〜運命のヒト〜
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#301 [りく☆]
しかし…父はオレを捨てなかった。
どんなに殴ってもオレを殺そうとはしなかった。
父がいなかったらオレは飢え死にしているだろう。


さっきもさりげなく先頭に立ち、オレ達を守ってくれた。


普通では考えられないが…今までの地獄のような日々が父にとっての愛情表現なのか?


…いや、それは違う!

きっと違う


違わないと…オレは過ちを犯すことになる

⏰:07/03/30 00:37 📱:SH903i 🆔:eisOvkrk


#302 [りく☆]
"ギュッ"

優希の手がオレの手を優しく包んだ。


…オレは、優希を幸せにするときめたんだ


そう言い聞かせ、父の大きな背中を見た。

⏰:07/03/30 00:41 📱:SH903i 🆔:eisOvkrk


#303 [りく☆]
…たとえ今までの日々が父さんの愛情表現であっても、それは許されることではない。
だからオレは……



オレ『優希……まかせろ』

かすれるような声で言った。
優希は黙っていた……ただオレの手を握っていた


!!!!!

"グラッ"

また橋が揺れた。オレは体制をたもつので精一杯だった。優希の母さんが近ずいてきてるのだろう。
きっともうすぐ後ろにいるに違いない

⏰:07/03/30 00:50 📱:SH903i 🆔:eisOvkrk


#304 [りく☆]
オレは優希の手を離した。

ついに橋の中心にきたのだ…
今までに感じたことのない緊張感が、体中わかけめぐる。

橋のフェンスが途切れた…

…今しかない


オレは父の背中に手を伸ばした


父はフェンスが途切れた事に戸惑いを隠せないようだった……立ち止まっている

…チャンスだ


手が後一押し伸びない…
この手で人を危めるのが怖くてたまらなかった。

⏰:07/03/30 00:57 📱:SH903i 🆔:eisOvkrk


#305 [りく☆]
優希『りく……』

気がつけばオレの横に優希がいた。
結局は一緒に押すのか…

額から垂れる汗を拭いた。







…だめだ

オレは....手が父の背中まで伸びない……



諦めよう

人は殺せないよ……優希

オレは手を下ろした。



"ドンッ"


父『うぁぁぁぁぁぁぁ…………………』


!!!!!
"ドスンッ"


ものすごい衝突音が深山に響き渡った。

⏰:07/03/30 01:03 📱:SH903i 🆔:eisOvkrk


#306 [りく☆]
《連絡》

すみません今日はいったん更新を中断します
明日からまた書くんで読んでください

ちなみに厚かましくてすみませんがこの小説読んでくれてる人どれくらいいますか

⏰:07/03/30 01:13 📱:SH903i 🆔:eisOvkrk


#307 [たぁ]
読んでますメッチャ面白いです頑張って下さい

⏰:07/03/30 02:06 📱:SH902iS 🆔:VX9iA3xg


#308 [にゃぁ]
2回目カキ
毎日チェックしてま-す
頑張ってください"

⏰:07/03/30 03:14 📱:D902i 🆔:☆☆☆


#309 [りく☆]
"たぁ"さん"にゃぁ"さん
ありがとうございます今日も書きますんで読んでください

⏰:07/03/30 12:15 📱:SH903i 🆔:eisOvkrk


#310 [りく☆]
《連絡》

"小説総合"のほうに感想板をつくらせてもらいました

意見や感想,指摘などがありましたらそちらの方に書いてもらえたら嬉しいです

⏰:07/03/30 12:21 📱:SH903i 🆔:eisOvkrk


#311 [りく☆]
…今の音は

…今の声は


オレの視界から父の大きな背中は消え去っていた。それは深い霧のせいでもない…

オレの手には父の背中に触った感触はなかった。


…何をしているんだ


オレは頭の中が真っ白になった。

橋の下は霧が深くて見えないが、転落した父がいるだろう。
そしてオレはその行為を優希にやらせてしまったのだ。

⏰:07/03/30 12:44 📱:SH903i 🆔:eisOvkrk


#312 [りく☆]
オレは全力で橋を走り渡った……涙を振り払い、霧で見えない前を必死でみながら


息が苦しくなっても走り続けた。
むしろその苦しさに埋もれて死にたいくらいだった。

"ドンッ"


