きみを送る
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#111 [
]
「俺はない」
「僕はあります。幸子さん志乃くんを少しかります」
いやだーーー!!
「えっ…じゃ…あたし帰ろうかな…」
幸子は困った表情で俺とコウを見た。
「いや、コウを帰らせる」
「僕は帰りません」
なんて傲慢なやつだ!
:07/03/29 23:38
:SH901iS
:☆☆☆
#112 [
]
幸子は俺に微笑み、
「今度また来るから」
と言い、軽くコウに会釈して帰っていった。
玄関に残されたのは
俺とコウの
むさ苦しい男ふたり。
(まみとさきもいるが)
「話しってなんやねん」
俺はイライラした口調で話した。
:07/03/29 23:41
:SH901iS
:☆☆☆
#113 [
]
「イライラしないで下さい。脱童貞をする日が少し延びただけじゃないですか」
…なぜ童貞だと知ってる?
てかお前に関係ねーし!
「まみさんとさきさんも、少し外してもらえますか」
コウの言葉に、まみとさきはお互い顔を見合わせて
再度コウを見た。
:07/03/29 23:44
:SH901iS
:☆☆☆
#114 [
]
「外して下さいと言ってるんです。聞こえませんか」
コウはギロリと二人を見た
まみとさきは
脅えるような表情をし、
ふわりとどこかに消えた。
…こいつは何者だ!?
妖術使いか!?
「志乃くん、部屋に」
:07/03/29 23:46
:SH901iS
:☆☆☆
#115 [
]
こいつのわがままも
慣れ始めてきたな。
俺はコウを上がらせ
階段を上ろうとした。
「のどが渇きました。志乃くん、飲み物下さい」
………
前言撤回する。
慣れる事はない。
こいつのわがままは
予測不可能レベルだ。
:07/03/29 23:48
:SH901iS
:☆☆☆
#116 [
]
「…………」
「志乃くん」
「…はいはい」
俺はリビングへ向かおうとした。
「何がのみたいか、聞かないのですか?」
聞くかーー!!
出来れば何も飲ませたくねーよ!
:07/03/29 23:49
:SH901iS
:☆☆☆
#117 [
]
「お茶しかない」
「……まぁ、いいです」
何その偉そうな口調!
ほんまはジュースがのみたいとか言いそうな口ぶりやな。
「ジュースが飲みたかったのですが」
言ったーー!!!
「まぁ、お茶でもいいですけどね」
……むかつく
:07/03/29 23:52
:SH901iS
:☆☆☆
#118 [
]
俺はリビングに向かい、
お茶をとり、
部屋に向かった。
部屋のドアを開けると
涼しげな表情で窓を空け
たばこを吸っているコウがいた。
「ありがとうございます。そこに置いといて下さい」
何くつろいとんねん!!
俺はこめかみに青すじが立った事を予感した。
:07/03/29 23:54
:SH901iS
:☆☆☆
#119 [
]
「…で?話しって?」
俺はベットにドスンと腰掛けて言った。
「ああ、先程田中くんをみました。やはり…」
窓の外を眺めながら
コウが眉間にしわを寄せた
「まみさんは田中くんと知り合いです。間違いありません」
:07/03/29 23:57
:SH901iS
:☆☆☆
#120 [
]
「…なぜそう思う」
「田中くんを見た時の、まみさんの態度は異常です」
俺はさっきの恵司の言葉をコウに言うか迷った。
「彼女、もう一年近く下界にいるでしょう?」
「え…ああ」
「危険です」
「まみがか?」
コウは溜め息をつき言った
「いえ、田中くんが」
:07/03/29 23:59
:SH901iS
:☆☆☆
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