〜運命のヒト〜
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#721 [りく☆]
祥子『何で卓也がここに?』

オレが持っていたのと同じ疑問を祥子が卓也にぶつけた。


卓也『りくに……用があってな。ちょっと家まで来てたんだ。

そしたら2人の話し声が聞こえてきて……しばらく階段で話しが終わるのを待ってたんだよ』


…オレに用?

卓也が一体オレに何の用があったのだろうか


こんなオレに…

⏰:07/08/05 00:49 📱:SH903i 🆔:3EH4JpDs


#722 [りく☆]
オレは卓也を見れずにいた。

やはりあの日言った事が今も頭に残って離れない…

あんなヒドいこと言ってしまったオレを、卓也は許してはくれてないだろう

⏰:07/08/05 00:51 📱:SH903i 🆔:3EH4JpDs


#723 [りく☆]
祥子『りくに…?』

卓也『あぁ…。こいつが学校にこないもんでな』


…オレを心配してくれてるのか?


オレには卓也の心理が全くと言ってもいい程わからなかった


卓也『ところで………さっきの話しはホントなのか?』

⏰:07/08/05 05:53 📱:SH903i 🆔:3EH4JpDs


#724 [りく☆]
卓也が少し顔の表情を真剣にしながら言う。

祥子『さっきの話って……やっぱり聞いてたんだ』


卓也『おっ……おぃおぃ!!変な勘違いするなよ。オレは別に盗み聞きする気なんてなかったんだからな』


あわてふためく卓也を見て、祥子から思わず笑みがこぼれる。

祥子『冗談だよ♪何れ卓也にも話す事だったし』

卓也『そっか…』

一呼吸して

卓也がゆっくり話しを始めた

⏰:07/08/05 06:02 📱:SH903i 🆔:3EH4JpDs


#725 [りく☆]
卓也『勇貴に会いたいんだろ?

オレ達もずっと勇貴を捜してるんだよ…。けどなかなか見つからない』


祥子『そっかぁ……』


落ち込むように祥子の顔が下を向く


卓也『だけど……』

祥子『何?』

卓也『居場所の予想はついている……』


卓也は少し悩んでいるように思えた。

滝沢が猛志先輩と一緒にいるなんて祥子が聞いたら、驚くだけじゃすまないだろう

⏰:07/08/05 06:10 📱:SH903i 🆔:3EH4JpDs


#726 [りく☆]
卓也『あいつは多分…今、猛志先輩と一緒にいる。


祥子『えっ…うそ?』

祥子はただ驚いている

卓也『ホントだ………この前一緒にいるのを見たんだ。4日前に2人でバイクに乗っているのを見たんだよ………それ以来勇貴を何処でも見てないから、恐らく一緒にいる』


卓也の発言に、まだ祥子は現実を受け止められてないようだった…

⏰:07/08/05 12:51 📱:SH903i 🆔:3EH4JpDs


#727 [りく☆]
しばらく沈黙が続いた

祥子はただ立ち尽くしていた。そんな彼女をオレはただ見ておく事しか出来なかった


卓也『とりあえず……ここで話していても仕方ないし、一旦家の中で話そう。』

ゆっくりと卓也が言う。

祥子はそんな言葉に遅れて反応し、ゆっくりオレの家に入っていった

⏰:07/08/05 12:56 📱:SH903i 🆔:3EH4JpDs


#728 [りく☆]
卓也『りく…』


祥子がいなくなった今……オレと卓也2人っきりだ。
何とも言えない緊張感が辺りを包む


卓也『お前に"あの日"何があったか知らないけど……何日も連絡なしに家に篭られたら心配するだろ。』

ため息混じりに言う

卓也『それと、"あんな言葉"二度と言うなよ』

卓也はオレをじっと見つめていた………しかしあんなことを言ったオレを彼は怒ろうとはしなかった

⏰:07/08/05 13:04 📱:SH903i 🆔:3EH4JpDs


#729 [りく☆]
オレ『……ゴメン』

久々に口を開いた

本当はいろいろ言わなきゃいけないのに……言葉にできない


卓也『気にするな!!

さぁ……早く入ろうぜ』


そぉ言いながらオレの肩に手を置く

その手には、少し力が入っていた…

⏰:07/08/05 13:08 📱:SH903i 🆔:3EH4JpDs


#730 [りく☆]
さらに卓也の手に力が入る……

そしてゆっくり口を開いた

卓也『"あの日"お前に何があったかは知らないし……お前が抱えている悩みもオレはわかることなんてできやしない。そして……オレ達の知らないお前の"過去"に何があったかもわからない……。

だからお前の力にはなってやれないのかもしれない

⏰:07/08/05 13:29 📱:SH903i 🆔:3EH4JpDs


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