きみを送る
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#417 []
俺の目に入ってきたのは…

「…何してるん……?」

「それはこちらのセリフです。何しに来たんですか」

目の前には
ベットの上で目をつむっているさき(えみ)。
さき(えみ)に馬乗りになっているコウ。

一見、今からやっちゃう風景だが……

「そのロープは…?」

⏰:07/04/03 13:08 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#418 []
コウの手には
赤い色をしたロープのようなもの。

「縛るんです。志乃くん手伝いますか?」

縛るってーー!?
こいつにSMの趣味があったとは…!!
つか、ノリノリやん!

「コウ!!」

俺はコウに向かい怒鳴った

「なんですか大きな声出さないで下さい」

⏰:07/04/03 13:10 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#419 []
「…あんなさんはお前の元カノか…」

「……………」

「あんなさんが泣いてる」

「……………」

「まだ…お前のことが…好きみたいや」

「………なぜ」

「お前がセックス宣言したあと泣いてたから!」

⏰:07/04/03 13:13 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#420 []
「…………ほう」

コウは手に持っているロープをくるくると回しながら天井を見上げた。

「その推理…」

……推理!?

「残念ですが外れてます」

……え?

「あんなと僕は付き合った事などありません」

⏰:07/04/03 13:16 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#421 []
なんだと!?
ほな俺の推理は…

「志乃くんの思考回路は単純すぎます」

ニヤリと笑い、コウはさき(えみ)の髪に自分の指を絡ませた。

「志乃くん、見て行きますか」

「…なにを」

「僕たちの行為を」

俺はピシャリと扉を閉めた

⏰:07/04/03 13:19 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#422 []
保健室の前の廊下には
まだあんなさんが立っていた。

「…コウ…は?」

「中におるけど…」

「そう……」

「……………」

「……………」

沈黙。

き…きまずい……

⏰:07/04/03 13:22 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#423 []
「あんなさんは…」

沈黙にたえれず、
俺は口を開いた。

「コウとどんな関係なんですか…?」

俺の問いに
あんなさんは顔を歪ませた

「コウとわたしは…」

コウとわたしは…?
ゴクリ

⏰:07/04/03 13:24 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#424 []
《ガシャーーン!!》

「!?」

保健室から
物凄いでかい音で
何かが割れる音がした。

「なんやあ!?」

コウのやつ…
激しすぎやろ…!!

俺の思考をよそに
あんなさんは溜め息をついた。

「…やっぱり…霊なのね」

………はい?

⏰:07/04/03 13:27 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#425 []
「え…?今なんて?」

「霊が…いるんでしょ?コウと一緒に」

………いますけど

「なんでわかるん!?」

「わたしとコウは、幼なじみなの」

お…幼なじみ?

「昔からコウには霊が見えてたけど…やっぱり…」

⏰:07/04/03 13:30 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


#426 []
あんなさんは
保健室の扉を開いた。

俺も後に続き、
保健室に入る。

「!?…な……何をやってるんや……」

ベットの上には
えみが寝そべっている。

そして…

「え〜〜ん!志乃〜!助けてよお〜!!」

「暴れないで下さい」

目の前には
ロープで縛られたさき。

⏰:07/04/03 13:34 📱:SH901iS 🆔:☆☆☆


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