〜運命のヒト〜
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#351 [りく☆]
教室の入口付近で喋っていたオレ達に一人の男が突然現れ話しかけてきた。


その口調や声は懐かしく、オレを含め滝沢と祥子を黙らせた。

?『黙るなって……』


言葉がでない…

何か言葉をだす方がよっぽど大変だ…



祥子『た……卓也?』

教室のドアに卓也がもたれながら立っていた。

⏰:07/04/04 18:56 📱:SH903i 🆔:ZJgrOt3E


#352 [りく☆]
滝沢『お前……』

卓也『おうっ勇貴!久しぶり♪祥子もな。』

祥子『久しぶり……』

美里『……だれ?』


みんなそれぞれ混乱していた……卓也を除いて。


オレ『帰ってきたのか?』

卓也『じゃなきゃここにいないってば♪』

周りもみんな気がつき始め、クラスが妙な雰囲気に包まれた。




"ガラッ"

担任『席につけ!新しい学年のクラス発表するぞ。』

⏰:07/04/04 19:03 📱:SH903i 🆔:ZJgrOt3E


#353 [りく☆]
卓也が帰ってきた……
それは朝のニュースにはちょっと刺激が強すぎた。

担任の話によると、とりあえずしばらく学校にいるらしい。卓也からいろいろ聞きたかったが、クラス発表のため我慢しなければならなかった。

⏰:07/04/04 22:58 📱:SH903i 🆔:ZJgrOt3E


#354 [りく☆]
目線を横にやると……優希の顔が微妙に見える。
何気なくする仕草があの頃と変わらない…

ただ…少しあの頃よりも大人になり綺麗になっただけ。

…もし優希との関係が


美里『りく!』

突然美里が声をかけてきた

オレ『な……なに?』

美里『さっきから何見てるの?』

オレの席の後ろは美里なので、なにかと声をかけられてしまう。

オレ『空見てんだよ!』

美里『何それぇ〜きもいって♪』

オレ『………うるせぇ!』

いつも美里はこんな感じのノリだ…

⏰:07/04/04 23:08 📱:SH903i 🆔:ZJgrOt3E


#355 [りく☆]
美里のポジティブで明るく元気すぎる性格に、オレはたまに救われている。

優希を見るとどぉしても"あの事故"の事が頭をよぎる。
そんな時、いつもタイミングよく美里が話し掛けてくるのだ。それが何よりの救い…

美里と喋る時が、今はどこと無く落ち着く……昔の事を忘れられるような気分になるから。

⏰:07/04/04 23:14 📱:SH903i 🆔:ZJgrOt3E


#356 [りく☆]
担任『全員移動しろ!』



オレ『………えっ?』

美里と雑談している間に発表がおわったらしい。

美里『私たち同じクラスだよ♪』

オレ『お前聞いてたん?』
美里『ん〜カンだよ!そんな信じんなって♪もしかして……ちょっと喜んだ?』

オレ『んなわけないだろ!』

美里『ひどっ!』


滝沢『おいっ……二人共移動するぞ。』

⏰:07/04/04 23:22 📱:SH903i 🆔:ZJgrOt3E


#357 [我輩は匿名である]
>>304-360

⏰:07/04/05 00:02 📱:P902iS 🆔:☆☆☆


#358 [りく☆]
オレ『それが……オレ何組かわかんなくて。』

滝沢『美里といちゃついてるからだよ。』

からかうように滝沢が言った。

…優希に聞こえてなければいいけど


オレ『別にいちゃついてないって…』

美里『勇貴〜私たち何組かわかる?』

滝沢『オレもりくも美里、んで祥子も4組だ。』

卓也『オレも4組っぽいぜ♪』

⏰:07/04/05 00:08 📱:SH903i 🆔:k5tP2on.


#359 [りく☆]
匿名さん読んでくれてありがとうございます

何か感想があったら是非感想板に書いてください

⏰:07/04/05 00:10 📱:SH903i 🆔:k5tP2on.


