]
祥子『あっ………それは』

沈黙の間が続いた。
その沈黙がオレに全てを語ってくれているようだった。

…結衣を失ったのか?

考えたくない結果だ。
頭で考える事をやめようとしても……涙が止まらない
まだ何もわかっていないのに

⏰:07/03/21 10:43 📱:SH903i 🆔:KrjHB29A


#162 [りく☆]
滝沢『……りく』

オレ『何も聞きたくねぇよ!』

耳をふさぎたいが手が動かない…

滝沢『りく!ここで現実から逃げるな!』

震えるような声で強く滝沢が言った。

⏰:07/03/21 11:27 📱:SH903i 🆔:KrjHB29A


#163 [りく☆]
滝沢『オレ達だって辛い…悲しいさ。けど現実はうけいれなきゃいけない。厳しい現実だが……』

オレはただ泣いていた…
滝沢も祥子、卓也も泣いていた…

どれだけ涙を流しても、どれだけ悲しんでも、結衣はオレを慰めてくれない……結衣はもぉいない

⏰:07/03/21 11:43 📱:SH903i 🆔:KrjHB29A


#164 [りく☆]
やっと出会えたヒトだった……
オレの昔できた心の傷を癒してくれる人に、やっと心を開けたのに…

たった一週間という短い期間でしか愛し合えなかった。
事故を悔やむべきか、あのトラックを憎むべきか、それとも原付きに乗った自分を…あの時公園で結衣を愛してしまった自分を憎むべきなのか…

やはりオレには人を愛する資格はないのかもしれない

⏰:07/03/21 13:11 📱:SH903i 🆔:KrjHB29A


#165 [りく☆]
これが2000年夏の……2人目の恋人との"別れ"だった

⏰:07/03/21 13:14 📱:SH903i 🆔:KrjHB29A


#166 [りく☆]
≪第2節,2000年秋…再開≫


雲ひとつない青空の下で、秋の風にあたりながらオレは屋上で空を見つめている。

あの事故から二ヶ月がたち、オレは一週間前に退院した。

⏰:07/03/21 13:24 📱:SH903i 🆔:KrjHB29A


#167 [あずさ]
おもしろいです(・∀・)
頑張って下さい☆

⏰:07/03/21 14:42 📱:W42K 🆔:Cjk.TyuI


#168 [りく☆]
あずささんありがとうございます

⏰:07/03/21 18:45 📱:SH903i 🆔:KrjHB29A


#169 [りく☆]
入院している間、オレはほとんど口を開かなかった。
オレの入院のせいで卓也は日本に残っていた。事故がなかったらこの病院を潰してアメリカで新しく病院を建てる予定だったが、オレの看病のため延期してくれたのだ。また今回の事故に関してもオレに様々な罪があったのだが、卓也の父親が権力でまるくまとめてくれた。
しかし結衣にした事の罪はオレの心から消えることはない

⏰:07/03/22 00:09 📱:SH903i 🆔:41m8NBgY


#170 [りく☆]
滝沢はほぼ毎日お見舞いに来てくれた。彼は自分がバーベキューを企画したことを後悔していた。
もしあの日バーベキューをしなかったら……と悔やんでいる

祥子もほぼ毎日滝沢と一緒にお見舞いに来てくれた。彼女は結衣にした自分の行動を憎んでいた。

誰もオレを責めることはなかった。その優しさが逆にオレを苦しめた。

⏰:07/03/22 01:42 📱:SH903i 🆔:41m8NBgY


#171 [りく☆]
結衣の両親とは、病室で何度か顔を合わせ。けして責める事なくオレを心配してくれた。
オレが入院中にオレを預かってくれている親戚が謝りに行ってくれたらしいが、何一つ怒らなかったらしい……しかし結衣を失った悲しさはおさえきれず泣いていたという。

⏰:07/03/22 01:48 📱:SH903i 🆔:41m8NBgY


#172 [りく☆]
オレを預かってくれている親戚も怒らなかった。
……オレには父も母もいないため、オレを責める人はいない。

そんな温かい環境がたえられなかった。
今回の事故は明らかにオレが悪い……だからオレを責めてほしかった。それが結衣への唯一の償いだと思っていたからだ。

⏰:07/03/22 01:52 📱:SH903i 🆔:41m8NBgY


#173 [りく☆]
滝沢『またここにいたのか…』

滝沢が屋上に上がってきた。

滝沢『みんな心配してるぞ。お前が毎日学校サボってどっかふらつき歩いてるから。』

オレ『悪い……でもオレもわからないんだ。』

つい弱音をはいてしまった。最近の自分の行動は本当にわからなかった。結衣や入院中にお世話になった人のためにも、真面目に学校に行くべきだ。

⏰:07/03/22 01:58 📱:SH903i 🆔:41m8NBgY


#174 [りく☆]
しかしオレの体が思いとは逆の行動をとってしまう…決してみんなを裏切る気はないのに。
そんな自分を落ち着かせる場所が、この知らないアパートの屋上だった。

