〜運命のヒト〜
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#521 [りく☆]
オレ『あっ………悪い先に行ってて……後から行くよ』

そういってオレは走って学校に向かった。


…バカだなぁ


自分にかける言葉すらなかった。カバンを忘れるとは前代未聞だ。

⏰:07/05/07 00:38 📱:SH903i 🆔:vuhgSq/k


#522 [りく☆]
オレはなるべく急ぐため、来た道とは違う道を走っていった。

その道はいわば地元の人だけ知るような細い抜け道だ。

…この通路でいけば早くつく

そんな一心で走っていた。


!!!!!!

…やっべ!

オレは慌てて身を草むらに隠した。

この抜け道は……滝沢と祥子のいる公園を通らなければいけないのだ。


すでに公園には2人の姿があった。

⏰:07/05/07 00:46 📱:SH903i 🆔:vuhgSq/k


#523 [りく☆]
急に周りが静かになった…

もし少しでも音をたててしまったらオレの存在がばれてしまうほどの静けさだった。

そして

二人の会話も盗み聞きしたくはないが聞こえてくる




オレはじっと草むらに隠れたまま2人を見ていた

⏰:07/05/07 00:59 📱:SH903i 🆔:vuhgSq/k


#524 [りく☆]
 


滝沢『悪いな遅れて……』

どうやら今会ったらしい

祥子『ぃぃよ♪もとは私が呼び出したんだし』

滝沢『でも前の呼び出し断って今日にしたのオレだし…』

!!!!!

どうやら用があるのは祥子の方らしい…

⏰:07/05/09 00:19 📱:SH903i 🆔:R9cnKTkM


#525 [りく☆]
…何で祥子が滝沢を?


オレはカバンの事など頭から無くなって、気がつけば2人の会話に集中していた


滝沢『んで………何で呼び出したんだ?』


祥子『相談したいことがあってね…』


滝沢『相談?』


祥子『うん……』


沈黙が続いている

⏰:07/05/09 00:26 📱:SH903i 🆔:R9cnKTkM


#526 [りく☆]
祥子はしばらく黙ったまま下を向いていた。

ただ散った桜が風に舞う音だけが公園に響く

滝沢『またあの話か?』

相談の内容をさとったかのように滝沢が言った。


……あの話?


祥子はさらに黙りこんでしまった………どうやら図星らしい

⏰:07/05/13 01:16 📱:SH903i 🆔:pxxTA/Zo


#527 [りく☆]
滝沢『やっぱりそうか………』

ため息混じりに滝沢がつぶやいた。その表情には、どこか寂しげな感じがする。

祥子『あの話だけど………少し違うの』

ようやく祥子が口を開いた

滝沢『違う?……何が違うんだ?』


祥子『……何か……私もわからない』

⏰:07/05/13 01:20 📱:SH903i 🆔:pxxTA/Zo


#528 [りく☆]
滝沢『えっ?』

祥子の意味不明な発言に、滝沢は戸惑いを隠せていなかった。


…あの話とは何だ?


その疑問が頭に残る


滝沢『わからないって………どうしたらぃぃかわからないってことか?』

祥子『ぃゃ………ぅん』

珍しく祥子がはっきりしない

⏰:07/05/13 01:24 📱:SH903i 🆔:pxxTA/Zo


#529 [りく☆]
滝沢『………どうしたらいいかなんて……オレにはわからないって言っただろ?』

少し呆れたように滝沢が言った。

祥子『そんな冷たく言わなくても……』


祥子はただ下を向いて、地面に散っていった桜の花びらをけっていた。

⏰:07/05/20 00:18 📱:SH903i 🆔:LNr3MEuA


#530 [りく☆]
気まずい空気が滝沢と祥子を包む……

今までこの二人にこんな事があっただろうか。

オレはただ見守ることしかできなかった。


滝沢『あきらめられないんだろ?』

祥子『……』

滝沢『だったら……仕方ないんじゃないか?』

祥子『仕方ないって………そんな軽くいわないでよ』

滝沢『悪い悪い………軽く言った訳じゃないんだけどな。』

怒りそうな祥子をなだめるかのように滝沢は言った………

⏰:07/05/20 00:28 📱:SH903i 🆔:LNr3MEuA


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