#360 [りく☆]
職員室にいたはずの卓也がいつの間にか教室にいた。卓也は正式には明日から転校生という形で学校にくることになっている。

オレ『じゃぁみんな一緒だな♪』

滝沢『卓也はまだわからんけどな…。卓也は明日クラスがわかるんだろ?』


卓也『今さっき4組って言われたんだよ♪』



こうしてまたオレ達は同じクラスになった。

⏰:07/04/05 00:15 📱:SH903i 🆔:k5tP2on.


#361 [りく☆]
…優希はどうなったんだ?

ひそかに気になっていた。同じクラスになるのか…それとも離れるのか。


とりあえず4組に行き、クラスの名簿を見る



"3年4組2番 新垣 りく"


"3年4組1番 荒井 優希"



…優希と同じだ

頭の中が真っ白になった。

⏰:07/04/05 00:23 📱:SH903i 🆔:k5tP2on.


#362 [りく☆]
移動も終わり、ホームルームがはじまった。

出席番号が隣のため、オレの前の席には優希がいる……それだけで心臓が張り裂けそうだった。

…昔の関係だったら


そんないつも思うことが頭をよぎる。関係を壊したのはオレなのに…
改めて自分の愚かさ、無力さに絶望した。


…オレは人を愛してはいけないんだ


何度も何度も心でそうつぶやいた

⏰:07/04/05 00:32 📱:SH903i 🆔:k5tP2on.


#363 [りく☆]
学校も終わり部活へ向かった。美里は祥子と共にバスケ部のマネージャーをやっている。
美人2人のマネージャーで有名なのだ。

用意をすませ体育館にいくと卓也が早めに始めていた。

あいかわらず卓也は、ため息がでるほどバスケはうまい。
しばらく黙ってみていた。

⏰:07/04/05 00:40 📱:SH903i 🆔:k5tP2on.


#364 [りく☆]
祥子『卓也か……懐かしいね』

気がつけば横に祥子が立っていた。

オレ『あぁ………やっぱ上手いな。オレは敵わないよ。』

祥子『そんな事ないって。プレー中のりくは…カッコイイじゃん。』

祥子はそう言って歩き去っていった……顔を少し赤く染めながら。

⏰:07/04/05 00:46 📱:SH903i 🆔:k5tP2on.


#365 [りく☆]
 



そして今日もいつものように練習がおわり、部室へ行った。

卓也『なぁ…あのマネージャーの美里って子何?』

卓也が不思議そうに尋ねた

滝沢『何か最近オレ達と仲いいんだよ。』

卓也『………ふぅん』

滝沢『惚れた?』

制服に着替えた滝沢が笑いながら言った。

卓也『バカッ!そんなわけないだろ。』

オレ『けど卓也とあうかもよ♪』

卓也『おいっ……2人でオレをからかうなよ。』

少し照れながら卓也が言う。その顔は半年前とまったくかわらなかった。

⏰:07/04/05 00:55 📱:SH903i 🆔:k5tP2on.


#366 [りく☆]
卓也『もう一人気になった人がいるんだけど…』

オレ『誰?』

卓也『りくの前の席の荒井 優希って子だよ』


オレは黙ってしまった。優希の話題はふれてほしくない。そんなオレの状況を滝沢は察したようだった。


滝沢『ただオレと下の名前が同じなだけだ。』

卓也『あっ……二人共"ゆうき"だもんな!』

滝沢『早く着替えねぇと置いてくぞ!』

そう言いながらオレと滝沢は部室を出た。


卓也『ちょっと……りく、勇貴!待てよ!』

慌ただしく着替えた卓也が追いかけてきた。

⏰:07/04/05 01:04 📱:SH903i 🆔:k5tP2on.


#367 [りく☆]
 



"バタッ

"オレ『疲れた…』

家に帰ったオレは、そのままベットに倒れこんだ。

…今日はいろいろありすぎた


優希と同じクラスになってしまったこと、それは悲劇なのか、それとも


"ピンポーン"


オレ『………誰だ?』


こんな時間に・・・

⏰:07/04/05 08:24 📱:SH903i 🆔:k5tP2on.