オレ『痛って……』


全力疾走しながら何か硬いものにぶつかった

オレの目の前には旅館がたちはだかっていた

⏰:07/03/30 20:58 📱:SH903i 🆔:eisOvkrk


#313 [りく☆]
オレ『……何でだよ』

涙が止まらない。
自分の情けなさに腹が立ち、泣きながら地面を殴りつけた。

オレが優希を幸せにする。この手で……オレだけで父を落として、優希に幸せをあげると言っていたのに。

オレは逃げてしまった

⏰:07/03/31 00:24 📱:SH903i 🆔:5D9ZK8.I


#314 [りく☆]
なにもかもを優希にやらせてしまった。
全ての罪を彼女にかぶせてしまった。


オレは最低な男と指差されても仕方がない。

…最低な男……つまり自分が憎んだ父とオレは同じだ

心にそんな考えがよぎる

愛した人を目の前で裏切ってしまった。愛されたいと願い優希を愛してきた。でも結局は苦しめ傷つけてしまったのだ。

⏰:07/03/31 00:31 📱:SH903i 🆔:5D9ZK8.I


#315 [りく☆]
今まで親に愛された事なんてなかった…
誰にも愛されてなかった。
そんなオレを優希は愛してくれた。そして愛の温もりを教えてくれた。
そしてオレは優希を愛することができた……初めて人を愛せた……なのに、唯一愛してくれるヒトをオレは裏切った。

オレは……人を愛する資格なんてないのだろう。

愛した分だけ不幸にしてしまう。父も母もそして優希も…愛した分だけ傷つけてしまった

⏰:07/03/31 00:40 📱:SH903i 🆔:5D9ZK8.I


#316 [りく☆]
もぉ……誰からもオレは愛されない。
そして誰も愛せない、その資格を失ってしまった。

オレは人を愛さない事でしか幸せにできない。


もぉオレには愛を語ることは…人を愛する資格は………ない。



旅館の近くの公園のブランコに乗り、オレは泣きながら心でそう思った…

⏰:07/03/31 00:44 📱:SH903i 🆔:5D9ZK8.I


#317 [りく☆]
オレは心に扉をした…

二度と人を愛さないように、禁断の扉を……


その瞬間、オレの中から感情が抜けていった。


?『あらっ……こんなに泥だらけでどうしたの?』


旅館の女将だろう。オレに優しく話しかけてきた

⏰:07/03/31 00:48 📱:SH903i 🆔:5D9ZK8.I


#318 [りく☆]
女将『家族は中にいるの?』

オレは首を横に振った。

女将『じゃぁ1人?……こんな山奥に?』

あんまりの質問攻めにオレは嫌気がさし黙っていた。そんなオレに気がついたのか、女将は話をかえた。

女将『……この公園ね、"ぞうさん公園"って名前何だよ。そこの滑り台がぞうさんみたいだからそう名付けたの。』

オレ『……ぞうさん?』

⏰:07/03/31 00:54 📱:SH903i 🆔:5D9ZK8.I


#319 [りく☆]
オレは動物園なんて行ったことがない。けどぞうくらい絵や写真で見たことがある。
その滑り台はオレが見たことがあるようなぞうとは程遠い。

しかしどこと無く似ていた

オレ『ぞうさんみたい……』

女将『でしょっ♪私も最初見た時"あっ似てる"って思ったのよ。』

この時オレは女将の顔を見ていなかった。ただ滑り台を見ていた。
人と目があうと感情が全て出ていきそうな気がしたから…

⏰:07/03/31 01:02 📱:SH903i 🆔:5D9ZK8.I


#320 [りく☆]
女将『じゃぁそろそろお父さんやお母さんの事教えてもらっていいかな?』

オレ『母さんはオレが小さいときにどっか行った』

女将『そっか……じゃぁお父さんは?』

オレ『死んだ』

女将『えっ?』

オレ『さっき橋から落ちた』

女将は黙っていた…こんな冷静に言われたら誰だって言葉を失う。

"ドサッ"