⏰:07/03/22 02:00 📱:SH903i 🆔:41m8NBgY


#175 [りく☆]
滝沢『なぁりく…そろそろ自分を許してやれよ。』

オレ『無理だ…』

…オレは"また"事故という名の殺人をしてしまった。
結衣を殺したのは間違いなく自分。許されることではない。

⏰:07/03/22 02:05 📱:SH903i 🆔:41m8NBgY


#176 [りく☆]
滝沢『こんな屋上にいつまでもいるつもりか?卓也は明後日にはアメリカに行くんだぞ。』

オレ『あぁ…わかってる』

滝沢『だったら顔くらいだしてやれよ。』

オレ『オレだって卓也に会いたいし、学校にも行きたい。でもオレの体がそれを許さないんだ。』

⏰:07/03/22 02:08 📱:SH903i 🆔:41m8NBgY


#177 [りく☆]
この屋上はオレと滝沢しか知らない場所だ。
中学時代よく二人でここで煙草をすっていた。二人だけの秘密の場所である。

滝沢『煙草……止めたんじゃねぇのかよ』

空にむかって煙をはくオレに滝沢が言った。
退院してからオレはまたすいはじめたのだ。

⏰:07/03/22 02:12 📱:SH903i 🆔:41m8NBgY


#178 [コンキチ]
カナリ続きが気になる更新楽しみにしてます。
頑張ってっっ

⏰:07/03/22 03:31 📱:SH902iS 🆔:VAg4W4PU


#179 [りく☆]
コンキチさんありがとうございます
最近ペースがかなりおくれてしまいすいません
今からあげていくつもりです

⏰:07/03/22 12:34 📱:SH903i 🆔:41m8NBgY


#180 [りく☆]
オレ『お前に煙草やめろなんて言われたねぇょ。』

からかうように滝沢に言った。

滝沢『誰もやめろなんて言ってないさ…』

何とも言えない空気になった。
滝沢がこうしてオレを気にかけてくれるのは嬉しかったが……素直になれない

⏰:07/03/22 12:39 📱:SH903i 🆔:41m8NBgY


#181 [りく☆]
滝沢『なぁ……卓也の初恋の人知ってるか?』

オレ『……ぃや。てかあいつ恋してんの?』

滝沢のいきなりの質問にオレは驚きをかくせない。

滝沢『小学生の頃からずっと想ってたらしい。』

オレ『誰を?』



滝沢『結衣をだよ。あいつらは幼稚園から一緒だからな。』

…卓也が結衣を…

⏰:07/03/22 14:22 📱:SH903i 🆔:41m8NBgY


#182 [りく☆]
滝沢『オレもこの前のバーベキューの時まで知らなかったよ。まさか卓也がってね…
そしたらあの日いきなりオレを呼び出してさ、オレにいってきたんだよ。"昔から結衣がすきだった"ってね。』

言葉がでなかった。右手にもった煙草はフィルターまで灰がきている。

⏰:07/03/22 14:58 📱:SH903i 🆔:41m8NBgY


#183 [りく☆]
オレ『ウソだろ…』

煙草を下に投げ捨てた。

滝沢『ウソじゃねぇよ。冗談でこんなこと言うか。
卓也はあの日お前と結衣の関係を初めてしった。
かなりのショックだったろう。
10年もの間思いをよせた相手を親友にとられたんだ。……その辛さはオレもわかる。だからこそ卓也はオレにだけ話したのかもしれないな。』

⏰:07/03/22 20:27 📱:SH903i 🆔:41m8NBgY


#184 [りく☆]
滝沢『けど卓也はお前らの関係にキレてなかった……むしろ応援していた。
ただ卓也は何も気持ちを伝えないまま結衣と別れるのはイヤだったらしぃ。
だから……"アメリカに行く前に結衣に気持ちだけ伝えたい"ってオレに言ってきたんだよ。
でもあいつは自分の気持ちを最後まで伝えられなかった。
それでもあいつはお前を責めちゃいない。

そんな親友に何も言わず別れるのか?』

オレ『………』

滝沢『結衣の死で苦しんでるのはお前だけじゃねぇんだ!』

⏰:07/03/22 21:05 📱:SH903i 🆔:41m8NBgY


#185 [りく☆]
滝沢『とりあえず明日が卓也が学校にくる最後の日だ。絶対こいよ!』

滝沢は去って行った。
みんなそれぞれ悩み苦しんでいたのか……その原因は全て自分にある。
そんな自分を許せるはずがない。

オレ『明日か……』

学校に行ったら自分の行為を許してしまう気がした。
煙草をくわえ下を見下ろすと引越しトラックが止まっていた。
…こんなアパートに引越す人がいるのか

今は何を考えたらいいかわからなかった

⏰:07/03/22 22:29 📱:SH903i 🆔:41m8NBgY


#186 [りく☆]
"ジリリリリッ"