#368 [りく☆]
感想板です
↓↓
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/2051/

教えてなくてすいません

⏰:07/04/05 10:07 📱:SH903i 🆔:k5tP2on.


#369 [りく☆]
滝沢『よっ♪』

滝沢の突然な訪問にオレは戸惑いを隠せずにいた。

オレ『……どぉした?』

滝沢『まぁ〜気にするな。とりあえず入るぞ♪』

オレ『おいっ……ちょっと待てよ……』

滝沢はかまわず家の中に入って来た。

⏰:07/04/05 22:43 📱:SH903i 🆔:k5tP2on.


#370 [りく☆]
家に入るなり滝沢はくつろぐようにソファーに座り込んだ。

オレの家はワンルームだが、8畳あるためなかなか広い。だからくつろぐ場所は結構あるのだ。

滝沢『いやぁ…りくの家は落ち着くな』

オレ『オレの家禁煙だぞ!』


滝沢は笑いながら片手にもった煙草をしまった。あと少し遅かったら吸っていただろう。


"ピンポーン"


…またかよ

オレは慌てっぱなしだった。

⏰:07/04/05 22:53 📱:SH903i 🆔:k5tP2on.


#371 [りく☆]
卓也『よっ!』

卓也は右手にも、左手にもビニール袋いっぱいになるまで詰めたお酒をさげていた。


オレ『……飲むのか?』

卓也『オレの転入祝い♪』

滝沢『たまには飲もうぜ!』

2人共ノリノリでビニール袋からお酒をとりだした。滝沢をよく見ると、ちゃかりおつまみをもってきている。
どうやら本格的に飲みそうだ

⏰:07/04/07 00:42 📱:SH903i 🆔:BdWa9bbc


#372 [りく☆]
とりあえずオレは、あきらめてグラスを取り出した。

…まさか2人がここまでノリ気とは....


それぞれのグラスにお酒をそそぎ、こぼさないように手にもち


滝沢、卓也『乾杯!!』


オレ達はお互いのグラスをあわせ、飲み始めたのだった

⏰:07/04/07 00:47 📱:SH903i 🆔:BdWa9bbc


#373 [りく☆]
すいません
明日からしっかり更新していきたいと思います

⏰:07/04/07 00:50 📱:SH903i 🆔:BdWa9bbc


#374 [りく☆]
オレ『てか何で日本に来れたんだ?』

ビールを飲みながら卓也に聞いた

卓也『あぁ……親父に頼んだんだよ。高校くらい日本にいたいってな。』

オレ『……それだけ?』

卓也『何だよ!悪いか?』

オレ『ぃや…別に。』

もっと深い事情があったかと思っていたから少し拍子抜けしてしまった。

⏰:07/04/07 12:40 📱:SH903i 🆔:BdWa9bbc


#375 [りく☆]
 


一時間ぐらい飲んだんだろうか…オレ達のテンションはかなり上がっていた。とくに卓也のトークは止められず、もぉ30分ぐらい喋りっぱなしだ。自慢話やアメリカでの体験談など……

!!!

そんな卓也が突然話しをやめた……


滝沢『………卓也?』

⏰:07/04/07 20:57 📱:SH903i 🆔:BdWa9bbc


#376 [りく☆]
卓也はまだ黙っている…

あんなにテンションを上げて面白おかしく話をしていたのに

オレ『ビール切らしたな』

何となく嫌な雰囲気になりかけたのでとっさに発した言葉だった。


卓也『………なぁ勇貴。』

卓也が口を開いた

⏰:07/04/07 21:22 📱:SH903i 🆔:BdWa9bbc


#377 [りく☆]
滝沢『どうした?』

卓也『お前さぁ……祥子の事どうなった?』

滝沢『どうって?』

卓也『だから……』


そのことはオレも前から気になっていた。滝沢は何も言わないから全くわからずにいた事だった…その真実を卓也は探ろうとしたのだ

"ゴクッ!!"