驚きを隠せない女将の前で、オレは意識を失った。

⏰:07/03/31 01:09 📱:SH903i 🆔:5D9ZK8.I


#321 [りく☆]
《連絡》
すみません今日は中断します最近ペースが遅くてすいません明日また更新します

なにかありましたら小説総合の感想板に書いてください

⏰:07/03/31 01:23 📱:SH903i 🆔:5D9ZK8.I


#322 [しぃさぁ]
凄く自分はこの小説大好きです落ち着いて書いてくださいね

⏰:07/03/31 18:56 📱:N902i 🆔:7V/SoFhI


#323 [りく☆]
しぃさぁさん本当にありがとうございますめっちゃ嬉しいです

感想や指摘があったら感想板にどんどん書いてください

更新遅れてすいません

⏰:07/04/01 13:46 📱:SH903i 🆔:OHV/PCxc


#324 [りく☆]
もう昼だろうか……太陽の光の眩しさにオレは目をさました。

あの"事故"から2週間たった。


この2週間の間に我が家は驚くほどに姿を変えた…

何よりも大きな変化は、優希と彼女の母がいなくなったこと……

今家にはオレ以外誰もいない

⏰:07/04/01 13:52 📱:SH903i 🆔:OHV/PCxc


#325 [りく☆]
二人は我が家をでていったのだ。


そして家には父の遺骨だけが残されている……

机や棚などの家具はすべて失くなっていた。

⏰:07/04/01 13:56 📱:SH903i 🆔:OHV/PCxc


#326 [りく☆]
オレは深山の旅館の前で気絶した後、女将がよんでくれた救急車に運ばれ入院となった。
ただの貧血と思われていたが、極度のストレスによる胃潰瘍といわれ、1週間の入院を言われたのだ。

⏰:07/04/01 14:01 📱:SH903i 🆔:OHV/PCxc


#327 [りく☆]
そしてオレの入院中の間に警察の調査により、父の死因は転落事故と断定されていた。
優希の母の証言がなによりの証拠となったらしい。

そして親戚のてによって父の葬儀がおこなわれたのだ。


その場に優希達はいなかった……

⏰:07/04/01 14:05 📱:SH903i 🆔:OHV/PCxc


#328 [りく☆]
優希の母がまだ入籍していなかったため、オレと優希達は家族でもなくただの他人になっていた。

そのため葬儀にはだしてもらえなかったのだ。

そのまま優希達は荷物をまとめて出て行ったのである。

⏰:07/04/02 17:14 📱:SH903i 🆔:3bxI9OrQ


#329 [りく☆]
優希達と離れられた事に少し喜びを感じていた。
"あの事故"の事を 忘れられる……何より優希に何か言われるのがいやだった。怒りの言葉も、慰めの言葉も。
前は少しでも長く一緒にいたかったのに……"あの事故"がオレの人生を変えてしまった

⏰:07/04/03 00:09 📱:SH903i 🆔:d0sPGg3o


#330 [りく☆]
この家での一人暮らしを始めて1週間たつが……ほとんどまともに食事をしていなかった。
いつもお腹がへったらコンビニへ行き、弁当を食べるという生活をおくっていた。

…腹減ったな


起きてからしばらくし、オレは空腹を感じた。
体が自然と動き、着替えてコンビニへ行こうと玄関に行った

⏰:07/04/03 00:15 📱:SH903i 🆔:d0sPGg3o


#331 [りく☆]
"ピンポーン"

玄関のドアノブに手を置いた瞬間にインターホンがなった。

いつもは誰かが尋ねて来ても無視していた。"あの事故"以来オレは他人と話すことができなくなってしまっていた。誰にも心を開かず黙っていたのだ。

…早く外に出たい

昨日ろくに食べていないため、かなりの空腹によりそんな気持ちをおさえきれずにいた。

⏰:07/04/03 00:28 📱:SH903i 🆔:d0sPGg3o


#332 [りく☆]
オレは深呼吸し玄関を開けた。



!!!!!!

オレ『………えっ?』


驚きをかくせない。オレの視界には、優希の母とその後ろに優希がいるのがはっきり写った。

⏰:07/04/03 00:31 📱:SH903i 🆔:d0sPGg3o


#333 [りく☆]
母『お久しぶりね。元気にしてた?』

優希の母はまるで何もなかったかのようにオレに話しかけてきた。

オレ『…………はぃ』

母『元気ないわね。まぁあんな事故の後だから……』

"事故"という言葉にオレは思わず反応してしまい下を向いてしまった。

…それにしても何故我が家へ?それに父さんが死んだことはショックじゃないねか?