買ったばっかりの目覚まし時計がなった。
いつも起こしに来てくれたヒトは今はいない…
この寂しさにオレは今だに慣れていなかった。

…もしかしたら結衣が起こしに…

何て考えてしまう。

⏰:07/03/22 22:32 📱:SH903i 🆔:41m8NBgY


#187 [りく☆]
オレは久しぶりに制服に腕を通した…
そして準備をすまし家をでようと玄関にいく。

横には少し茶色の瞳をした結衣はいない…

自然と流れるように涙がでる。

オレ『結……衣』


しばらく玄関で倒れ込んだ。
オレは何をしている

結衣は

もぉいないのに…

⏰:07/03/22 22:39 📱:SH903i 🆔:41m8NBgY


#188 [りく☆]
オレはしばらく玄関に座っていた。自分でも何が正しくて何が間違いがわからなかった…


"ピンポーン"

玄関のベルがなった....恐る恐るドアを開けると

祥子が立っていた。その後ろには滝沢も…

⏰:07/03/22 22:42 📱:SH903i 🆔:41m8NBgY


#189 [りく☆]
滝沢『今日は珍しく寝坊してないな。』

祥子『3人で学校行くの初めてだね♪』

二人が迎えに来てくれたのは意外だった。そして流れるように学校へと導かれたのである。
きっと一人では学校へ行けなかっただろう。


学校につき教室に入ったが………卓也はいなかった

⏰:07/03/22 22:46 📱:SH903i 🆔:41m8NBgY


#190 [りく☆]
結局卓也が来ないまま朝のホームルームが始まった…

滝沢『卓也は休みですか?』
滝沢が心配そうに担任に尋ねる。

担任『お前本人から聞いてないのか?あいつは今日からアメリカに行くんだぞ。』

祥子『明日じゃないの?』

担任『何を言う。転校の届け出は今日だされたんだぞ。お前ら仲良かったのに知らなかったのか?
まっ…とりあえずホームリーム始めるぞ』

卓也は…オレ達に初めてウソを言った

⏰:07/03/23 00:24 📱:SH903i 🆔:K399SSdc


#191 [りく☆]
オレは何も考えず教室を出た。担任が何かオレに叫んでいたが、オレの耳には何も聞こえなかった。


気がつけばオレは卓也の家の前にいた。
そしてオレを追うように滝沢と祥子がついてきていた。

卓也の家は人が住んでいるような気配はまったくなく、引っ越しも終わったかんじであった。

⏰:07/03/23 00:31 📱:SH903i 🆔:K399SSdc


#192 [りく☆]
オレ『何で……』

滝沢『相変わらず自由人なやつってことか…』

祥子『そんな…笑えないよ。』

三人で卓也の家を見つめていた。とても大きな家で、誰がみても大富豪の家としかおもえない。


沈黙が続いた

⏰:07/03/23 00:38 📱:SH903i 🆔:K399SSdc


#193 [りく☆]
突然一台の高級車がオレ達の前に止まった。
この車は見覚えがある。卓也がたまに通学で使っていた車だ。

オレ『卓也?』

車から降りてきたのは…オレの知る自分人な卓也だった。

⏰:07/03/23 00:41 📱:SH903i 🆔:K399SSdc


#194 [りく☆]
卓也『よっ!』

何事もなかったかのように卓也は微笑みながら言った。

滝沢『どぉいうことだよ!』

卓也『何となく…見送りとかイヤだったからさ。
それより、りく♪やっと学校きたな。』

卓也はまだ笑っている。

⏰:07/03/23 00:48 📱:SH903i 🆔:K399SSdc


#195 [りく☆]
オレ『卓也……オレ』

卓也『そんな顔すんなよ。親父が治したかいがないじゃねぇかよ。それに結衣が悲しむぞ!』

卓也はオレを怒らなかった。殴りもせずただ笑っていた…
その笑顔はオレにとってはつらかった。

惚れた女を殺したやつが目の前にいるのに……卓也はキレなかった。

⏰:07/03/23 00:55 📱:SH903i 🆔:K399SSdc


#196 [コンキチ]
感動的ですね
面白すぎてやばぃ更新ゆっくりで良いので、続き楽しみにしてます
がんばっ

⏰:07/03/23 02:08 📱:SH902iS 🆔:J6kL0oeM


#197 [りく☆]
コンキチさんいつも読んで頂いてありがとうございます
本当に励みになります。
これからも出来るだけ早いペースで書いていくんで感想があったら書いてください。

⏰:07/03/23 10:08 📱:SH903i 🆔:K399SSdc


#198 [コンキチ]
はぃ楽しみにしてマス

⏰:07/03/23 13:38 📱:SH902iS 🆔:J6kL0oeM


#199 [りく☆]
卓也『じゃぁオレそろそろ行かな…。』

そぉ言うと卓也は車に乗り込もうとした。


オレ『卓也!』

別に何か言いたいわけでもなく

ただ無意識に呼び止めてしまった。

⏰:07/03/24 00:28 📱:SH903i 🆔:df.cFwLo


#200 [りく☆]
卓也『何だ?』

オレ『滝沢から……全部聞いたんだ…』

卓也『勇貴からって……もしかして…』

オレ『結衣のことだよ。』

卓也『そうか……隠すつもりはなかったが…ばれたか。』

オレ『ゴメン』

オレの目から熱いものがこみあげてきた。
"ゴメン"の一言しか言えない自分に嫌気がさしていた

⏰:07/03/24 00:33 📱:SH903i 🆔:df.cFwLo


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