卓也はグラスのビールを一気に飲みほし言葉をだした

卓也『まだ好きなのか?…祥子のこと。』

滝沢『……聞いてどうする』


滝沢はすべてを隠すかのような受け答えをする。

⏰:07/04/08 00:28 📱:SH903i 🆔:s3qgs0G.


#378 [りく☆]
卓也『どうもしないけど…』

滝沢『ならぃぃじゃん』

卓也『ぃぃわけないだろ!』

オレ『卓也もオレも……心配なんだよ。』

子供みたいな口喧嘩になり始めたのでオレが口をはさんだ。

⏰:07/04/08 00:31 📱:SH903i 🆔:s3qgs0G.


#379 [りく☆]
滝沢『よけいな心配だな。』

卓也『よけいって……その言い草はないだろ!』

お酒のせいか、卓也は感情むきだしだった。

滝沢『そんなお前はどうなんだよ?』

卓也『何が?』

滝沢『………結衣だよ』


その言葉は……聞きたくなかった

⏰:07/04/08 00:37 📱:SH903i 🆔:s3qgs0G.


#380 [りく☆]
卓也『その事は……仕方ないだろ。結衣はもういないんだから。………それに、結衣は…………りくに惚れていたし。だからオレは諦めてたよ…ただ気持ちを伝えたかっただけだ。まぁ叶わなかったけど』


オレ『ゴメン』

卓也『……お前が謝るなよ!あの事故はお前が悪いんじゃない。トラックの運転手のミスだ。だから自分をせめるな。』

卓也の目は……少し涙で輝いていた

⏰:07/04/08 00:42 📱:SH903i 🆔:s3qgs0G.


#381 [りく☆]
滝沢『言葉が悪いかもしれないが……確かに諦めるしかないな。』

滝沢はゆっくりと立ち上がり、窓越しに外を眺めていた。

滝沢『オレは……まだ諦めちゃいない。オレだって気持ちを伝えたい……それが本音だ。
けど、ダメなんだよ。』


卓也『何がダメなんだ?今しかないんだぞ!オレみたいに伝えないまま終わるのか?』

⏰:07/04/08 00:48 📱:SH903i 🆔:s3qgs0G.


#382 [りく☆]
滝沢『終わりたくねぇよ!………けど毎日みてるとわかるんだよ。祥子は…まだりくが好きだって。
本人は諦めてるって言ってるけど、惚れた女の本音ぐらいすぐわかるさ。
だから絶対フラれる事ぐらいわかっている。叶わない恋だって。
…けど諦めきれねぇんだよ。毎日会うたび、あの笑顔を見るたびに思いが強くなっていく。
だから振り向いて貰おうと努力しても……結局ダメ。
どうする事出来ないんだよ………だから聞いてどうするって言ったんだ』

⏰:07/04/08 00:58 📱:SH903i 🆔:s3qgs0G.


#383 [りく☆]
卓也も

滝沢も

オレは親友二人を振り回してしまっていた。二人に答えのない難問を与えてしまっていたのだ。


滝沢は…まだ外を眺めていた。決して顔をこちらに向けない…


卓也『それでも……伝えるしかないだろ!』

口調が……強くなっている

⏰:07/04/08 01:02 📱:SH903i 🆔:s3qgs0G.


#384 [りく☆]
滝沢『オレの話聞いていたのか?』

卓也『あぁ…聞いてたよ』

滝沢『だったら解るだろ!無理だって』

卓也『幸せな悩みだよな!』

!!!!

"ドスッ"

滝沢の拳が勢いよく卓也の顔に飛んできた。

⏰:07/04/08 01:07 📱:SH903i 🆔:s3qgs0G.


