きみを送る
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#227 [
]
「せっかくのパーティーがぁ〜…」
うなだれる瑠美先輩の背後に、ニヤリとした男の霊が近づいた
「危ない!!」
俺はとっさに瑠美先輩の腕を掴み引き寄せた
男の霊は俺に向かって突進してきた。
「どうすんねんコレ〜!」
:07/03/31 02:20
:SH901iS
:☆☆☆
#228 [
]
「志乃くん、負けないで下さい」
他の霊と絡まり合うコウが俺に向かって言った。
「どうやって勝つねん!」
「首の後ろを押すの!」
瑠美先輩が俺に向かって叫ぶ。
首の後ろ〜??
:07/03/31 02:22
:SH901iS
:☆☆☆
#229 [
]
俺はその男の首の後ろに手を回す。
が、俺の手は男の身体をすりぬける。
「無理やし!」
「一部分だけ、押せるところがあるの!」
一部分て!!
わかるかい!
俺は必死で男の首をまさぐる。
:07/03/31 02:24
:SH901iS
:☆☆☆
#230 [
]
…あった!!
一部分だけ、
触れる部分があった。
俺はそこをグリッと押した。瞬間、
男から光が放たれ、消えた
「やっつけた!!」
俺はこの上ない達成感を味わった。
「よくできました。が、まだまだいますよ。頑張って下さい」
:07/03/31 02:26
:SH901iS
:☆☆☆
#231 [
]
まだまだいるだと?
もう嫌だ。
てか………
俺は周りを見渡した。
周りの人間(生きている)は俺とコウと瑠美先輩を
不思議な顔つきで見ている
………最悪や
「志乃くん、ボケッとしないで下さい」
俺には霊が見えるが
はたから見ると
コウが一人で悶えているように見えるだろう。
…恥や………
:07/03/31 02:29
:SH901iS
:☆☆☆
#232 [
]
「…俺はもう…戦わん…」
「…あなたはベジータですか」
(ドラゴンボール35巻125ページ参照)
「ぐえっ!!」
またもやふいをつかれ、
俺は霊に首を絞められた。
「…志乃くんは本当に世話がかかります」
:07/03/31 02:32
:SH901iS
:☆☆☆
#233 [
]
苦しむ俺を見ながら
コウが淡々と話す
助けろや!
「志乃くん頑張ってや〜」
さくらがニッコリと笑い、
俺から霊を剥がして
死者送り(?)をしてくれた
「…ありがと」
「楽しんでる〜?」
「…まったく」
:07/03/31 02:36
:SH901iS
:☆☆☆
#234 [
]
「そのうち楽しくなるで〜頑張ってな〜!」
そう言ってさくらは
ふわふわと他の霊のところに行った。
楽しくなる…?
んなわけねーやろ
俺たち白い目で見られてんねんで?
気付かんのかよ…
「もう帰りたい…」
「わがままいわないで下さい。早く帰りたいならば、早くゲームに勝つ事です」
:07/03/31 02:38
:SH901iS
:☆☆☆
#235 [
]
それから1時間近く
俺たちは霊と戦った。
「全滅〜!楽しかった〜」
無邪気にはしゃぐさくら。
「今回は少し疲れました」
淡々と話すコウ。
「死者ゲーム久々やわ〜」
ニコニコ笑う瑠美先輩。
「…………」
:07/03/31 02:42
:SH901iS
:☆☆☆
#236 [
]
「お疲れ様です志乃くん」
「…………」
「どうされました?」
部屋には
すでに俺達三人(四人)しか残っていなかった。
明日から俺達は
《変人トリオ》と呼ばれる
間違いなく
:07/03/31 02:43
:SH901iS
:☆☆☆
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