オレの頭は混乱し、しばらくオレは考え込んでいた。

⏰:07/04/03 00:39 📱:SH903i 🆔:d0sPGg3o


#334 [りく☆]
母『私たち今から私の実家の北海道にいくの。だから最後に挨拶しとこうかなとおもって…』

オレ『……はぁ。』

正直優希の母が何をしたいかがわからなかった。
今頃我が家に来ても…
それに、顔もかなり疲れぎみでこっちに来る余裕なんてなさそうなのに。
口調だけは元気そうに振る舞っていた。

⏰:07/04/03 00:47 📱:SH903i 🆔:d0sPGg3o


#335 [りく☆]
優希は……決してオレを見ないで下を向いていた。

…オレの顔なんてみたくないだろうに、連れてこられて

オレ自身も2人には会いたくなかった。
事故の時の記憶が鮮明に頭にうかんでくるから…

あの橋での事


そりを思い出すだけでオレは耐え切れなかった。

⏰:07/04/03 00:53 📱:SH903i 🆔:d0sPGg3o


#336 [りく☆]
母『大丈夫……?まだ胃潰瘍治ってないの?』

あまりにも顔色がわるかったのか、初めて優希の母に心配された。





しばらく優希の母が話した後、2人はかえっていった。
オレは体に力が入らずその場に座り込んでいた。

⏰:07/04/03 00:57 📱:SH903i 🆔:d0sPGg3o


#337 [りく☆]
一つ確信したことがある…

優希はオレを許してくれていない。許してもらえないとわかっていたが、優希に嫌われた事がちゃんとわかると、涙が止まらない。

唯一オレを愛してくれた人に嫌われてしまった。


…もぉオレは誰からも愛されない


オレは玄関で泣きくずれた。

⏰:07/04/03 01:10 📱:SH903i 🆔:d0sPGg3o


#338 [りく☆]
これが優希との最後の出会いと思っていた。

オレは中学入学前に福岡の親戚にひきとられたため、北海道にいる優希とは出会わない。

しかしあの時の記憶は忘れたくても、消したくても……頭に焼き付いて離れなかった


そして人を
愛する資格も
愛される資格も

失った


結衣に出会うまでは……

⏰:07/04/03 21:54 📱:SH903i 🆔:d0sPGg3o


#339 [りく☆]
《第4節,2001年春…想い》




"ジリリリリリリリリ"

大きな目覚まし音でオレは目をさまし、スイッチを切った。
今日からオレは高校3年生となる。しかしそんなことはオレにとっては実感がなく、いつもより早く起きただけの眠い朝だった。

⏰:07/04/03 23:37 📱:SH903i 🆔:d0sPGg3o


#340 [りく☆]
自分で朝食を作りに台所へ向かった。オレは結衣の事故があってからしばらくして一人暮らしを始めたのだ。
一緒に住まさしてもらった親戚には悪いが、あのマンションには暮らしにくかった。
あそこにいると結衣との思い出が溢れてくる…それに結衣の両親にも会わせる顔がない。
そういう理由でオレは一人暮らしを始めたのだ

⏰:07/04/03 23:42 📱:SH903i 🆔:d0sPGg3o


#341 [りく☆]
結衣の事故と優希の転校がオレの頭を混乱させ、しばらく学校へは行ってなかった。しかし、滝沢と祥子のおかげでオレは徐々に学校へ行くようになったのだ。

しかし……優希とは一度も話をしていないし目すら合わしていない。お互いが接触を避けていた。
その状況に気がついた滝沢は、オレが優希と接触しないように学校で気を遣ってくれたのだ。
結衣の事故の事も祥子と滝沢の気遣いで誰も話題にすることはなかった。

⏰:07/04/03 23:50 📱:SH903i 🆔:d0sPGg3o


#342 [りく☆]
……優希と違うクラスになる


そんな気持ちがオレを少し楽にさせた。新しいクラスになるため優希とは違うクラスなるだろう。






…本当に嬉しいのか?

…優希と離れたいのか?

…優希と昔のような関係に戻りたいんじゃないのか?