#385 [りく☆]
滝沢『何が幸せなんだよ!ふざけるんじゃねぇ!!』

卓也『伝える相手が……想う相手が生きてるだけ幸せだろうが!!』

"ドスッ"

今度は卓也の拳が滝沢の顔を捕らえた。

卓也『結果ばっか気にしやがって!!このビビり!!!!』


完璧に二人共ヒートアップしている。

⏰:07/04/08 01:13 📱:SH903i 🆔:s3qgs0G.


#386 [りく☆]
滝沢『ビビりだとぉ……オレは今の関係が崩れるのが嫌って言ってるんだ!!すべて言ってしまったら……今の用な生活おくれないんだぞ。一緒に通学したり、話したり、笑いあったり………』


卓也『何それ………結局逃げてるだけじゃねぇかよ。それで今の状況に苦しみながらも嫌われるよりましって言い聞かせて、満足しようとしてるだけじゃん!
けど結局は満足なんて出来ずに自分で自分の首絞めてんだよ!』

⏰:07/04/08 01:23 📱:SH903i 🆔:s3qgs0G.


#387 [りく☆]
珍しく卓也が口で勝っていた。あの気ままで自由人な卓也が……こんな事を言うなんて想像すらできなかった。


卓也『勇貴……逃げるなよ。』

滝沢『逃げてなんか……』

卓也『逃げてるよ。オレと全く同じじゃねえか。』

⏰:07/04/08 01:29 📱:SH903i 🆔:s3qgs0G.


#388 [りく☆]
卓也『オレだって逃げたさ……ビビってたさ。結衣に嫌われるのが嫌で、親友という関係でおさまる事に自分を満足させていた。
何より自分勝手に気持ちを伝えたら結衣を苦しめるような気がしたし…好きな人が苦しむ顔なんかみたくなかったから……自分が苦しむしかないと言い聞かせたよ。
けど結果は何も言えないまま……まぁオレが悪いんだけど。
そんな逃げてしまった自分を今すごく後悔してるんだ。だから勇貴にはオレのようになって欲しくない。

だから……辛いかもしれないけど逃げるなよ。

祥子の幸せを考えるのもいいけど………自分の幸せも考えてやれ。』

⏰:07/04/08 01:39 📱:SH903i 🆔:s3qgs0G.


#389 [りく☆]
 

こんな時何と言えばいいか…卓也も、滝沢もかなり感情をむき出しにしているため、オレの何気ない一言でまたキレてしまいそうな気がした。
そもそも2人がこんな風になってしまったのもオレが1番の原因だ。


滝沢はまだ立ったまま窓の外をみている

緊迫した空気がオレの部屋にたちこめていた。

⏰:07/04/08 12:41 📱:SH903i 🆔:s3qgs0G.


#390 [りく☆]
卓也『なぁ……勇貴』

滝沢『お前の言う通りかもな。

けど逃げるしかないんだよ。失うものが多過ぎる…』

卓也『勇貴……後悔するぞ』

滝沢『それはまだわからないだろ。もしかしたら……気持ち変わるかもしれないし。』

卓也『お前がアクション起こしたらな!』

滝沢『あぁ………とりあえず飲もう。』


どうやら解決したのか……解らないが二人共少し寂しげな笑みをうかべていた

⏰:07/04/08 12:56 📱:SH903i 🆔:s3qgs0G.


#391 [りく☆]
オレ『……焼酎でも飲むか?』

滝沢『やっぱ九州男児は焼酎だろ♪』


卓也『だな……。』


ビニール袋から焼酎を取り出し、グラスに注ぐ。


時計の針は2時を指していた。

⏰:07/04/08 13:09 📱:SH903i 🆔:s3qgs0G.


#392 [りく☆]
卓也『ところで……りくはさぁ、最近どうなんだ?』

一時間ぐらい飲み続けたぐらいに卓也がオレに話しをふってきた。


オレ『どぉって聞かれてもな……』

滝沢『卓也酔いすぎだって…』

卓也『よってねぇよ!真面目な質問じゃないか……結衣の事まだ引きずってんのかって?』

⏰:07/04/08 13:15 📱:SH903i 🆔:s3qgs0G.


