きみを送る
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#211 []
俺はコウを引き連れて
家についた。

「お邪魔します」

…ほんまにな。

「志乃くん、ジュー…」
「ありません。お茶しかありません」

コウはムスッとしながら

「じゃあ、お茶を」

と言った。

…相変わらず生意気…

⏰:07/03/31 01:31 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#212 []
お茶を取り、部屋に戻ると

この前のように
くつろいだ姿のコウが目に入った。

…イライラ

「志乃くん」

「なに」

「先日、僕ジュースが飲みたいと言いましたよね?」

「だから?」

「普通、ジュース用意しておきませんか?」

⏰:07/03/31 01:33 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#213 []
「なぜ」

「僕が飲みたい、と言ったからです」

…この世界はお前中心に回ってるのか?

「次からはジュース、用意して下さいね」

次もあるの…?

「何のジュースやねん」

「野菜生活を」

ジュースのうちに入るのか!?

⏰:07/03/31 01:36 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#214 []
「最近野菜不足でイライラしてしまいます」

俺は最近お前のせいでイライラしてます。

「そういえば…」

コウは部屋を見渡した。

「今日はさきさんと…りえさんいないんですか」

「知るか」

「冷たいですね」

お前に言われたないわ!

⏰:07/03/31 01:39 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#215 []
「…りえって…?」

さくらが口を開いた。

「コウ…りえって……」

コウはさくらをギロリと睨み、さくらは黙ってしまった。

「?」

りえが何だ?

「どうしたん?」

「何もないです」

⏰:07/03/31 01:41 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#216 []
「ところで、何を着ていきますか?」

「どこに」

「パーティーですよ」

こいつ…
楽しみにしすぎちゃうか?

「タキシード」

俺はイヤミたっぷりに言った。

「…志乃くん似合わなさそうですからやめた方がいいですよ」

⏰:07/03/31 01:44 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#217 []
…イライラ

「僕はスーツがいいです」

「ありません」

「では何を」

「Tシャツとジーパンでえーやろ!」

コウは目をまんまるに見開いた。

「…パーティーらしくないふだん着ですね」

お前はどんなパーティーを予想してるんや!

⏰:07/03/31 01:47 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#218 []
夕方になり、
俺とコウ(と、さくら)は
瑠美先輩の家に向かった。

「コウ…ここ…すごい!」

さくらは目をキラキラさせながら瑠美先輩の家を見つめる。

「はい。やりがいありそうですね」

心なしかコウの表情も明るい。

……なんや…?

⏰:07/03/31 01:53 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#219 []
「では、準備はよろしいですか?」

「万全です!」

「…………」

「志乃くん、掛け声を」

「なんの」

「準備万全の」

「だからなんの準備…」

「ではまいります」

何が始まるのだ!?

⏰:07/03/31 01:55 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#220 []
インターホンを鳴らし、
瑠美先輩がでてきた。

「いらっしゃい!入って」

ニコニコした瑠美先輩に
俺たちはリビングに通された。

…な……なんだこりゃ…

霊、霊、霊のオンパレード

むしろ霊と人間の区別がつかんほど人が溢れかえっている。

⏰:07/03/31 01:57 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


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