そんな言葉を自分の心の中で自身に問いかけた。

しかし答えは決まっている。
…オレは優希と離れなければならない……愛してはいけない



自分が優希に、そして結衣にした行為の重さに押し潰されそうだった。

⏰:07/04/04 00:59 📱:SH903i 🆔:ZJgrOt3E


#343 [りく☆]
 



"ピンポーン"


しばらくぼぉっとしているとインターホンがなった。何となく時計を見ると…

オレ『やっべ!もぉこんな時間だ…!』


オレは慌てて食事をすませ着替え始めた。


"ピンポーン"

またインターホンが鳴った。オレはすっかり誰かが訪れていたことを忘れていた。

しかし誰かは大体わかる…

オレ『滝沢悪い!もぉ少し待ってくれ。』

⏰:07/04/04 01:06 📱:SH903i 🆔:ZJgrOt3E


#344 [りく☆]
滝沢『早くしろよ!新学期早々遅刻とか勘弁だぜ。』

オレは滝沢の家の近くに引越してきたのだった。そして滝沢がいるということは当然…


祥子『りく早く!!』


オレ『すまん!今行く。』

オレは慌ただしく玄関を飛び出すと、滝沢と祥子がオレを出迎えてくれた。

⏰:07/04/04 01:11 📱:SH903i 🆔:ZJgrOt3E


#345 [りく☆]
オレ『待たせて悪い!』

滝沢『……慣れたよ』


呆れたような顔で2人がオレを見た。引越してきてからずっと3人で通っている……誰かが迎えに来ないとオレが学校へ行かないからだ。

祥子『早く行こっ♪』

⏰:07/04/04 10:12 📱:SH903i 🆔:ZJgrOt3E


#346 [りく☆]
3人で通学することでオレは学校に行けるのだが、滝沢には悪い気がした。
滝沢はまだ祥子のことが好きだろう。ただ祥子が気がつかないだけであって、ずっと滝沢の片思いのまま……
一方祥子は、オレの事はあきらめたと滝沢に話をしていたらしいが………本心はわからなかった。

そんな事情があって悪い気がしたが、3人でいることが楽しかった。

⏰:07/04/04 10:55 📱:SH903i 🆔:ZJgrOt3E


#347 [りく☆]
 




祥子『ねぇ…りく!聞いてるの?』

オレ『あっ……聞いてる聞いてる』

全く聞いてなかった…
最近いつもこんな調子だ

祥子『聞いてないでしょ!ったく何ボォっとしてるのよ』

滝沢『まぁいつもの事じゃん♪』


オレ『聞いてるよ………んで何の話?』


祥子『知らないっ!』


何の変化もない朝だった…いつもどおりの朝。ただ昔と比べると変化は大きい。横に結衣がいない。
しばらくこの違和感から抜け出すことはできないだろう。

⏰:07/04/04 11:16 📱:SH903i 🆔:ZJgrOt3E


#348 [りく☆]
新学期始めの登校だったがいつもとかわらない光景だった。
いつもどおり教室のすみの席には優希が座っている。彼女の回りには何人か女の子がいた。転校してしばらくたったから友達でもできたのだろう。
昔と変わらない少し茶色い瞳が笑っていた。

⏰:07/04/04 16:00 📱:SH903i 🆔:ZJgrOt3E


#349 [りく☆]
?『なぁに見てんの?』

!!!!!


オレ『あっ……いや別に。てかいきなり話しかけるなよ。』

祥子『美里じゃん♪おはよ。どぉしたの?』

美里『おはよ♪りくが何か見つめてたからさ。聞いてみただけ』


今オレに話しかけてきたのは
"長谷川 美里(ハセガワ ミサト)"。
卓也がいなくなってからオレ達とよく話すようになった。いわば卓也の後継者のような人だ。

⏰:07/04/04 18:42 📱:SH903i 🆔:ZJgrOt3E


#350 [りく☆]
美里『久しぶりの学校なのにいつも通りギリギリだね♪』

滝沢『こいつのお陰だよ……』

オレを指差しながら呆れたように滝沢がいった。

オレ『まぁ…仕方ない』


?『何が仕方ないだよ。まったく……相変わらずりくの遅刻癖は治ってないのか』

!!!!!

…えっ?

⏰:07/04/04 18:48 📱:SH903i 🆔:ZJgrOt3E


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