#393 [りく☆]
オレ『それは……』

結衣の話をオレにふって欲しくなかった。
あの事故以来オレは結衣の事を口にしたことはなく…何も語ろうとしなかったのだ。それが普通なのかもしれないが。

滝沢『りく!答えなくていいぞ。その事はかたらなくていい。』


やはり滝沢は…オレの1番の理解者なのかもしれない

⏰:07/04/08 13:22 📱:SH903i 🆔:s3qgs0G.


#394 [りく☆]
 



卓也『バカヤロ!!!』


滝沢『どっちがバカだよ……。悪酔いしやがって』

時計は3時30分を示している。あれからずっとオレ達は飲み続け、卓也がついに酔いすぎて何を言いたいか全くわからず、手がつけられずにいた。

オレ『そろそろ寝るか?』

卓也『バカっ!今日はオールだよ♪』

⏰:07/04/08 23:22 📱:SH903i 🆔:s3qgs0G.


#395 [りく☆]
滝沢『……ダメだこいつは…』

卓也『てか、あの転校生かわいいよな♪なんか結衣に似てるし。しかも名前が勇貴と同じだからな……うける♪』


卓也は一人で爆笑していた

卓也『りくはあの優希って子どうなん?好みとか?今日みとれてただろ♪』


オレ『別に……興味ないし。』

卓也『オレ好みかも♪』

!!!!!

オレ『ダメだ!!!』

⏰:07/04/08 23:28 📱:SH903i 🆔:s3qgs0G.


#396 [りく☆]
突然オレが大声をだしたため、二人共かたまってしまった。

オレ『あっ……ぃゃぁ何となく卓也にはあわないと思って。』

自分でも何であんなに否定したのか、何であんなに感情をむき出しにしてしまったのか……

…オレはまだ優希を………

卓也『冗談だし♪好みじゃぁないよ。ただ…』

卓也は突然黙りこんだ

⏰:07/04/08 23:32 📱:SH903i 🆔:s3qgs0G.


#397 [りく☆]
滝沢『……卓也?』


"Ζzzzz"


滝沢『まじかよ……』

オレ『突然寝るとかありか……』

卓也は喋りかけたまま深い眠りにはいっていたのだ。仕方ないのでそのまま寝かせて、モーフをかけてやる。すると幸せいっぱいの笑顔で眠りに落ちていった。

⏰:07/04/08 23:38 📱:SH903i 🆔:s3qgs0G.


#398 [りく☆]
オレ『オレ達も寝るか?』

滝沢『あぁ…』

オレが寝る準備をしようと立ち上がったその時…

滝沢『なぁ……りく』

オレ『何だ?』

滝沢『………』

オレ『どうした……滝沢?』

滝沢『"ゆうき"って呼べないか?』

⏰:07/04/08 23:41 📱:SH903i 🆔:s3qgs0G.


#399 [りく☆]
オレ『………何だよいきなり』

滝沢『お前がオレを"ゆうき"と呼ばないのは……"彼女"が関係してるんじゃないのか?』

オレ『……違う』

滝沢『違うわけないだろ!屋上で彼女と会ったとき、お前はかなり焦っていた。…飛び降りようとしてたんだぞ。』

オレ『あれは……』

滝沢『そろそろ話してくれないか。
最近…特に"結衣の事故"があって、彼女が現れてからお前はおかしくなったぞ。昔のりくみたいだ』

⏰:07/04/08 23:47 📱:SH903i 🆔:s3qgs0G.


#400 [りく☆]
オレ『そんな事ない…』

滝沢『ぃゃ中学最初の頃に戻ってきている。結衣の事故も原因かもしれないけど、優希が1番の原因だろ?』

オレ『違う』

滝沢『頼むりく!何があったか話してくれ!最近お前が全くわからないんだ。もしかしたら力になれるかもしれない』

⏰:07/04/08 23:52 📱:SH903i 🆔:s3qgs0G.


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